マーケット分析20191113

マーケット分析

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こんにちは~。水曜日です。
今朝はRBNZ(ニュージーランドの中央銀行)政策金利発表があり、NZドルが上昇しています。
今日の深夜にはFRB要人の発言があります。念のため注意です。
急上昇したキウイ(NZドル)から見てみます。

NZD/USD

NZD/USD(Week)
久々のキウイなので週足から見てみます。下落トレンドが進行中で、現在は直近の下落に対するFR38.2%を達成しています。先週の終値の段階では包み足のようなパターンが形成されています。ちょうどセンターラインもあり、レジスタンスになりやすい価格帯です。現在の上昇が高値リトライなのか、あるいはここから勢いをつけるのか、という大きな二つのシナリオを考えるのですが、まずはトレンドが下なので前者のシナリオを優先します。

NZD/USD(DAY)
大きなトレンドをピンクで、その内部のトレンドをオレンジ色で示しています。オレンジ色のトレンドに着目すると、波が重なっていて調整の特徴を持っています。そして、オレンジ色で示した安値(トレンド終了ライン)を下に抜けています。よって、既に調整のトップをつけており、現在の上昇が高値リトライの動きである可能性を考えます。

NZD/USD(4H)
トレンドが終了した直後の調整(高値や安値をリトライする動き)は深くなる場合が多いです。目安としてFR61.8%より大きくなると覚えておくと良いです。今回は既にFR61.8%を達成しています。そろそろ上値が重くなりそうです。図に示したようなシナリオになればRSIにダイバージェンスがつきます。ローソク足のパターン次第では売りを検討できそうです。

NZD/USD(1H)
短期的に見れば上への勢いが強いため、あと何回か上をトライする可能性が高いです。現時点でPivotR3を抜けるかどうかという状況なので、上に抜ければR3がサポートに、上に抜けられず下落したとしてもR2がサポートになりそうです。よって、短期では押し目買いを検討できそうです。あくまで短期と考えるのが良いです。

昨日はドルストレートの中ではポンドが強めだというお話をしました。そしてポンド絡みの通貨ペアとしてGBP/AUDを紹介しました。今日はユーロポンドを紹介します。その前にユーロドルです。

EUR/USD

EUR/USD(DAY)
ユーロドルは先日も解説した通り、Wトップ成立中でそのターゲットは赤いライン付近です。戻り売りしやすい通貨ペアの一つです

EUR/USD(4H)
今後のシナリオとして最も単純なのは、図に示したように短期の下落トレンドが続いてターゲットを達成に行くものです。トレンドが進行する度にトレンド終了ラインがどこになるのかをよく整理しておくと良いです。ちなみに、どこかでイレギュラーな調整パターンが来るかもしれません。そうなるとトレンドの整理は難しいです。相場に100%はないので、常に複数のシナリオを考えらえる知識が必要になってきます。

EUR/USD(1H)
トレンドは下でターゲットもあるので、戦略は単純な戻り売りです。レジスタンスになりそうな価格帯は大きく二つあり、グレーで示しています。現在FR38.2%付近にあり、ここにはセンターラインもあるので意識されやすいです。ここを上に抜ける場合はFR61.8%やPivotR1付近が調整終了ラインの候補として有力です。今日は15分足も見てみます。

EUR/USD(15M)
ボトムから緩やかに上昇中です。このまま緩やかに推移して、FR38.2%付近でRSIにダイバージェンスがついたりローソク足の弱気パターンができたり、何らかの反転の根拠があれば売りやすそうです。

では弱いユーロと強いポンドでトレンドのできやすいユーロポンドです。

EUR/GBP

EUR/GBP(Month)
この通貨ペアの概況は以前に解説しましたが、時間が経ったのでもう一度解説します。
青色で示した調整を終えた後は上にブレイクしましたが、その直後に急落して現在も下落中です。調整やチャネル・レンジなどをブレイクした後に再びその中に戻されると、今度は下限をトライに行く場合が多いです。今回であれば黒い線で示したチャネル下限が候補です。同時に、着色した安値がWトップのネックラインになっています。場合によっては大きな動きになりそうです。

EUR/GBP(Week)
ターゲットは旧チャネル下限です。その前にWトップのネックラインが控えているので、ここも意識されそうです。

EUR/GBP(DAY)
ここ数日間は大きく動いていません。下値に張り付くような動きの後に下にブレイクしましたが、勢いをつけられず今に至ります。ただ、ここから少し上昇しただけでヒドゥンダイバージェンスがつく状況です。戦略は戻り売りが主になりそうです。

EUR/GBP(4H)
4時間足を見ると下落の初動にも見えます。徐々にセンターラインを上に抜けられなくなってきているので、早い段階で下落し始める可能性もあります。

EUR/GBP(1H)
1時間足を見ると上昇の勢いが緩やかで、きれいな調整を形成しています。そして、FR38.2%手前でセンターラインも控えています。よって、ここから下落するシナリオを優先的に考えておきます。ここを上に抜ける場合は61.8%、その次はピンク色で示したようなやや大きめの調整の可能性を考えると良さそうです。

今日は以上です。
普段より丁寧に解説してみたので、よく理解しようと頑張ってみてください(_ _)
それでは今日も頑張りましょう♪

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