おはようございます。金曜日です。今日は早めの解説です。
イギリスの指標が多い一日です。そして深夜にはそれほど重要じゃないけどなぜかよく動くミシガンがあります。
週末前なので主に短期に着目して解説します。
普段はドル円を最初に載せますが、今のドル円は短期で少し分かりにくいので省略します。日足レベルのシナリオは変わっていないので、気になる方は前回の記事をお読みください。
EUR/USD
EUR/USD(4H)
ボトムから強い初動で上昇してきましたが、徐々に勢いを失い二度目のダイバージェンスをつけトップに包み足に近いパターンが形成されています。そろそろ一旦下落する可能性を考え始めた方が良さそうです。ドルストレートの中で唯一と言っていいほど強くなれない通貨だけに、対ドルで売るとしたらユーロは良いと思います。
EUR/USD(1H)
1時間足ではトップに2BARのようなパターンがが形成されていて、その後の上昇が緩やかです。トレンドはまだ上ですが、既にトップをつけておりトレンドが終わる可能性を考え始めてもよさそうです。下落した場合の下値ターゲットですが、今日のうちにポジションを閉じることを考えて、大きくてもPivotS2までと考えておきます。S3となるとFR38.2%の下になるので今日中に到達するのは難しそうなためです。(早朝なのでPivot未更新。更新されたら確認)
EUR/USD(15M)
超短期ではもう少し上値余地があるかもしれませんが、短期足ほど動きが粗いのであまり気にしなくてもよいかもしれません。仮にこの辺りからトップのやや上にストップを置いてエントリーしたとして、PivotS1でリスクリワード1以上を確保でき、S2達成でリスクリワード2を超えます。エントリーする条件は満たしていると考えて良さそうです。
GBP/USD
GBP/USD(4H)
ユーロと対照的で強い通貨です。こちらは週足~短期足まで上昇トレンドです。単純に押し目買いを狙いたい通貨ペアです。現在調整中でセンターラインやFR38.2%手前の価格帯にあります。そろそろ続伸してもおかしくなさそうです。
GBP/USD(1H)
上昇した場合の上値ターゲットですが、ユーロと同様にPivotを目安にするのが良さそうです。(先ほどのユーロドルの解説でPivotを載せましたが、まだ更新されていないので日付が変わって確認してください。)
今夜はイギリスの指標が多いので、それがきっかけになる可能性があります。時間を把握しておくと良いです。
EUR/GBP
EUR/GBP(4H)
長期でH&S成立中の通貨ペアです。そのターゲットはずっと下ですが、今日は短期に着目して解説します。青のトレンドに着目して、直近で調整中です。その調整パターンですが、現時点ではフラットと考えるのが良さそうです。もし更に上昇してFR61.8%上を達成しても上で売る戦略が良さそうです。
EUR/GBP(1H)
直近でトップにRSIダイバージェンスと2BARになっています。既にトップをつけた可能性が高そうです。この通貨ペアもターゲットはピボットを目安にするのが良さそうです。ただ、弱いユーロと強いポンドの組み合わせで、しかも長期でH&S成立中です。思いのほか大きく下落するかもしれないという意味では注目の通貨ペアです。
ビットコイン(BTC/USD)
BTC/USD(DAY)
日足でRSIにダイバージェンスがつきました。続伸すれば解消されるので反落の可能性を考えるのは時期尚早です。ただ週足でもダイバージェンスがついている状況だということは覚えておきましょう。
BTC/USD(4H)
トレンドを着色して整理します。青のトレンドに着目すると、直近で高値の更新幅が小さいです。ただし、これはランニングフラットや拡大型フラットを形成中とも考えられます。ピンクのトレンドに着目すると、調整した場合はだいたいグレーの価格帯が調整終了の目安になりそうです。どちらにしても押し目買いを狙いやすいです。急落して大陰線ができる場合を除いて基本的に買い検討で問題なさそうです。
BTC/USD(1H)
短期ではRSIダイバージェンス&弱気パターンになっています。このパターンになるとそのまま上昇するのは難しい場合が多いです。やはりやや大きめの調整に入る可能性を考えた方が良さそうです。オレンジ色でランニングフラットのシナリオを描いています。買いが強いビットコインなので下値ターゲット未達成で反発することも多いです。その辺は臨機応変に対応すると良いです。
今日は以上です。
週末前なのでできるだけ短期でポジションを閉じられるよう考えてエントリーすると良いです。特にポンドは夕方に指標がたくさんあるので、それまでに分かりやすいパターンがなければエントリーを見送るなどした方が良いかも知れません。
それでは頑張りましょう♪
良い週末を!