おはようございます。月曜日です。
週明けはリスクオンのドル売りで始まっています。
今日は、先週に強い状態で終わった株価指数から見てみます。
NYダウ
NYダウ(WEEK)
先週は最高値を更新しました。ローソク足も陽線で強い状態を保っています。急落して週足で弱気パターンを形成しない限りは今後も上方向を考えておくと良さそうです。いくつかのクロス円で弱気な兆候が見られる点は気になりますが、あえて相関は考えないでおきます。
NYダウ(DAY)
一時は長めの上ヒゲをつけましたが、現時点では強い状態を保っています。RSIを見てもダイバージェンスがないので、まだ上値余地はありそうです。
NYダウ(4H)
高値圏ではフラットの調整パターンを形成しており、既にブレイクしている可能性が高いです。短期的な上下動はあるとは思いますが、高値更新を考えるのが妥当そうです。
日経225
日経225(WEEK)
ダウより元気です。こちらも中長期でまだ上値余地がありそうです。週足で急落して弱気パターンを形成しない限りは上を見ておくと良さそうです。
日経225(DAY)
現時点で反落の兆候はないので、ダウと同様に高値を更新する可能性を考えておくと良さそうです。兆候なしに急落することもあるので、もし大きな陰線が付いた場合は柔軟にシナリオ変更するのが良いです。(これを言っていたらきりがないですが。)
日経225(4H)
高値更新に向けて増進するシナリオです。調整時のトレンドラインをリトライする程度の調整はあるかもしれません。急落の場合は注意です。
ドルインデックス
ドルインデックス(WEEK)
先週は小さな陽線でした。この調子だと、やはり上のグレーの価格帯まで戻すのは難しそうです。既に調整は終わっていると考えるのが妥当です。
ドルインデックス(DAY)
日足で見ると少し難しくて、図に示したように二つのシナリオを考えておいた方が良さそうです。
ドルインデックス(4H)
より詳しく示すとこんな感じです。徐々に下に勢いをつけてきてはいますが、RSIを見ると早い段階でダイバージェンスがつきそうです。よって、安値を更新する前にいったん反発する動きがありそうです。そして、ボトムからの上昇は強く日足では包み足になっていました。よって、強く上昇する場合はジグザグでFR61.8%を達成に行く可能性も出てきます。今後は上昇したときの勢いに注目で、緩やかならフラット、強ければジグザグというシナリオを想定しておくと良さそうです。
ドルインデックスを見る限りだと、短期的にはドルはやや大きく上下動しそうな印象です。
USD/JPY
USD/JPY(WEEK)
先週は上ヒゲ長めの陽線になりました。強気ではありませんが、ここから一気に安値を更新に行くのも難しそうな形です。少しの間は乱高下する可能性に注意しておいた方が良さそうです。
USD/JPY(DAY)
あえて日足でシナリオを考えるとしたら図に示したような動きです。ドルインデックスのシナリオとほぼ同じです。
USD/JPY(4H)
下落中です。そこそこ勢いがあるのでFR61.8%下までは到達しそうです。その後は上昇するシナリオですが、上昇の勢いによって次のシナリオが変わってきます。緩やかならフラットからの続落、急ならジグザグからの続落です。ドルインデックスと同じです。
USD/JPY(1H)
短期では青で示したように下落トレンドです。直近でボトムにダイバージェンスがついていますが、価格帯的に中途半端な上に、もう少し下落するとダイバージェンスは解消されそうです。図に示したようにまだ青色のトレンドが続く可能性を考えておくと良さそうです。
GBP/JPY
GBP/JPY(WEEK)
先週末にも解説しましたが、結局は長い上ヒゲの状態で週足が完成しています。ジグザグで高値をリトライしFR61.8%を達成しているように見えることから、ここから下落に転じる可能性は考えておく必要がありそうです。ただ、あくまで週足レベルの動きです。
GBP/JPY(DAY)
日足レベルでの下値余地はピンクのFR61.8%~トレンドラインと考えておくのが妥当です。ピンクで示した動きはジグザグの可能性が高そうとはいえ上昇トレンドだからです。
GBP/JPY(4H)
トップからそこそこ強い勢いで下落してきて安値圏にとどまっています。よって、浅く調整して続落する可能性を考えておきます。FR38.2%やセンターライン付近が目安です。PivotR1もあります。
GBP/JPY(1H)
ただ、1時間足を見ると浅い調整ではダイバージェンスがつきそうにありません。よって、FR38.2%とFR61.8%の二段階に構えておいた方が良さそうです。
ビットコイン
ついでにビットコインも載せておきます。
BTC/USD(DAY)
日足のシナリオは先週から変わっていません。現時点でダイバージェンスがついていますが、下落の勢いが緩やかな上にもう少し下落すればヒドゥンダイバージェンスがつきます。あと1回の高値更新は考えられそうな状況です。
BTC/USD(4H)
4時間足ではトップをつけて以降ゆっくりと下落中です。既にFR38.2%手前の価格帯は達成しているので反発してもおかしくはありませんが、現時点で反発の兆候はありません。よって、FR61.8%までの下値余地を考えておく必要がありそうです。
BTC/USD(1H)
1時間足では、直近で緩やかに上昇した後は下にブレイクしていて、現在リトライ中に見えます。4時間足のシナリオと合わせて考えると図のようなシナリオになりそうです。短期の調整が続きそうという状況です。
ビットコインの解説は、準備ができ次第MT5のチャートを使う予定です。
今日は以上です。
それでは今週も頑張りましょう♪