こんにちは~。
いよいよ今夜は夏休みが明けて一度目のFOMCです。市場は小幅な利下げ(ほぼ確実とみているようです)を織り込んでいる状態なので、予想と異なる場合は結果を織り込みに行く動きが発生します。
政策金利発表後はFRB要人の発言があり、こちらにも注目です。今後の利下げに積極的(ハト派)か、消極的(タカ派寄り)かによって中長期の流れができるかもしれません。
ちなみにFOMCが終わったら、オーストラリア雇用統計、スイス政策金利、BOE(イギリス)政策金利、BOJ(日本)政策金利などがありイベント豊富です。
相場の動きはFOMC次第ですが、急変動でもテクニカルは意識されます。中長期のレジスタンスとサポートは把握しておくと良いです。
今日は久々にダウから解説します。
NYダウ
急落したこともありましたが、その後は持ち直してまもなく史上最高値です。ちなみに金融緩和(ハト派寄りの金融政策)は株式市場にとってプラスです。
直近では反落の兆候はなく高値圏に留まっています。調整後に続伸する可能性を考えておきます。
調整終了の目安として、まずはFR38.2%手前を見ておくのが良さそうです。例えばもしFRBが予想通り小幅な利下げを行い事実で売られる状況になった後、要人発言で今後の利下げにも積極的な姿勢を見せれば図のようなシナリオになりやすいです。
日経平均はあえて解説しませんが、ダウと連動すると考えておくと良いです。
次はドルインデックスです。ドルの強さを示す指数なので、市場から見たFRBの姿勢が反映されやすいです。
ドルインデックス
ピンク色で示したように上昇トレンドです。ただし押し目は深く高値の更新幅は小さい状況で、決して強いとは言えません。
日足では内部にオレンジ色のトレンドを確認することができます。FR61.8%を達成していますが、まだトレンドは上です。ただ、ここ数日の動きに着目するとセンターラインで上値を抑えられつつあることがわかります。ピンク色のFR61.8%まで下値余地がある可能性を優先した方が良さそうです。
4時間足レベルになると動きはFOMC次第です。テクニカルだけの解説をすると直近で続落前の調整のような動きになっているので図のようなシナリオを描いています。
次は為替の通貨ペアです。
特に強いのがポンド、弱いのが円です。
ドル円、ポンド円、そして気になるパターンのあるドルカナダ解説します。
USD/JPY
ボトムから強く上昇中です。既にFR78.6%を達成していますが、まだ上値余地がありそうな状況です。
週明けに急落してからは高値を更新しています。トリッキーな動きですが、トレンドは上なのでランニングフラットのような調整パターンを想定しておきます。
もしFOMCで下落した場合、FR61.8%やPivotS2,S3付近から反発する可能性を考えたいです。材料次第です。
GBP/JPY
Wボトムのターゲット(太いピンク線)は既に達成しています。小さくダイバージェンスをつけているのでここから追いかけて買うことは状況です。
RSIにダイバージェンスをつけ、トップのローソク足も弱気です。ただ、その後の下落は弱いです。このままジリジリと下落するようだと買いを検討できそうです。もし急落して着色した安値を割り込むようだと様子見に切り替えたいそうならない限りは押し目買いを狙いたい状況です。
USD/CAD
やや大きく下落した後は、上下のレジスタンス(FR61.8%)に挟まれ方向感なく漂っています。そして、直近でまたFR61.8%を達成した後に弱気なパターンを形成しています。
直近の下落に対するFR61.8%を達成し、RSIのダイバージェンス+ローソク足の弱気パターンという状況になっています。既にトップをつけた可能性を考えます。
トップから急落後にじりじりと上昇中です。この上昇を高値リトライの動きと考えます。ドルストレートなのでFOMC次第ですが、FR61.8%やPivotR1付近で反落の兆候があれば売りを検討できそうです。
今日は以上です。
FOMCを見届ける方はぜひ実況してみてください。
それでは頑張りましょう♪