マーケット分析20210129

マーケット分析

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おはようございます。FOMCが終わって1日が経過した朝です。
先日のFOMCでは特に新しい情報はなかったですが、予想通りだったことで利益確定の巻き戻しが進行したという状況かもしれません。特に深く考えることは無さそうです。
今日は週末の月末です。長期の流れは長期足の終値にヒントがあることがあるので、今日の終値には注目です。

まずはFOMC後なのでドルインデックスを見てみましょう。

ドルインデックス

ドルインデックス(WEEK)
長期のシナリオは変わりません。今回のFOMCで年内の緩和縮小を示唆する内容があったので、やはりドルの下値ターゲットは当初の通り赤いライン付近と考えるのが妥当そうです。そう仮定すると、ここからは一方的なドル売り相場はあまり期待できないと考えておいた方が良さそうです。ニュースでも緩和縮小やテーパリングという言葉が以前より多く出てくることになりそうです。ただ、不景気を量的緩和で無理矢理支えられているというのが現在の状況です。その状況で金融引締め方向に動けば株式市場の下落は避けられないかもしれません。FRBとしてもそれは避けたいはずです。本当に年内に緩和縮小できるのか個人的には疑問です。金融政策は為替に直接的な影響を及ぼすので、FOMCの度に要人発言を確認すると良いです。(朝起きてニュースを探せば載っています。)

ドルインデックス(DAY)
FOMC前までは下に抜ける可能性を考えていましたが、いったんお預けとなっています。大きな流れは下なのでいずれ下をトライに行く可能性は高いし、価格帯的に下落してもおかしくないです。ただ、目先でどう動くかはややシナリオを考えにくい状況です。

短期足は省略します。ということでドルの動きが分かりにくい以上はドルに注目して戦略を考えるのが難しいです。以前のように弱いドルに対して強い通貨のペアを探すという方法は忘れて、いつも通りの考え方に戻すと良いです。柔軟に対応種ましょう。

USD/JPY

USD/JPY(DAY)
やっと動きました。まもなくFR61.8%上の価格帯に突入します。ピンクのトレンドが続くシナリオが優先なので、ここからは上値が重くなると考えます。ボトムからジグザグをカウントしたときのFE100%がFR78.6%上にあるので、思いのほか強く上昇するかもしれません。ピンクで着色した高値を超えるまではトレンドが下だということを忘れないようにしましょう。上に抜けたらシナリオ変更です。

USD/JPY(4H)
FOMC以降は強いです。RSIにはダイバージェンスがつきかけていますが、もう少し上昇すれば解消されそうです。もうすぐFR61.8%上の価格帯に入るので買いは検討しにくく、中期で狙うとしたら売りなのですが、週末の月末というのが問題です。様子見メインで売り待ちぐらいの付き合い方が楽そうです。

USD/JPY(1H)
短期では強く上昇中です。PivotR1は抜けつつあるので、次はPivotR2やR3がレジスタンスです。そのたびにRSIのダイバージェンスやローソク足の弱気パターンに注目です。ちなみに日足でジグザグをカウントしたときのFE100%はさらに上です。短期でも買いは考えにくいので、やはり分かりやすい売りサインを待つ方が良さそうです。

EUR/GBP

EUR/GBP(WEEK)
長期足でH&S形成中でずっと注目中のペアです。このままだとH&S成立となりそうですが、ネックラインへのリトライがあったりなど、最初は思いのほか勢いがつかないことも多いので焦らないことです。週足レベルのパターンなので尚更です。

EUR/GBP(DAY)
日足ではRSIに小さくダイバージェンスがついています。ただ、下落すれば解消される規模のものです。ここまで来ると図のようなシナリオを描いておいて、戻ったら売りの戦略にするのが良さそうです。ただし戻らない可能性もあります。その場合は仕方ないです。

長期のパターンに注目している通貨ペアなので、あえて短期足は省略します。混乱の原因になるためです。

EUR/AUD

EUR/AUD(DAY)
下落トレンドが続いてきて、直近の戻りではセンターラインで長い上ヒゲ陰線になっています。ここで戻りが終わった可能性を考えられそうです。

EUR/AUD(4H)
急上昇後に急落中です。どこかで高値をリトライすると思われますが、短期の下落がどこで止まるか分からないのでシナリオを二つ描いておきます。ちなみに戦略は戻ったら売りです。

EUR/AUD(1H)
短期ではまだダイバージェンスがありません。強い下落の後の小さな反発なので、まだ下値余地がありそうです。よって、ここからPivotS1まで下落するシナリオを描いておきます。

次は仮想通貨です。

ビットコイン(BTC/USD)

BTC/USD(MONTH)
最高値を更新中で、今月は今のところやや長めの上ヒゲ陽線です。ここから大きく下落して上ヒゲ陰線になるようなら反落シナリオを考えたくなりますが、このぐらいで完成するようならやや大きめの調整入りを考えるのが妥当になりそうです。そして上昇して強気で終値を迎えるようなら続伸です。今後の中期シナリオを考える上で今月の終値は一つの目安になりそうです。

BTC/USD(WEEK)
すごく強い上昇の後なので調整の値幅も大きいです。ただ、いつものようにフィボナッチを使って測ってみるとちょうど38.2%手前付近です。よって、この下落のみから今回の上昇が終わったと判断するのは根拠不足だし時期尚早だと考えます。疑問点があるとすれば調整の規模です。青で着色した部分と同じ規模の調整なら既にボトムをつけていてもおかしくありません。グレーでしました線と同じ規模のものなら、まだまだ長く横方向への動きが続く可能性が高いです。現時点ではどちらの可能性も考えられます。

BTC/USD(DAY)
トップからジグザグが進行してきた状況にも見えています。安値圏では底堅い動きをしているので反発して上をトライに行く可能性もありそうです。調整のトレンドラインやセンターライン、そしてFR61.8%を上に抜けてくると最高値をトライです。ただ、上値も重いです。安値圏で推移したまま今月の終値を迎えるようならしばらく横に推移して規模の大きい調整に入る可能性が高まりそうです。

BTC/USD(4H)
短期ではそこそこ強めです。次の上値ターゲットはPivotR2やトレンドラインなどたくさんのレジスタンスが重なる価格帯です。そしてあまりきれいではありませんがWボトムのネックラインにもなっていて、すごく強いレジスタンスになりそうです。ただ、すごく強いだけに上に抜けるとすごく大きく動く可能性があります。仮に上に抜ければ月足が強気で完成するかもしれません。現在は大きな分岐点と言えます。

BTC/USD(1H)
徐々に勢いを増してきています。まだ反落の兆候はないので、上昇が続きそうです。上ブレイクも現実味がありそうです。

イーサリアム(ETH/BTC)

ETH/BTC(WEEK)
週足は今のところ長めの上ヒゲになっています。このまま完成すると注目から外します。こちらも終値が大切です。

ETH/BTC(DAY)
日足では強く上昇してきました。現在センターラインで支えられかけているので、反発してもおかしくない価格帯ではあります。高い位置で今週の終値を迎えてくれると上昇シナリオを描きやすいです。

ETH/BTC(4H)
4時間足ではやや下落優勢です。ジグザグを形成中と考えるとC波のターゲットFE100%は赤いライン付近です。この辺りまで下落して強く反発するようなら上昇する可能性が高そうです。上昇すると対円や対ドルでビットコインよりイーサが伸びるということになります。

今日は以上です。
為替の方は今日の終値が週足と月足の終値になります。
仮想通貨の方は土日も動くので終値が完成する時間がずれます。
それでは今日も頑張りましょう♪良い週末を!

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