マーケット分析20200722

マーケット分析

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

こんにちは~、水曜日です。
外国為替市場では変わらずドル売りが続いていて、昨日はやや強めにドルが売られました。
ドル売りの相場ではありますが、ドル以外の通貨を見ても強弱に顕著な差があります。昨日の続きとして、まずはユーロオージー、ポンドオージーを解説します。

EUR/AUD

EUR/AUD(Month)
月足では今年に入って大きく上をトライしましたが、その後は急落しトップに弱気なパターンが形成されています。今後はとりあえずトレンドラインまでの下落を考えておきます。

EUR/AUD(Week)
トップから下落中で、徐々に勢いは低下してきています。ただ、反発の兆候はないのでまだ下値余地はありそうです。

EUR/AUD(DAY)
ボトムをつけて以降は横に推移して調整中と思われる動きでしたが、現時点でトレンドラインを下に抜けています。調整が終わった可能性が出てきています。念のため着色した2カ所の内部でレンジを形成する可能性も考えておきますが、優先は調整をブレイクして再び下落し始めた可能性です。

EUR/AUD(4H)
大きな下落でトレンドラインを割り込み、その後は反発の兆候なく現在に至ります。ブレイク後のリトライ(調整)に入った可能性を考えておきます。調整終了の目安はFR38.2%手前のグレーで示した価格帯付近です。

EUR/AUD(1H)
1時間足で見ても調整中の動きです。このままジリジリと上昇してグレーの価格帯に入ってくると反落を考えて売りを検討しやすそうです。下落した場合の下値ターゲットは今日のうちだととりあえずPivotS1ですが更に下もあるかもしれません。

GBP/AUD

GBP/AUD(Month)
ポンド関連の通貨ペアの注意点ですが、2016年10月の安値がブローカーによって違っています。トレンドラインを引く場合には注意しましょう。この図ではだいたいこのぐらいかな、というところに引いています。
2016年10月に安値をつけて以降はジリジリと上昇してきましたが、ユーロポンド同様に今年に入ってからはトップに弱気なパターン(ここでは包み足)を形成し大きく崩れ始めました。そして、おそらくトレンドラインを下にブレイクしています。

GBP/AUD(Week)
トップからすごく強い勢いで下落してきています。現時点でRSIにダイバージェンスがつきかけていますが、勢いが強いのでヒドゥンダイバージェンスとダイバージェンスを繰り返しながら更に下を目指す可能性を考えておきます。ただし下落し続ける相場は無くどこかで調整を挟みます。現時点で調整ラインになりそうなのが着色した安値付近です。まずはこの付近までの下落を考えておくと良さそうです。

GBP/AUD(DAY)
日足レベルでは青いトレンドに着目しての戻り売りを狙えそうです。ただ、直近でウェッジを形成中に見えなくもないので安値付近でのパターンには気をつけましょう。

GBP/AUD(4H)
下落中です。どこかで調整があれば戻り売りを狙いたい状況です。

GBP/AUD(1H)
ただ、短期足を見る限りではまだ短期で下値余地がありそうです。少なくとも現在の下落でPivotS1までは下落する可能性が高く、その後も浅い調整から再び下をトライするかもしれません。大きい調整があればラッキーと考えつつ短期で下値を追いかけるのが良さそうです。

以上の2通貨ペアを見て分かる通り、ドルと円以外の主要通貨を比較すると豪ドルが強いです。対ユーロと対ポンドではどちらも長期足で弱気なパターンが形成されていて、しかも対ポンドではトレンドラインを割り込んでいる可能性があります。長期的な流れができやすいので長めに注目しておいても良さそうです。

GOLD

最後にゴールドも載せておきます。

GOLD(Month)
ゴールドが強いです。前回の解説ではエリオット3波目が進行中でFE161.8%達成で上値が重くRSIにダイバージェンスがついたので4波入りする可能性を考えていましたが、現時点でまだ3波進行中です。RSIのダイバージェンスも解消されています。この調子だとFE261.8%まで上昇する可能性が高いです。ちなみにFE261.8%というのは見ての通りリーマンショック後の高値より上にあります。

GOLD(Week)
3波内部でピンクで示した上昇トレンドが続いています。一時はトレンド終了直前まで下押ししましたがその後は一転して強さを取り戻し高値を更新し現在に至ります。まもなくリーマンショック後の高値があり、ここもレジスタンスとして意識されそうです。ただ、上値ターゲットはあくまでFE261.8%です。リーマンショック後の高値付近から調整して再び上昇するシナリオを考えるのが妥当そうです。

ゴールドの日足以降は省略します。

今日は以上です。
久々の解説だったので3日間かけて幅広く長期足から短期足まで全体的に載せました。
明日からは短期で注目できそうな通貨ペアをピックアップする方法に戻して解説していこうと思います。
それでは今日も頑張りましょう♪

タイトルとURLをコピーしました