マーケット分析20200511

マーケット分析

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こんにちは~。週明けです。
先週末の雇用統計が市場予想を上回る強い結果となったことで、過剰に織り込んだリスクオフの巻き戻しが発生しています。ただし、あくまで市場予想と比べて強かったというだけで、その数値だけを見ると歴史的に悪いものです。しばらくは強いリスクオン相場になることは考えにくいです。現在の上昇は調整である可能性を考えておくと良さそうです。今日はダウから見てみます。

NYダウ

NYダウ(Month)
念のため月足も載せておきます。シナリオは以前から変わりません。

NYダウ(DAY)
ボトムから上昇中です。初動は強めでしたが、徐々に勢いが低下しています。高値切上げが小さく調整が深くなっています。この調子で上昇したとしてもFR61.8%上では上値を抑えられる可能性が高そうです。まだRSIにダイバージェンスがないので上値余地はありそうです。上値ターゲットFR61.8%と考えて短期で押し目買いの戦略も場合によってはありですが、中長期では上で売りを検討したい動きです。短期足は省略します。

ドルインデックス

ドルインデックス(Week)
ここ数週間はほとんど横に推移しています。センターラインで上値を抑えられつつあるので上値は重そうです。下落するとFR61.8%下の価格帯がターゲットになりそうです。

ドルインデックス(DAY)
三角形の内部で推移している状況です。ここをブレイクするとそこそこ大きく下落しそうですが、何らかの材料がないと大きな動きにはなりにくいです。FRBの追加緩和など為替相場に直接影響する材料があれば動く可能性は十分にあるので、今後の要人発言等には注意です。

ドルインデックス(4H)
安値圏で乱高下しています。ローソク足だけを見ると反転パターンになっていますが、急落後の動きであることとRSIにダイバージェンスがないことを考えると図に示したようにまだ下をトライに行く可能性の方が高そうです。短期足は省略します。

USD/JPY

USD/JPY(DAY)
オレンジ色で示したように緩やかに下落中で、直近では反発気味です。現時点ではこの反発は調整の可能性が高いので、戻り売りを検討できそうです。中期の下値ターゲットはFR61.8%下です。

USD/JPY(4H)
ボトムからの上昇ですが、途中からやや勢いを増しています。RSIにダイバージェンスがつきやすいので基本的には戻り売りですが、着色した高値を上に抜けた場合はいったん様子見に変えた方が良さそうです。この図ではトレンドの判断が難しいので2カ所にフィボナッチリトレースメントを引いています。

USD/JPY(1H)
短期的には強いのでまだ上値余地はありそうです。ただ、既に小さいFR61.8%上の価格帯に入っていることもあり買いは短期と考えるのが安全そうです。

今日は以上です。短期的にはやや難しい動きです。難しい相場でも、ドル円で解説したように分岐点を明確にしておくと対応しやすいです。
それでは今週も頑張りましょう♪

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