マーケット分析20190605

マーケット分析

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こんにちは~。水曜日です。
明日から週末にかけて重要指標の多い期間です。発表時間と、その指標で動く通貨は把握しておきましょう。(個人的には指標発表時の動きを狙って直前にエントリーする行為は推奨しません。)

昨日からダウが大幅に反発しています。FRBの利下げを期待しての反発らしいですが、あくまで期待であることに注意です。また、金融緩和は株式市場にとってプラスではありますが、そもそも利下げをするということは景気が良くないということです。
そして変わらずドル安が進んでいますが、他国も利下げする可能性を考えると結局アメリカ-他国間の金利差は変わらず、景気悪化という事実だけが残ります。よって、現在上昇中のユーロ、ポンド、オセアニア、その他の通貨のうち、リスクオフで売られやすい通貨はいずれ反落すると考えておくのが妥当そうです。そして、円、スイスなどリスクオフで買われやすい通貨は強さを保つと考えるのが妥当そうです。

NYダウ

NYダウ(DAY)

昨日は大きな陽線でした。トップから下落トレンドが進行中であることは変わらずです。非常に勢いの強い上昇ですが、現時点ではまだ調整と考えておきます。現在はセンターラインで抑えられています。上にはFR61.8%も控えているため、このままの勢いで上昇し続けるのはやや難しそうです。

NYダウ(4H)

現在は一時停止しています。調整後に続伸するとRSIにはダイバージェンスがつき、FR61.8%も達成しそうです。急反落には警戒しておいた方が良さそうです。

NYダウ(1H)

短期的にはもう少し上値余地がありそうで、調整を挟んで61.8%は達成に行く可能性が高いです。その後は分かりません。

日経225

日経225(DAY)

ダウほどではありませんが反発中です。現在FR38.2%とH&Sネックライン付近にあり、その上にはセンターラインが控えています。上値余地がどれだけあるかは分かりません。

日経225(4H)

現在の上昇を調整と考えていますが、まずは初動が大きいのでジグザグで61.8%を目指すシナリオを想定しておきます。そこまで上昇せずに下落し、どこかで上値の重い緩やかな上昇となった場合はフラットの可能性を考えます。

日経225(1H)

直近でやや強めに下落中です。何度か上をトライして上値が重い場合はいったん反落する可能性が高いです。

USD/JPY

USD/JPY(DAY)

中期シナリオは変わらずです。

USD/JPY(4H)

ダイバージェンス後にヒドゥンダイバージェンスの状態です。目先では2つのシナリオを考えておきます。調整終了か調整継続かです。もし調整終了でここから下落しても2度目のダイバージェンスがつくので下値余地は限定的です。

USD/JPY(1H)

中期的には下ですが短期ではどちらも考えられる状況で、ややトレードしにくいです。

EUR/USD

EUR/USD(DAY)

週足ウェッジ上抜けの可能性が出てきていますが、まずはWボトムのネックラインでの攻防に注目です。今日の日足が上ヒゲ陰線になるようだとWボトム失敗の可能性も考え始める必要があります。

EUR/USD(4H)

ネックライン付近で上値が重いです。ただし下値も硬いので、このまま横方向に推移する可能性が高いです。強い上昇の後の揉み合いなので続伸前の調整とみなすのが普段のことですが、これから重要指標が多い期間に入るので、指標次第では下もあり得ると考えておくのが良さそうです。

EUR/USD(1H)

メインシナリオは高値圏での推移です。

GBP/USD

GBP/USD(DAY)

状況は昨日から変わらずです。

GBP/USD(4H)

下落トレンド終了ラインの手前まで上昇しています。そろそろ上値を抑えられても良い頃です。

GBP/USD(1H)

上昇全体がウェッジに近いパターンになっています。まだ短期のトレンドは上ですが、反落の可能性を考え始めても良さそうです。

AUD/USD

AUD/USD(DAY)

FR38.2%を達成しています。そろそろトレンド方向に戻る可能性を考え始めます。

AUD/USD(4H)

上値を抑えられやすい価格帯で上値は重いですが、現時点でエントリーの根拠がやや弱いです。図に示したように調整後にもう一度上をトライして弱気で終わると分かりやすいです。

AUD/USD(1H)

短期では方向は上ですがやや乱高下気味です。トレンド終了の兆候と考えることもできますが、4時間足で示した戦略に絞った方が良いかも知れません。

USD/CAD

USD/CAD(DAY)

下落が強いです。

USD/CAD(4H)

徐々にローソク足が小さくなってきています。まもなく調整を挟みそうです。

USD/CAD(1H)

既にダイバージェンスがついています。短期でPivotS1までの下落は考えられそうですが、そこから下へ行く前に調整を挟みそうです。

リスクオフは変わらずです。ドル買いの局面に入った場合、ドル円は上方向に調整入りしたとしても、今度は他のドルストレートでドル買いが強まることで、結局クロス円は下落するという動きになりやすいです。
特定の通貨ペアに執着するのではなく、その環境で適した通貨ペアを選んでトレードしてみましょう。

今日は以上です。それでは頑張りましょう♪

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