FXで、ある方法を使えばハイリスクトレード（≒ギャンブル）の損失をゼロにできる、という記事です。中級者以上の方ほど今までの常識が覆るかもしれません。
- 損切りをしても損失額がゼロになる口座があるらしい
- 積極的すぎる運用が可能で、1日で証拠金比4倍超の含み益を達成した写真あり
- リスクフリー口座は、海外FXブローカーXMの仕組みを利用したもの
- 中級者以上の方に向けた記事なので初心者の方は真似しないように
僕が作る記事の中では珍しく「攻略」や「裏技」に近いです。ちなみに、この方法は海外FXブローカーのXMでのみ通用します。また、XMは最新のトレードアプリMT5に対応しておりトラックレコードの作成が簡単という点でもオススメです。
この記事は序章が長めです。序章を飛ばして本編を読んでも良いですが、序章にも大切なことを書いているので全て読むことをお勧めします。
序章1 人に教えることができる模範的なトレードとは
こんなタイトルにしてしまったので、誤解されないために最初に説明しておきます。
必ず資金管理をしましょう
僕が普段から教えているトレードのスタイルを簡単に述べると『徹底した資金管理のもとでトレードを行い、資産をコツコツ増やしましょう』ということです。そして、すごく端的に言うと『短期爆益は悪、チリツモこそ正義』ということです。（ここまで言ってしまうと語弊がありますが･･･。）つまり、1回あたりの利益は決して大きくなくても、そして例えば「3歩進んで2歩下がる」ように勝敗を繰り返しても、それらを丁寧にコツコツ積み重ねてゆくことにより最終的な利益を大きくしましょうということです。確かにこれは大切なことですし、総合的に勝ち続けるために必要不可欠な考え方です。この考えがなければいずれ大損失を被ります。多くのトレーダーが消えたスイスフランショックを思い出すのです。僕たちは「いつか起こることは必ず起こる」という考えのもとで安全にトレードするのです。
トレード初心者の方や、資金管理に関する知識が不十分な方は、まず以下のリンク先の記事をご覧ください。
序章2 多くのトレーダーが経験したビギナーズラック
FXを始めたばかりの初心者のころ、訳も分からず持ったポジションで幸運にも大きな利益を上げてしまったという経験のある方は多いと思います。そして、ビギナーズラックを経験したほぼすべてのトレーダーが後に大損失を経験するという流れはすごく普通で、誰もが通る道と言っても良いかもしれません。
ビギナーズラック後の大損失が分岐点
ビギナーズラック後の大損失は、トレーダーにとって大きな分岐点です。
- あるトレーダーは撤退し
- あるトレーダーは何度も『ビギナーズラック』を求めて入金を繰り返す永遠の初心者となり
- あるトレーダーは失敗から資金管理の重要性を学習し徐々に中級者に近づいてゆく
そして今、あなたはこの記事を読んでいます。
序章3 あなたが中級者になって失ったもの
安定して勝ち続けるためには資金管理が必要だというのは事実です。しかし、ビギナーズラックでは資金管理を知らないからこそ短期間で多くの利益を得ることができたというのもまた事実です。資金管理を徹底したときの『安定した勝利』と、ビギナーズラックの『短期間での大儲け』は残念ながら両立できません。両者はトレードオフの関係にあるのです。
短期間での大儲け
トレードというのはリスクが大きいほどリターンも大きくなるというのは皆様ご存じだと思います。そう、あなたが資金管理を覚えて失ったもの。中級者になって失ったもの。それは『短期間での大儲け』です。
序章4 もし、リスクをゼロにできるとしたら
夢のような話かもしれません。しかし実現できるのです。
分かりやすく乗物に例えてみよう
あなたは毎日できるだけ多くの距離を移動したい。その手段として次の選択肢があるとします。
- 乗物A：30km/hで進むことができる。あなたが事故に遭う確率は50%で、もし事故しても軽傷で済む。
- 乗物B：600km/hで進むことができる。あなたが事故に遭う確率は10%で、もし事故したら確実に死亡する。
あえて両極端な選択肢にしています。あなたはどちらを選びますか？
死にたくない方は『乗物A』を選ぶことだと思います。
では、次の場合だとどうでしょう。
- 乗物A：30km/hで進むことができる。あなたが事故に遭う確率は50%で、もし事故しても軽傷で済む。
- 乗物X：600km/hで進むことができる。あなたが事故に遭う確率は10%で、もし事故しても全くの無傷で済む。
『乗物B』が『乗物X』に変化し、事故しても死なない乗物になりました。
トレードの話に戻そう
ご存じの通り、僕が推奨しているトレードは『乗物A』に該当します。そして、僕がこれから説明したいのは、FXトレードにおける『乗物X』の作り方です。
あなたは『乗物X』を作ることにより、劇的に資金効率を上げることができるのです。『乗物X』というのが記事タイトルにあるリスクフリー口座のことです。ただし、リスクフリー口座は正しい知識を得た方でないと使いこなせません。知識のない方がこの方法を知ったとしてもギャンブルのレパートリーを増やすだけになってしまいます。
序章5 短期間で大儲けするために必要なもの
まとめてみます。
ハイレバ
海外FX特有のハイレバレッジをフル活用します。XMの場合は最大レバレッジが888倍です。このハイレバレッジを有効に活用するのです。ただし、保有口座の合計資産が$20,000（約200万円）を超えると最大レバレッジが200倍にダウンし、更に$100,000（約1,000万円）を超えると最大レバレッジが100倍にダウンします。それでも十分ハイレバです。
テクニカル
エントリーするためには根拠が必要です。ビギナーズラックを経験した頃とは違い、現在のあなたにはテクニカルの知識があるはずです。根拠に基づき狙いを定めてエントリーできるはずです。もちろん、それでも勝率100%は不可能です。だからこそリスクフリー口座が必要なのです。テクニカルの知識がない方はお勉強しましょう。
証拠金
トレードするためには証拠金が必要です。ただし、大切なお金を入れてしまった時点でリスクフリー口座ではなくなってしまいます。ここを工夫するのです。そして、上述のハイレバレッジを活かすため、あまり多くの証拠金は必要ありません。
【ここから本編】 リスクフリー口座の作り方
いよいよ本編です。
XM追加口座の作成
普段のトレード口座とは別に、追加口座を作成する必要があります。なぜなら、リスクフリー口座で使う証拠金は、普段のトレードから発生する副産物である 『 XMポイント』のみだからです。メインの口座と分けなければなりません。XMにログインして追加口座を作成しましょう。追加口座の作り方が分からない方は以下の記事をご覧ください。
開設し終わったら必ず、メイン口座の番号と、リスクフリー口座の番号をメモしておいてください。
（XMの口座をお持ちでない方）
この記事で紹介しているリスクフリー口座は、海外FXブローカーXMの仕組みを上手く利用したものです。まずはこちらからXMに新規で口座を開設し、その後でこの記事に戻ってきてください。新規口座の開設方法が分からない方は以下の記事をご覧ください。
証拠金はXMポイントのみ
XMポイントはトレードすると自動的に貯まっており、会員ページから確認することができます。確認方法は次の手順で詳しく説明します。
XMポイントをリスクフリー口座へ移動させる
XM会員ページに、リスクフリー口座の番号でログインしてください。ログインしたら、どの口座番号でログインしているかを再確認してください。
もしリスクフリー口座以外の口座でログインしている場合、XMポイントがその口座に入ってしまいます。そうするとその口座の証拠金額がポイントで水増しされるだけで、有意義な使い方はできません。XMポイントはリスクフリー口座専用のポイントと考えるのが良いです。
XMポイントの確認、移動方法（PCの場合）
手順1：リスクフリー口座の番号でログインできているかを確認する
手順2：右上「ロイヤルティポイント」をクリックする
手順3：左側の「今すぐ交換」をクリック
※図にも書いてある通り円換算で10,000円分以上のポイントが貯まってから交換するのがオススメです。
XMポイントの確認、移動方法（スマートフォンの場合）
手順1：リスクフリー口座の番号でログインできているかを確認する
手順2：左上「メニュー」をタップする
手順3：図の辺りをタップする
手順4：「ロイヤルティポイント」をタップする
手順5：下にスクロールし、上側の「今すぐ交換」をタップする
※図にも書いてある通り円換算で10,000円分以上のポイントが貯まってから交換するのがオススメです。
準備完了
これでリスクフリー口座の完成です。リスクフリー口座で損切して失うのはXMポイントのみなので、思う存分に無茶なトレードができます。リスクフリー口座の残高がゼロになる頃には既に10,000円分以上のXMポイントが貯まっているとなお良いです。（メイン口座の証拠金額やトレード頻度によって獲得できるXMポイントが変わります。）
実際の使用例
強いトレンドが発生したときのGBP/AUDのチャートを例に挙げます。ダブルトップ成立でターゲットを目指して下落するシナリオのものです。定番的なチャートパターンが出現したときや、強いトレンドが発生したときはリスクフリー口座の出番です。リスクフリー口座の場合はストップを入れる必要がない（損切りは強制ロスカットのみ、しかも実際の損失はゼロ）ため、ターゲットが定まった段階でエントリーしてもOKです。ポジション量はとりあえず限界近くまで持てば良いです。
リスクフリー口座の証拠金額：9,560円（開始時）
現時点での利益額：2,678円
ダブルトップ成立の段階で0.3LOTのショートを持っています。ターゲットを達成時の利益は約17万円となります。
現時点での利益額：43,250円
翌日の夜です。調整があったのでポジションを0.1LOTだけ追加しています。リスクフリー口座では調整の度にピラミッティングもしやすいです。今回の調整でポジションを増やしたので、ターゲット達成時の利益は21万円を超えます。十分な利益です。しかも強制ロスカットになっても損失はゼロなのです。
テクニカル的なターゲット達成で決済する以外に、「証拠金比～倍達成で出金」など何らかのルールを決めておくと良いです。
ちなみに、この後にポジションを追加しすぎて強制ロスカットとなりました。しかしそれで良いのです。なぜならリスクフリー口座だからです。
メイン口座で資金管理を徹底してトレードしているからこそ、リスクフリー口座は積極的すぎる運用方法で全く問題ないのです。しっかりと使い分けましょう。
普段のトレード口座と並行して運用しよう
リスクフリー口座で得た利益は、メイン口座へ移してコツコツ運用の足しにします。
損切になっても損失ゼロの口座で大きな利益を上げられる可能性があるのがリスクフリー口座です。ぜひ上手く活用しましょう。そして普段のトレード口座では必ず資金管理をしてください。
メイン口座（総合的に勝つためのコツコツ口座）
徹底した資金管理のもとでトレードしましょう。月利15%もあれば十分すぎるほどです。普通にトレードしていると、どんどんXMポイントが貯まります。
リスクフリー口座（短期間で大儲けするための口座）
XMポイントで勝負に出ましょう。失敗しても全く損失はありません。遠慮なくリスクを取り一攫千金を狙いましょう。一攫千金できたらそのお金をメイン口座へ移動させましょう。証拠金が無くなったらXMポイントを追加しましょう。
XMポイントを貯めるために必要な知識
『マイ・ロイヤルティ・ステータス 』は自然に上がるので何もしなくてOK
これは簡単に言うとポイント会員のランクのことです。会員ランクが上がるほどもらえるXMポイントも増えます。
- Executive レベル = 1ロット（＝10万通貨）ごとに10 XMP
- Gold レベル = 1ロット（＝10万通貨）ごとに13 XMP
- Diamond レベル = 1ロット（＝10万通貨）ごとに16 XMP
- Elite レベル = 1ロット（＝10万通貨）ごとに20 XMP
このように、最高のEliteレベルだと初級のExecutiveレベルと比べて2倍のXMポイントを貰うことができます。普通にトレードしていれば会員ランクは自然に上がるので、特に何かをする必要はありません。トレードした日の合計日数が100日に達したらEliteレベルになります。トレード開始からの経過日数ではなく、トレードした日の合計日数である点に注意しましょう。
10分以内の決済はポイント還元の対象外
新規注文から決済注文までの時間が10分以内のトレードをしてもXMポイントをもらうことはできません。とにかく手数を増やしてXMポイントを稼ぐという不正な行為を未然に防ぐためでです。XMポイントを稼ぐためにはポジションを10分より長く保有する必要があるのです。あくまでXMポイントは普段のトレードから生じる副産物だということを忘れないようにしましょう。
継続的にトレードする
特定の期間トレードをしていない場合、XMポイントとロイヤルティステータスがリセットされるので注意が必要です。
- Gold ステータスは、30日間、取引がない場合リセットされます。
- Diamond ステータスは、60日間、 取引がない場合リセットされます。
- Elite ステータスは、100日間、取引がない場合リセットされます。
最後に
もし初心者の方がこの記事を最後まで読んでいても、絶対に真似しないことをおススメします。なぜなら、上の方で述べた通り、
リスクフリー口座は正しい知識を得た方でないと使いこなせません。知識のない方がこの方法を知ったとしてもギャンブルのレパートリーを増やすだけになってしまいます。
これだからです。FXで勝ち続けることはすごく難しいです。まずはこの記事にある余計な知識なしにトレードを始めて、半年後ぐらいにまた戻ってきてください。
中級者以上でこの記事を読んだ方は、ぜひ試してみてください。資金効率の大幅アップを期待できることでしょう。
テクニカルのお勉強に
資金管理のお勉強に
- FXの資金管理【初級】ロットコントロールとリスクリワード
- FXの資金管理【実践1】適切なポジションサイズを計算をしてエントリーする（図解）
- FXの資金管理【実践2】ロット管理シートを使って資金管理を効率化する（動画あり）
なかなか成長できない方へ
それでは健闘を祈ります。
