マーケット分析20200406

マーケット分析

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こんにちは~。月曜日です。
先週末の雇用統計は市場予想を大きく下回る結果でしたが、特に大きな動きにはなりませんでした。無反応だった理由の一つとして考えられるのは、アメリカは経済指標を待たず3月に緊急利下げ済みだったという点です。
一般的に、普段は経済指標の結果に基づいて金融政策を行うという流れなのですが、今回は金融政策(大幅な緊急利下げ)が先になったということです。大幅な緊急利下げによって大幅なリスクオフを織り込んでいたので、今回の大幅マイナスの経済指標に対して無反応だったのかな?というのが僕の考えです。
後付けの解説をしても仕方ないので、いつも通り解説します。
今月に入って為替の解説しかしていないので、今日はダウ、日経、原油、ゴールドの長期足を解説しておきます。いくつか為替の解説もします。

NYダウ

NYダウ(Month)
MT5ではなぜか2011/07以前のチャートが表示されないので、他の場所で数値を見て長期のフィボナッチリトレースメントを引いています。すると、主要なラインは図に示した通りになります。現在はFR50%の手前まで下落しています。トップからの下落の勢いを見る限りだとここから急上昇して高値をトライに行くのは難しそうで、どちらかと言えばFR61.8%をトライに行く可能性の方が高そうです。先月は長い下ヒゲをつけているので、いったん調整を挟むと考えておくのが良さそうです。

NYダウ(Week)
週足ではまだボトムをつけたようには見えませんが、もしここから安値を更新してもRSIにダイバージェンスがつくので下値余地は限定的になりそうです。月足で長い下ヒゲになっている点を考えると、安値を更新せず反発する可能性もありそうです。月足で示したように、しばらくは大きな動きになりにくいと考えておくのが良さそうです。

NYダウ(DAY)
下落に引いたFR38.2%で上値を抑えられていますが、ボトムからの反発がそこそこ強いのでまだ上をトライに行く可能性は考えておいた方が良さそうです。かと言って中途半端な位置からだと買いにくいので、買い検討できそうなのは図に示したようにFR61.8%達成後になりそうです。少し複雑な動きになりそうです。

短期足は省略します。

日経225

日経225(Month)
こちらもダウと同様に長期足のフィボナッチリトレースメントを赤い線で示しています。だいたいダウと同じ解説なので解説文は省略します。
長期足を見るとピンク色で示した部分がエリオット5波目に見えるので、トップからの下落を5-2波と考える(今後5-3,5-4,5-5…と進行)こともできますが、可能性としては低そうです。

日経225(Week)
ダウとほぼ同じ解説なので、解説文は省略します。

日経225(DAY)
こちらも解説文は省略します。

GOLD

GOLD(Month)
下落に対するFR61.8%上の価格帯に突入していて上値が重いです。そしてRSIにはダイバージェンスがついています。ただし、先月のローソク足を見る限りだと下値も硬いです。少し難しいです。

GOLD(Month)
あえて長期でシナリオを考えるとすると、こんな感じです。ボトムからエリオット波動が進行中でやっと3波が終わった辺りかもしれません。

GOLD(Week)
ピンク色で示したように3波内部の5波動が確認できます。まだ4波の安値を更新していないので上昇トレンドは継続中ですが、トップから急落している点を考えると調整入りを考えた方が良さそうです。

日足以降は省略します。

原油

原油(Month)
長期で見るとウェッジを形成しているように見えます。ちなみにこのウェッジ下限付近が少し前までの原油の下値ターゲットでした。ボトムをつけたと判断するには時期尚早なので、もう少し様子を見て判断したい状況です。次の安値更新でRSIにダイバージェンスがつくので、そのときのパターンによってはシナリオを考えやすいです。

原油(Week)
小さく反発中です。ここから横に推移するようだともう一度下をトライに行く可能性が高くなりそうです。

日足以降は省略します。

一通り見てみましたが、全体的に大きな動きがいったん落ち着いて調整入りする可能性を考えておいても良いかも知れません。
では為替です。

EUR/USD

EUR/USD(4H)
現在は小さく反発中ですが、続落前の調整の動きに見えます。まだRSIにダイバージェンスがないので、あと1回の安値更新は考えられそうです。

EUR/USD(1H)
緩やかですがきれいな下落トレンドです。既にFR61.8%上の価格帯に突入しているので、短期足のパターン次第で売りを狙えそうです。

EUR/USD(15M)
このような感じです。

USD/CAD

USD/CAD(4H)
三角形の内部で推移中です。前回の解説では下に抜ける可能性を優先的に考えていましたが、少し難しい展開になってきました。優先は下ですが、念のためどちらのシナリオも考えておいた方が良さそうです。

USD/CAD(1H)
まもなく三角形下限とPivotS1のサポートがあります。この辺りを明確に下に抜けてくると下落シナリオの可能性が高まりそうです。

今日は以上です。
相場が調整入りすると短期トレードがメインになりそうです。
それでは今週も頑張りましょう♪

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