マーケット分析20201104

マーケット分析

おはようございます。水曜日です。
ご存じの通り、現在はアメリカ大統領選の途中です。これから徐々に開票が進んでゆき、その過程で報道が出るたびに乱高下するような展開になりそうです。
スプレッド拡大やスリップによって思わぬ損失を出してしまうこともあるので基本は様子見で、どうしてもトレードする場合は前回の記事で話したように何らかの対策をしましょう。

開票ライブはGoogleで「アメリカ大統領選」と検索しても見られます。
イベント中なので様子見メインですが、ここ最近の相場の特徴を含めいくつか解説しておきます。

ここ最近の相場の特徴

リスクオン・リスクオフでドルの強さはどうなるっているのか、そして各通貨ペアはどうなっているのか、について見てみます。

NYダウ

NYダウ(WEEK)
リスクオン・リスクオンの目安の一つとしてピックアップします。コロナショックで急落しましたが、その後の緩和策もあって急上昇しています。

ドルインデックス

ドルインデックス(WEEK)
コロナショックでトップをつけた後は緩和策の影響で下落しています。株価指数と見比べると、リスクオンでドル売り、リスクオフでドル買い、という動きになっています。

USD/JPY

USD/JPY(WEEK)
過去にありがちだった動きとして、リスクオンで円売り、リスクオフで円買いがあります。しかし、コロナショック以降のドル円はリスクオン・リスクオフにかかわらずジリジリとゆっくり下落していることが分かります。ここ最近の相場の特徴の一つです。あえて解説しなくても気づいている方は多いと思います。

量的緩和による強いドル売りの影響でドルストレート全体でドルが売られやすい状況ということです。

ドルストレートとそのクロス円でどのような動きになっているかも確認してみます。ユーロをピックアップします。

EUR/USD

EUR/USD(WEEK)
当然ながら強く上昇しています。

EUR/JPY

EUR/JPY(WEEK)
ドル円はジリ下げですがユーロドルがすごく強いので、ユーロ円はそこそこ上昇しています。

ここ最近の相場の特徴まとめ

まとめると次のようになります。
リスクオン:ドル売り ドルストレート上昇↑↑↑、クロス円上昇↑
リスクオフ:ドル買い ドルストレート下落↓↓、クロス円下落↓↓↓
ドル円はジリ下げ
この動きを把握しておくとトレードする通貨ペアを絞り込みやすくなります。

次は各通貨ペアのシナリオについてですが、長期足でいくつか解説しておきます。

USD/JPY

USD/JPY(MONTH)
以前から変わっていません。100円を下に抜け90円台前半まで下落した後に反発するシナリオを描いています。より詳しい解説はこちらの記事をお読みください。(もう読まれている方も多いとは思いますが。)

リーマンショック後のことを思い出すと、しばらく円は買われ続けました。リスクオフだったというのもありますが、単純に金融政策の違いと考えた方が分かりやすいです。FRBは量的緩和(QE1~QE3)していたのに対し日銀は強い円を支持していた(記憶が定かではないです)と思います。当時の日銀総裁である白川さんが登場したら円買いが進んでいたのを覚えています。そしてアメリカが景気回復しイギリスが回復し、やっと他の国が量的緩和で回復していった(このときの日本の量的緩和がアベノミクスと呼ばれています)というのが過去にあったことです。アメリカ、イギリス、他の国、という暗黙のルールがあるのかどうかは僕には分かりませんが、歴史は繰り返すらしいので昔話も知っておくと役立つかもしれません。

ドル円の週足以降は省略します。シナリオは描きやすいですが動きがゆっくりなのでトレード対象にはしにくいです。

GBP/USD

GBP/USD(MONTH)
月足では下落トレンドですが、ボトムにローソク足の強気なパターンを形成し反発しています。まだトレンドは下なので上方向への転換を考えるには時期尚早です。

GBP/USD(WEEK)
このチャートとシナリオは以前にも解説しています。ボトムからややゆっくり目に上昇した後に、直近高値手前から急落、その後は緩やかな上昇になっています。この緩やかな上昇が続落前の調整に見えています。現在センターラインに支えられていますが、ここを下に抜けるとFR61.8%下まで下値余地が出てきそうです。

GBP/USD(DAY)
既に高値リトライの目安となるFR61.8%は達成しているので、価格帯的にはいつ下落してもおかしくありません。そして、内部のトレンドに着目するとピンクで示した部分は上昇トレンドが終了しています。ここから高値切下げ&安値更新という状況になればトレンド転換です。そうなるとH&Sも成立しそうなので下値余地は拡大します。

GBP/USD(4H)
トレンド終了後の動きについて普段より詳しく解説します。高値をつけた後に安値を更新(下抜け)しています。この時点で上昇トレンドは終了したとみなします。そして次の上昇は高値リトライ(更新しない可能性が高いと考える)で、リトライが終われば下落して前回の安値を更新、安値を更新した時点で下落トレンドに入った(トレンド転換)とみなします。テクニカルの基本であるダウ理論のルールの一つです。

GBP/USD(1H)
1時間足で内部を見てみると、同じような状況になっています。短期の上昇トレンドは終了しているので、現在の上昇は高値リトライである可能性を考えて図に示したようなシナリオを考えます。RSIにダイバージェンスがあり、ローソク足の弱気パターンもあり、価格帯としてPivotR1を達成しているので、普段なら売りの根拠としては十分だと考えるチャートです。

GBP/USD(15M)
もっと短い15分足です。高値リトライが終わるのを狙いたい状況です。FR61.8%上まで戻せば売りを検討しやすいですが、そこまで戻さないかもしれません。短期足ほど未達成やオーバーシュートになりやすいです。

今日は以上です。
イベント中だったので普段とは少し違うタイプの解説をしました。
それでは頑張りましょう♪

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