マーケット分析20200227

マーケット分析

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こんにちは~。木曜日です。
変わらずリスクオフ継続中です。
オセアニア通貨など弱い通貨のクロス円売り戦略は今週に入ってからずっと解説しています。
ただ、円買い一辺倒だと必然的にポジションが円買いに偏ってしまい、逆方向い動いた場合の損失が大きくなりやすいです。(そうならないための対策を既にしている方は素晴らしいです。)
対策の一つとして、ポジションの偏りを無くすことが挙げられます。
ということで、今日は他の通貨にも目を向けてみます。

EUR/USD

EUR/USD(DAY)
つい最近まで最弱通貨だったユーロですが、現在はボトムから反発中です。ただ、現時点ではこの上昇はオレンジ色で示した下落トレンドの調整と考えられます。既にFR38.2%を達成していて、トレンド方向の動きに戻ってもおかしくありません。

EUR/USD(4H)
4時間足にすると上昇の内部が見えてきます。調整が深く高値の更新幅が小さいという、調整時によくある動きの特徴を持っています。センターラインに下値を支えられ続けていて意外と堅調にも見えますが、ポジションの偏りを解消するという目的では、そろそろ反落の可能性を考えても良い頃かもしれません。RSIにはわずかにダイバージェンスがついています。

EUR/USD(1H)
短期では上昇トレンドですが、あくまで大きな下落トレンド途中の調整だと考えるのが良いです。よって上では売りを検討したいのですが、既に売り検討しやすいFR38.2%ラインを達成していますが売りを入れる根拠がやや少ないという状況です。今日の動きでPivotR2を達成に行きトップに反転パターンが形成されるようだと売りやすそうです。

GBP/USD

GBP/USD(DAY)
ポンドは主要通貨の中ではやや強めの通貨でしたが、目先ではいったんトップをつけ、今後は一連の上昇に対するFR61.8%の下まで下落するというシナリオを以前に紹介しています。なかなか気持ちよく下落しませんが、下落しにくいということは強いということです。ここからFR61.8%までの下落が調整である可能性がより高まります。

GBP/USD(4H)
大きく上下動しながら少しずつ安値を切り下げている状況です。直近の動きを見ると強めに下落した後に小さく反発中です。短期で売りを狙えるかもしれません。

GBP/USD(1H)
短期的な上昇がどこまで続くのかというと、分かりやすいレジスタンスはPivotR1とFR61.8%が重なる付近です。ここまで上昇してくれると非常に売り検討しやすいです。

EUR/GBP

EUR/GBP(DAY)
中長期のシナリオは以前から変わらずで、現在は調整中です。この調整には数週間かかる可能性が高いです。中期的にはユーロとポンドの強さが拮抗していて横方向に推移しやすいです。短期ではユーロ>ポンドなのでユーロポンドは調整時の上昇局面です。

EUR/GBP(4H)
ボトムからジグザグが進行中で、FE100%とFR61.8%が近い位置にあります。よって、この辺りは強めのレジスタンスになりやすいです。とりあえずはここを上値ターゲットとしての買いが主な戦略になりそうです。その後は売りも検討できるかもしれません。

EUR/GBP(1H)
既に2度ダイバージェンスをつけています。価格帯的には中途半端なので、まだ短期の上昇トレンドを追いかける戦略の方が良さそうです。

USD/CHF

久々にスイスも見てみます。リスクオフで円は買われやすいですが、スイスも同様にリスクオフで買われやすい通貨の一つです。

USD/CHF(Month)
ドルスイスですが、月足のトレンドラインを下に抜けています。ここから更にリスクオフが強まるとスイスが買われ、この通貨ペアは下落しやすいです。

USD/CHF(Week)
ちょうどトレンドラインをブレイクした後のリトライの途中に見えます。リトライ(調整)が続く限りは中長期で売りを検討しやすい通貨ぺアです。(中長期のポジションを持つという意味ではなく、中長期にわたって短期の売りを検討しやすいという意味です。)

USD/CHF(DAY)
例えば既にリトライのトップをつけたと仮定すると図に示したようなシナリオが考えられます。今後の動きに注目です。短期足は省略します。

原油

最後に原油も載せておきます。少し前に解説したのですが、早い段階で上値ターゲットを達成し反落中です。

原油(DAY)
このように、想定していたより早く上値ターゲットを達成し下落中です。この下落により長期のトレンドラインを下に抜けています。

原油(Month)
順番が普段と逆になりますがこれは月足です。トレンドラインを下に抜けかけていることが分かります。明確に下に抜けると月足の直近安値27.5付近をトライに行く可能性が高いです。

現在オセアニアが弱いのは中国発のマイナス材料(新型コロナ)があるのはもちろんですが、原油安も影響している可能性が高いです。オセアニアは二つのマイナス材料があるということです。弱くなりやすいはずです。

今日は以上です。
2月は明後日までですが、市場的には明日が月末です。そして、2月の解説も明日が最後です。
3月以降、コミュニティの仕組みを改善するための準備期間に入ります。より公平に、より使いやすくしようと思っています。
個人コンサルティング等、一部の特典の条件は継続予定ですのでご安心ください。
新たなコミュニティでは動画配信やLIVE中継なども行う予定です。お楽しみに。
それでは頑張りましょう♪

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