マーケット分析20200416

マーケット分析

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こんにちは~。木曜日です。昨日はやや大きめの動きがありました。緩やかに下落中だったドルが急反発しました。この動きで、ドル円が上昇したのに対しほとんどのクロス円は下落しています。円売りによる動きではないということの証明です。少し難しい相場になりつつあるように感じます。その中でもトレードしやすい通貨ペアを探してみましょう。と言いつつもドル円はシナリオ変更が必要なのでドル円から解説します。

USD/JPY

USD/JPY(Week)
まず何がサポートになっているのか確認するために週足を見てみます。FR38.2%とセンターラインがサポートになっているようです。現在はこの辺りのサポートで支えられていますが、ここから一気に高値を抜けに行くような動きは考えにくいです。上では売りを検討できるタイミングがありそうです。

USD/JPY(DAY)
下のサポートは以前からほぼ変わりません。最終的にここを達成に行く可能性はまだ考えていますが、直近でやや難しい動きになっています。短期的にはやや強めに上昇しています。

USD/JPY(4H)
大きくは着色した安値と高値の間で推移すると考えておきます。ただ、直近の上昇でローソク足の上昇の割にRSIの上昇が大きいです。早い段階でダイバージェンスがつく可能性が高そうです。そう考えるとFR61.8%上では売りを検討できるかもしれません。

USD/JPY(1H)
ボトムにパターンを形成後は急上昇しています。シナリオをどう考えるかは別として、やはりこのパターンは強いです。ジグザグをカウントするとFE100%がFR61.8%の手前にあります。レジスタンスは近い順にFE100%、PivotR2、FR61.8%です。FEはぴったり止まることが少ないことを考えると、今日のうちだとPivotR2が上値ターゲットになりそうです。

EUR/USD

EUR/USD(4H)
上値ターゲット未達成で反落しました。フラットのC波がどこまで続くのかは判断が少し難しいです。トレンドラインを明確に下に抜け、リトライも終わった可能性があります。

EUR/USD(1H)
トレンドラインへのリトライでわずかにFR61.8%を達成していないので再び取りに行く可能性もありますが、メインシナリオとしては図に示したように緩やかな調整を挟んでの続落を考えておくと良さそうです。このシナリオだとトレードもしやすいです。

次はクロス円ですが、長期足を見ると続落前の調整を形成中と思われる通貨ペアがあります。クロス円の大きな動きはだいたい歩調を合わせることが多いので、きれいな形のチャートを見つけておくと目安にしやすいです。クロス円からはキウイをピックアップします。

NZD/JPY

NZD/JPY(Week)
週足から見てみます。下落トレンドで、直近の下落はすごく大きなものでした。現在は緩やかに上昇中で、この動きが続落前の調整に見えます。既にFR50%付近まで上昇したので、まだ上昇が続くようだと最終的に61.8%を達成に行く可能性を考えた方が良さそうです。

NZD/JPY(DAY)
当然ですが調整の内部は上昇トレンドです。日足レベルでこの動きなので、トレードする上ではこのトレンドを追いかけようとするのが分かりやすそうです。着色した安値がトレンドが終わるラインです。ここに引き付けての買いが主な戦略になりそうです。

NZD/JPY(4H)
既にFR61.8%下の価格帯に突入しています。下落の勢いがそこそこ強くまだダイバージェンスもないので、もう少し下値余地はありそうです。押し目買いの戦略ですが、もし着色した安値を下に抜けた場合シナリオ変更が必要になってくるので注意です。

NZD/JPY(1H)
良いところにPivotS1があるので、とりあえずここを下値ターゲットにしておきます。そのときの動きを見ながら判断してみましょう。

今日は以上です。
長期足で調整入りしたせいか、ドル円クロス円はやや難しめの動きです。あまり相関を考えず通貨ペア毎に分析してトレードしやすいものをみつけると良いです。分析結果が矛盾したとしても(例えば昨日のようにドル売りとドル買いが混在したとしても)、その通りにポジションを持つのが最も良いです。全ての分析に100%の精度はないためです。
それでは今日も頑張りましょう♪

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