ジャコウネコのウンチコーヒー(コピ・ルアク)を飲んだ感想

暮らしの知恵

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その存在を聞いたことはありましたが、このたび入手したので飲んでみました。

  • 東南アジア旅行に行った友人から「すごく美味しい」らしいコーヒーをもらった
  • それはジャコウネコのウンチから採られたコーヒー豆で作られているらしい
  • 飲んで感想を書いた

なお、個人的な感想です。

Kopi Bubuk “Banyuatis”

もらったのは”Kopi Bubuk”というブランドの”Banyuatis”という商品。

中央にはコーヒー豆と戯れる可愛い猫ちゃん(?)が描かれていて、その下にはウンチの拡大写真が載せられています。すごく遊び心のあるパッケージです。ウンチの写真いるの?とは思うけど。

ちなみに、ジャコウネコはジャコウネコ科であり、ネコ科とは別です。画像検索してみると分かりますが、ジャコウネコの外見はハクビシンに似ています。それもそのはず、ハクビシンはジャコウネコ科らしいです。キントキダイはキントキダイ科であり、タイ科ではないのと似ていますね。

中身は粉末

写真の通り粉末です。

ピンボケしていますが粉末です。

うっとりとする香りの赤茶色の濁った液体

パッケージの裏側に飲み方が書かれています。

カップに小さじ1~2杯の本品を入れ、沸騰したお湯と混ぜてね。お好みで砂糖を入れてね。

ところでウンチの写真いるの?

この商品に関しては濾過せずに飲むのが一般的なようです。レシピ通りに作ってみます。

見ての通り、すごく濁っています。赤みの強いこげ茶色です。

香り

コーヒーに近いけど別物の香り。すごく優しくて落ち着く。なんだかうっとりする。

試飲

口に入れるとサラサラと粉っぽい舌触り、そしてシャリシャリとした食感がある。苦味と酸味は弱く、やや甘みがある。まろやかで優しい味だが、決して物足りなさはない。そして、再びうっとりする香りに包まれる。後味はスーッときれいに消えてゆくが、うっとりする香りは残る。

朽ちた広葉樹をメープルシロップに漬け込む
梅雨時の学習机に塗ったチョコレート
焦がした大地から萌え出る草木の新芽

豆の粒が多いせいか、お菓子も一緒に食べたような気分になりました。僕は、ブラック無糖のコーヒーは甘いお菓子と一緒でないと普段は飲まないけど、このコーヒーはコーヒーだけでも美味しく飲めました。

ネスカフェ・ゴールドブレンドと比較

なぜネスカフェ・ゴールドブレンドなのかというと、僕がよく飲んでいるからです。ネスカフェ・バリスタが便利すぎて、普段は質と引き換えに気軽さを取っています。気分次第では豆を挽くこともあります。

左:ネスカフェ・ゴールドブレンド、右:ウンチコーヒー(Banyuatis)

比較すると分かりやすいですが、やはりウンチコーヒーは赤みが強いです。

スプーンですくってみると、ウンチコーヒーの濁り具合がよく分かります。

香り

普段はネスカフェ・バリスタでゴールドブレンドを淹れていると「良い香りだなあ」と感じるのですが、ウンチコーヒーの香りを知った直後だとそうは感じませんでした。むしろ少し不快に感じた気がします。

試飲

ネスカフェ・ゴールドブレンドを飲むと、刺激の強さを感じました。ウンチコーヒーがまろやかだっただけに苦味と酸味の違いを強く感じました。

おばあちゃん家の応接間のテーブルの上
かごの中に埋もれるコーヒーキャンディを無造作に手に取りほおばる

ネスカフェ・ゴールドブレンドが一本の針でチクッと刺してくるのだとしたら、ウンチコーヒーは剣山のようなたくさんの針で優しく刺してくる感じです。痛みがなくて心地よい。また、ネスカフェ・ゴールドブレンドがその辺で買える発泡酒だとしたら、ウンチコーヒーはビール工房で試飲するクラフトビールのような感じでした。別の種類の飲み物のようです。

飲んだ後のカップを見てみると、ウンチコーヒーの粉末の多さがよく分かります。

後日、メープルシロップを入れて飲んでみました。僕はこっちの方が好きです。砂糖でも良いと思います。

最後に

ジャコウネコのウンチコーヒー(”Kopi Bubuk”の”Banyuatis”)はまろやかな味とうっとりとする香りで、僕が普段から飲んでいるコーヒーとは別の飲み物のように感じました。高級品として扱われているようですが現地では安く飲めるらしいので、東南アジア方面へ旅行に行ったときには飲んでみようと思います。
記事中でネスカフェ・ゴールドブレンドと比較しましたが、このコーヒーは気軽さを含め総合的に考えると変わらず好きで、今も愛用しています。

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