こんにちは~。月曜日です。
雇用統計明けです。ちなみに雇用統計の結果はほぼ予想通りでした。失業率がやや大きめに改善したのでややプラスと考えられるのかもしれません。
それより気になったのが、同時に発表されたカナダの指標です。新規雇用者数と失業率のどちらも市場予想を大きく下回る結果でした。しかしカナダが売られたのは指標発表直後のみで、その後はカナダ買いドル売りの方向に動いています。それだけカナダは売られにくい(ドルが買われにくい)ということかもしれません。
今日もドルインデックスから見てみます。
ドルインデックス
ドルインデックス(WEEK)
週足では下落トレンド途中の戻り局面です。価格帯的にはそろそろ下落を再開してもおかしくないですが、材料を見ると緩和縮小の可能性が少しだけ意識され始めているのでドルはやや売られにくい状況です。緩和縮小の可能性が低下したり、時期が大きく後退したり、などと考えられる材料が出てくればドルは再び売られやすくなりそうです。先週末の雇用統計は微妙な数値だったので材料になるかどうかは分かりません。
ドルインデックス(DAY)
ボトムからジグザグを形成中と考えた時のC波ターゲットFE100%が赤いラインですが、その手前で包み足のようなパターンを形成しています。反転パターンではあるのでトップをつけた可能性は考えられます。再び上をトライしてきっちりターゲットを達成してくるようだとRSIにダイバージェンスもつきそうなのでより分かりやすいですが、上トライできるかどうかは分かりません。
このように、テクニカル的にはそろそろドル売りが再開してもおかしくなさそうな状況です。
USD/JPY
USD/JPY(WEEK)
先週の上昇で、ピンクの下落トレンドが終わっています。次はグレーで示したトレンドに注目するのですが、現在そのFR38.2%付近にあります。
USD/JPY(DAY)
先週の金曜日は上ヒゲ陰線でしたが、この上昇の終わりを考えるほど大きなものではありませんでした。ボトムからエリオット波動の推進波が進行中の可能性も考え、まだ上をトライする可能性を考えます。ただ、大きく上値余地がある状況ではありません。これはドルインデックスを見ても分かる通りです。
USD/JPY(4H)
雇用統計は乱高下でした。乱高下する過程でトップにRSIダイバージェンス&包み足という状態になっているので、ここで短期のトップをつけた可能性は考えても良さそうです。仮に短期で上をトライして高値更新したとしても再びRSIにダイバージェンスがつくので上値余地は限定的になりやすいです。
USD/JPY(1H)
今朝は下に窓を開けて始まり、その後は上昇しています。見ての通り短期の上昇トレンドは終わっているので、現在の上昇は高値リトライの可能性が高いです。FR61.8%上~PivotR1では上値を抑えられやすいです。よって短期では売りを狙えそうです。
USD/CAD
USD/CAD(WEEK)
トップから下落トレンドが続いてきて、現在は安値圏で乱高下しています。この調整が終われば再び下をトライする可能性が高そうです。
USD/CAD(DAY)
ピンクのFR38.2%手前~オレンジのFR61.8%上の価格帯で乱高下していましたが、現在は上値を抑えられ下に向かいつつあります。トップをつけた可能性を考え始めても良さそうです。
USD/CAD(4H)
直近では大きく下落した後のジリ上げになっています。このジリ上げが続落前の調整になっている可能性を考えます。
USD/CAD(1H)
センターライン付近まで戻れば売りを狙いやすそうです。下落した場合の下値ターゲットはまずはPivotS1付近と考えておきます。
次は仮想通貨
ビットコイン(BTC/USD)
BTC/USD(WEEK)
シナリオは変わらず、2つ考えておきます。ただ、徐々に青で示した方になる可能性が高くなっています。RSIを見ると95を超えていてすyごく強い状況です。このような状況だと次の上昇でダイバージェンスがついても複数回ダイバージェンスをつけながら大きく上昇することがあります。
BTC/USD(DAY)
最高値付近です。昨日は陰線でしたが、弱気パターンにはなっていません。調整を挟んで続伸する可能性が高そうです。
BTC/USD(4H)
FR38.2%で反発していますが、センターラインの下にあります。そこそこ深く調整しています。できれば下で待ちたい状況です。FR61.8%下まで下落するようだと積極的に買いを狙いたい状況です。
BTC/USD(1H)
短期では下落トレンドです。基本的にはトレンドが続く可能性を考え4時間足で示したFR61.8%下まで待ちたいです。ただ、上昇して下落トレンドが終わる場合は短期のシナリオ変更です。
今日は以上です。それでは頑張りましょう♪