マーケット分析20201102

マーケット分析

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

こんにちは~。11月になりました。そして、明日はアメリカ大統領選の投票日です。選挙が終わってひと段落、という状況になると良いですが、そうならない場合も考えられます。勝者が決まらなかった場合について分かりやすく解説してくれるページがあったので貼っておきます。( https://dime.jp/genre/1014565/ )

アメリカ大統領選がどうであれ僕たちFXトレーダーがすることは特に変わらず、チャートを分析し、戦略を考え、それを実行するというだけです。勝者を予想することに大きな意味はありませんし、チャートの動きを予想することもそれだけでは大きな意味はありません。
今日は最初に、ダウ、日経、ゴールドの長期足を見てみます。

NYダウ

NYダウ(MONTH)
月足です。(PCを変更してから超長期のサポートが消えていましたが、復活させました。)急落後に急上昇して、最高値手前から反落中です。このチャートで確認できる上昇トレンドは既に終わっているので、現在は調整中ということになります。調整パターンや調整終了の目安となる価格帯については今は考えないことにします。

NYダウ(WEEK)
ボトムから上昇中で、徐々に勢いが低下して直近では大きめの陰線になっています。現時点ではまだトレンド終了とは言えない状況で、トレンドは上です。そしてトップからジグザグ型の調整を形成したようにも見えています。

NYダウ(DAY)
まずはオレンジ色の上昇トレンドが継続する可能性を考えます。直近でジグザグ型の調整(青で示す)が進行し、ジグザグC波でFR61.8%を達成しています。そろそろ上方向の推進に移ってもおかしくない状況です。ただ、RSIに着目するとまだダイバージェンスがありません。よって、図に示したようにもう一度安値を更新し、その後のパターン注目したいです。ダイバージェンス&反転パターンという状況になると分かりやすいです。そして、仮に上昇したとして高値を更新に行けるかは分かりません。

NYダウ(4H)
4時間足ではボトムにダイバージェンスをつけた後はジリジリと上昇する動きになっています。現在ヒドゥンダイバージェンスがついているので再び下をトライに行く可能性を考えておいた方が良さそうです。

日経225

日経225(MONTH)
こちらも月足からです。(ダウと同様に超長期のサポートを載せています。)急落後に急反発して現在に至ります。ダウと大きく違う点は、まだ上昇トレンドが終わっていないちころです。月足ほど大きな階層となるとトレードする上ではままり関係ないので、あまり気にしなくて良いと思います。

日経225(WEEK)
急上昇後は高値圏でウェッジに近い動きになっています。下に抜けた場合はそこそこ勢いよく下落する可能性が考えられます。

日経225(DAY)
最近はほとんど動いていません。ウェッジ内が5波と考えると次の高値更新が最後の5波目になります。下へのブレイクを狙う場合は売りを検討するタイミングの目安になりそうです。

4時間足は省略します。

GOLD

GOLD(MONTH)
ゴールドを最後に解説したのがマーケット分析20200722で、そのときにカウントしたエリオット波動を引き続き使います。現在は4波入したか3-4波入したか、のどちらかだと思われます。とりあえず前者の可能性でシナリオを描いています。

GOLD(WEEK)
週足では3波内部の動きを見ることができます。この動きを見る限りだと3波が更に続く可能性もあり得なくはないので、例外シナリオも用意しておいた方が良さそうです。週足より小さい階層では超長期のエリオット波動はいったん忘れて、目先のトレンドに着目する方が良さそうです。

GOLD(DAY)
日足まで小さくすると難しいチャートになります。よって、とりあえずトレード対象から外して、分かりやすくなったときに思い出す方が良さそうです。超長期の動きはきれいです。

ドルインデックス

為替の通貨ペアを見る前にドルインデックスを見てみます。ドルの強さを示す指数です。

ドルインデックス(WEEK)
ここ最近はドルが強いです。ドルの上値の目安はどのぐらいなのかというと、グレーの価格帯です。現在ジグザグC波である可能性を考えておきます。

ドルインデックス(DAY)
一時はH&S成立で安値を更新に行く可能性も考えられましたが、現在ネックライン上まで強く戻しています。まだ上値余地がありそうな状況です。ちなみに優先シナリオとしてジグザグからの続落(オレンジで示す)を考えていますが、月足ではボトムに強気なローソク足パターンが形成されています。思いのほか強くなる場合は柔軟にシナリオを調整しましょう。

以上が大局観を把握するための解説でした。
次は為替ですが、イベント前なので、普段は見ないような短期足を見てみようと思います。数十分~数時間で決済できそうなものを探してみようと思います。

EUR/JPY

EUR/JPY(1H)
直近でフラットを形成中の可能性を考えます。C波と思われる現在の上昇は緩やかです。

EUR/JPY(15M)
15分足ではまだ上値余地がありそうです。高値圏ではRSIのダイバージェンス、ローソク足の弱気パターン等に注目です。FR61.8%上では特に注目、そしてイベント前なのでエントリーの根拠がなければ様子見することが大切です。

EUR/AUD

EUR/AUD(1H)
乱高下に近い状態ですが、直近では陰線が大きく陽線が小さいという特徴があります。下方向の方が勢いがつきやすいということです。

EUR/AUD(15M)
高値の更新幅が浅く調整が深いタイプの上昇トレンドです。既にトレンドラインを下に抜けているので、ここからゆっくりと上昇するようだと売りを狙いやすそうです。強く上昇する場合は高値手前での反転サイン次第では売りを検討できそうです。ただ、日足や4時間足を見ると買いを狙えそうな通貨ペアでもあります。この戦略はあくまで短期の戦略だと考えると良いです。着目する階層によって戦略が変わるのは普段と変わりませんが、今回は短期に注目しました。

今日は以上です。
イベント前なのでトリッキーな動きにもなりやすいです。トレードする場合はスリップする可能性を考えて何らかの対策をすると良いです。(例えば許容損失2%でされている場合は1%に変えるなど)
それでは頑張りましょう♪

タイトルとURLをコピーしました