マーケット分析20201030

マーケット分析

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こんにちは~。金曜日です。
今日は経済指標の多い一日です。指標一覧を見て時間を把握しておきましょう。
そしてご存じの通り、来週にはアメリカ大統領選を控えています。週末中に材料が出る可能性も考えられるので、ポジションを持ち越す場合はしっかりと管理(ポジション調整)しましょう。
新しく出てきた材料があって、ECBの12月追加緩和示唆です。このECB総裁の発言により、ユーロは12月の緩和を織り込みに動いています。よって、ユーロは以前からシナリオ変更が必要になるかもしれません。昨日は全体的によく動きました。まずは気になる方が多いドル円から解説します。

USD/JPY

USD/JPY(DAY)
昨日は下をトライした後にやや強めに反発するという動きになりました。下値ターゲット(赤い線)まであと6pips程度だったので、ほぼ達成と考えても良いのかもしれません。チャートを見て分かる通り、ボトムに包み足のような強気なパターンが形成されています。しかし、ここから大きく上昇できるかというと、その可能性は低そうです。長期的にはジリジリと下落して100円割れを目指すというシナリオは変わらずです。

USD/JPY(4H)
青で示したように下落トレンドが進行中で、着色した高値を上に抜けるとこのトレンドは終わります。トレンド終了の条件を満たさない限りは基本的にトレンドが続く可能性を考えます。今回の場合、トレンド継続を考えると図に示した二つのシナリオを考えておくと良さそうです。上昇が緩やかならフラットからの続落、上昇が急ならジグザグからの続落です。ただ、日足で強気なパターンができているのでトレンドが終わる可能性も念のため考えておきます。もし着色した高値を上に抜けて青のトレンドが終わった場合、次はピンク色の一本に注目です。この一本に対する戻りを見るようにしましょう。FR61.8%上の価格帯をグレーにしています。

USD/JPY(1H)
現在は下落中で、価格帯を見るともう少し下値余地がありそうです。反発する場合はFR61.8%やPivotS1付近からになる可能性が高いです。そして反発した場合はその勢いに要注目です。

EUR/USD

EUR/USD(DAY)
ECBが追加緩和を示唆したことで昨日はやや大きめに下落しました。この下落が長続きするかどうかは、今のところは疑問視しておいた方が良さそうです。ちなみに予告ありの緩和の場合、噂で売られ事実で買い戻されるという動きになりやすいです。相場が織り込んだ内容に対して実際の内容がどうだったかによって動きが変わります。

EUR/USD(MONTH)
ちなみに月足を見ると包み足になっています。上昇の勢いが非常に強かったのでずっと続伸シナリオを優先していますが、月足で弱気なパターンができている点は頭の片隅に置いておくと良いです。

EUR/USD(4H)
とりあえず中長期の動きは忘れて、目先で下落が強いのでそこに注目します。トップからエリオット波動の推進波をカウントすることができます。現在3波の途中の可能性が高いです。

EUR/USD(1H)
3波内部の動きです。オレンジ色で示したようにきれいな下落トレンドです。直近で続落前の調整と思われる緩やかな上昇になっています。下落した場合の下値ターゲットですが、PivotS1、そしてその下にあるFE261.8%(1波に対する3波の長さ)が目安です。

EUR/USD(15M)
15分足を見ると、緩く上昇してFR38.2%達成でRSIにダイバージェンスがついています。売りの根拠としてはありです

GBP/USD

GBP/USD(DAY)
少し前までは大きく二つのシナリオを考えていましたが、トレンドラインを明確に下抜けしたことで青のシナリオとなる可能性が高くなってきています。

GBP/USD(4H)
最初は緩い下落でしたが、徐々に大きな陰線が付く状況になっています。短期でもう少し下値余地がありそうです。

GBP/USD(1H)
既に調整が終わって下を目指し始めた可能性があります。下値の目安は、まずはPivoptS1です。

今日は以上です。イベント前なので短期で取れるところを取るのが良いです。短期では狙いやすい通貨ペアは多いです。
それでは頑張りましょう♪良い週末を!

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