マーケット分析20191122

マーケット分析

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

おはようございます。金曜日です。
ローソク足は終値を待ってからでないと強弱を判断できません。そして週足が完成するのが金曜日が終わったとき(日本時間の土曜朝)です。普段は短期足ばかり見ている方も、週に1回は週足も見てみましょう。
分析の方は昨日から大きく変わらずです。中長期で見て、ドルストレートの中で強いのはポンドで、それ以外(ユーロ、オセアニア)は弱めというのが今までの解説でした。そして、昨日の終値の時点でユーロと豪ドルが下に勢いをつけ始めたかもしれません。
今日はユーロドルから解説です。

EUR/USD

EUR/USD(Week)
週足では以前から解説している通り、ピンク色で示したような緩やかな下落トレンドになっています。直近の調整ではFR61.8%まで戻らず下落し始めました。61.8%を達成に行く可能性も考えられなくはないですが、日足では下落の可能性が高そうな状況になっています。

EUR/USD(DAY)
小さくWトップをつけて下落中でしたがターゲット未達成で反発し、今後はどうなるかという状況でしたが、センターラインで上値を抑えられ、昨日は上ヒゲ陰線になっています。トップをつけた可能性のある形です。

EUR/USD(4H)
4時間足で見ると、その内部はローソク足の弱気パターンとRSIのダイバージェンスがついていることが分かります。しかも下落の初動が大きめなので、今後は上をトライしても高値を更新できず反落する可能性が高そうです。

EUR/USD(1H)
現在は小さく反発中です。このままジリジリと緩やかに上昇してくると売りを検討しやすいです。まずはFR38.2%手前、そこを抜けると61.8%の上やPivotR1付近に注目です。

NZD/USD

次はオセアニアですが、キウイの方が分かりやすいのでキウイを見てみます。週足レベルの解説は過去の記事をご覧ください。

NZD/USD(DAY)
調整が終わってトレンド方向(下落)の動きに戻るかどうか、という状況です。

NZD/USD(4H)
11/13の解説の時点で、調整で形成した上昇トレンドは終了していました。その後は高値をリトライ中でしたが、昨日リトライが終わった可能性があります。価格帯的には十分に達成しており、ローソク足も上値が重そうな形になっています。もしリトライが終わったとすると、ここからはトレンド方向の流れに戻ることになります。

NZD/USD(1H)
さらに短期を見ると、まだトレンドは上です。ただし既にFR100%付近まで下に押していて、しかもFR100%のラインがWトップのネックラインにもなっている状況です。考えられるシナリオは二つで、ここから下落してWトップが成立するか、ネックラインで反発していったん高値をトライして反落するか、です。まずは前者から考えておくと良いです。

USD/JPY

最後に念のためドル円も解説しておきます。分岐点です。

USD/JPY(4H)
昨日からじりじりと上昇中です。もう少し上昇すると売り検討しやすい価格帯に突入します。

USD/JPY(1H)
短期ではトレードしにくい動きです。今後も図のようにジリジリと上昇してFR61.8%より上まで上昇したら売りを検討し始めても良さそうです。ちょうどPivotもあるので、まずはR1、次にR2と考えておくと良いです。もし勢いよく上昇して売りの根拠がない場合は見送って様子見に切り替えた方が良さそうです。

今日は以上です。
それでは頑張りましょう。そして良い週末を♪
11/25(月)の分析はお休みします。

タイトルとURLをコピーしました