こんにちは~。金曜日です。
今夜は雇用統計です。非常に弱い結果になると予想されていますが、その予想をさらに下回ると更に売られやすくなります。逆に、今回の雇用統計が予想を大きく上回ったところで、強いリスクオンになる可能性は低そうです。
(強い結果)
直後ドル買い&株価上昇、その後ドル売り&株価下落、
(弱い結果)直後ドル売り&株価下落、その後もドル売り&株価下落(?)
長く続きそうなリスクオフ相場なので、このように下寄りの目線で考えておくと良さそうです。
雇用統計でドルがよく動く日なのでドルインデックスから解説します。
ドルインデックス
ドルインデックス(DAY)
昨日も解説しましたが、あれから上昇してセンターラインやFR38.2%を達成しています。価格帯的には下落してもおかしくないですが、雇用統計次第です。
ドルインデックス(4H)
強い結果になった場合はトップでのパターンに注目です。弱気なパターンを形成するようだとドル売りで入りやすいです。ほぼ予想通りであまり動かない場合は時間をかけてジリジリと上昇してFR61.8%を達成に行くかもしれません。
長期的に見てオセアニアとカナダが弱いのですが、今月に入ってからオセアニアは豪ドルを解説済みです。今日はカナダを解説します。
USD/CAD
USD/CAD(Month)
直近高値をトライに行ってやや長めの上ヒゲで返されています。この動きは他のドルストレートペアやドルインデックスと同じなのですが、ヒゲの長さが大きく違っていて、例えばUSD/JPYはほぼ十字線です。USD/CADは見ての通り大きめの陽線です。それだけ強弱に違いがあるということです。カナダは売り方向(USD/CADは上方向)で考えておくのが良さそうです。
USD/CAD(Week)
トップからやや強めに下落していますが、その前の上昇が大きかっただけに、この下落は調整の初動と判断するのが良さそうです。
USD/CAD(DAY)
初動の下落が大きいので、ジグザグを形成すると考えておきます。既にB波のトップをつけたと仮定するとFE100%は上昇に引いたFR61.8%とほぼ同じラインです。
USD/CAD(4H)
メインはジグザグでFE100%とFR61.8%を達成後に上昇するシナリオです。サブシナリオとして早い段階でトレンドラインをブレイクする可能性も考えておくと対応しやすいです。
USD/CAD(1H)
短期足にもトレンドラインを引くと狭まる三角形になります。上側のラインははみ出しがちなので、少し上にあるPivotR1を意識しておいた方が良さそうです。
CAD/JPY
CAD/JPY(Month)
見ての通り、豪ドル円と似たような状況になっています。
CAD/JPY(Week)
安値圏では長い下ヒゲを多くつける展開になっています。ただ、大きく下落した後に安値圏に留まっているという点を考えると続落前の調整の可能性が高そうです。
CAD/JPY(DAY)
青色で示した部分で拡大型フラットを形成している可能性を考えます。下落の勢いが強く、イレギュラーな調整パターンが形成されやすい環境であるためです。
CAD/JPY(4H)
既に拡大型フラットで調整のトップをつけたと仮定した場合のシナリオです。現在は調整終了後の調整局面です。初動の後の調整は深くなる場合が多いのでFR61.8%まで戻すと考えておきます。
CAD/JPY(1H)
上にはPivotR1、FR61.8%、PivotR2という順にレジスタンスがあります。FR61.8%達成後に長い上ヒゲになるようだと売りやすそうです。
今日は以上です。それでは頑張りましょう!
良い週末を~♪