マーケット分析20201106

マーケット分析

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こんにちは~。金曜日です。
大統領選はやはり長引いています。まだ読まれていない方は読んでおくと雑学が増えます。
勝者が決まらないとき:https://dime.jp/genre/1014565/
ちなみに、今夜は雇用統計です。株価上昇&ドル売りという現在の流れは、何か大きな材料がない限り変わる可能性は低いです。よって、基本的には現在の流れが続く可能性を考えておきます。

まず日米の株価から見てみます。

NYダウ

NYダウ(WEEK)
青で示した部分でジグザグ調整を挟んで上昇しています。FRBが緩和を継続するということなので、それによって支えられている状況です。思いのほか強いので、このまま最高値を更新に行く可能性も考え始めておいた方が良いかもしれません。

NYダウ(DAY)
今後も上方向を目指す可能性が高いですが、高値圏での動きには注意しておいた方が良いです。青で示したようにサポートで支えられつつ上昇すれば問題ないですが、ピンクで示したように分岐点となるラインを達成後に急落して弱気なパターンを形成する場合には一転して下落する可能性も出てきます。上昇する材料と言えば量的緩和ぐらいしかない状況なので、上昇が非常に強いとはいえ上下どちらの可能性も考えておくのが良いです。

あと、S&Pは見ないのですかという質問があったのですが、時々見ます。相場の概況を把握できるのなら手段は何でも良いです。

日経225

日経225(WEEK)
結局ウェッジらしき形を上に抜け、まもなく最高値に到達します。

日経225(DAY)
ダウと連動するので、解説の内容は同じです、RSIを見てもまだ上値余地はありそうです。

ドルインデックス

ドルインデックス(MONTH)
まずは月足で下値余地がどれだけありそうかを再確認しておきます。赤いラインの内部で推移すると考えると、まだまだ下値余地はあります。FRBの金融政策を考えてもドルの下値余地がまだあると考えるのは妥当です。そして、ドル売りと株高がセットだと考えると、株式市場の上値余地もまだまだあるということになります。

ドルインデックス(WEEK)
ボトムをつけてからの動きですが、過去の解説ではジグザグの可能性を考えていました。しかし既に調整が終わって次の推進波に入っているかもしれません。

ドルインデックス(DAY)
いったん上をトライしたのですが、矢印で示した部分で失敗に終わっています。そして、既にトレンドラインを下に抜けようとしています。これら二つの理由から調整は終わった可能性が高いと考えます。よって、今度は単純なドル売り相場に戻る可能性を考えておきます。

以上が概況です。ドル売り相場ということは、強い通貨でドルを売るという戦略が有効です。

USD/JPY

USD/JPY(DAY)
昨日は大きめの陰線になっています。RSIを見てもまだ下値余地は十分にありそうです。3月の急落でつけたヒゲ先端の安値が101.50付近なので、まずはこの辺りを下値ターゲットと考えておくと良さそうです。

USD/JPY(4H)
直近で小さくダイバージェンスをつけているので短期で調整入りする可能性はありそうです。

USD/JPY(4H)
同じチャートで過去の解説をします。ダウ理論と、トレンドの階層のお勉強です。
青い下落トレンドが続いてきましたが、着色した高値を上に抜けたことでこのこの下落トレンドは終了しました。そこで注目すべきは、一つ大きい階層のオレンジ色のトレンドです。図に示したようにオレンジ色のFR61.8%で上値を抑えられ下落に再突入しています。トレンドの階層はすごく大切な知識です。

USD/JPY(1H)
昨日はよく動いたのでPivotが遠いです。今日のうちだとPivotS1まで下値余地はあるかもしれませんが、既にRSIにダイバージェンスがついています。売る場合にはしっかりと戻りを確認することを心がけると良いです。

EUR/USD

EUR/USD(WEEK)
ピンクで示したエリオット波動に注目です。既に5波に入った可能性が高そうです。

EUR/USD(DAY)
トレンドライン手前で一時停止しています。

EUR/USD(4H)
4時間足まで拡大すると、トレンドライン手前で高値に張り付いていることが分かります。そしてペナントのようなパターンを形成しています。続伸の可能性が高そうです。

EUR/USD(1H)
やはりペナントです。ペナント内部は5波動になりやすいので、次に下落があれば買いを狙いやすそうです。ちょうどセンターラインに下値を支えられています。

全体的にドル売りなので、基本はドル円やユーロドルで解説したようにドルの戻り売り戦略です。唯一ポンドだけが固有の材料を抱えていて強くなりにくいという状況です。

GBP/USD

GBP/USD(WEEK)
チャートの形を見ても分かる通り、ドルストレートの中では買われにくいポンドです。直近の上昇がジリジリと緩やかです。よって、どこかで下をトライに行く可能性を考えておいた方が良さそうです。

今日は以上です。
強い通貨でのドルの戻り売りをメイン戦略にしつつ、ドルが調整したときにはポンドドル(唯一ドル買い方向への動きを期待できそうな通貨ペア)を見てみるのが良さそうです。
それでは頑張りましょう♪
良い週末を!

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