マーケット分析20200911

マーケット分析

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おはようございます。
発言する時間が毎日バラバラで申し訳ないです。
今日は金曜日です。経済指標一覧を見ると、イギリスとアメリカの指標が多い一日です。確認しておきましょう。
外国為替市場を見ると、ドル買い円買いが強まっているように感じます。少し前まではドル円が動かなくても他のドルストレートでドルが売られた結果クロス円が上昇するという動きでした。現在もドル円が動かないのは変わりませんが、他のドルストレートではドルが強く買われています。普段ならドルインデックスに着目してドル買いがどこまで続きそうかを見ようとしますが、今日は金曜日なので短期で取れそうなものをピックアップします。

EUR/USD

EUR/USD(4H)
昨日の解説にあったFR61.8%を既に達成しています。よって、既に高値へのリトライが終わった可能性を考え始めても良さそうです。次はリトライのトップへのリトライを考えます。

EUR/USD(1H)
まずはFR38.2%までの戻りを想定しておきます。この価格帯で売りの根拠が見つからなければ様子見してFR61.8%まで戻るのを待つ戦略に変更すると良いです。もちろん売りの根拠なしに反落することも多いです。その場合はご縁が無かったと考えると良いです。


EUR/USD(15M)
15分足で売りの根拠を見つけられれば良いですが、まだそれは見つかりません。価格帯的にはそろそろなので、ここから要注目です。

GBP/USD

GBP/USD(DAY)
長期足の詳細解説は過去記事を読んでください。トレンドラインを下に抜けています。どこかでブレイク後のリトライがあるかもしれませんが、まだ短期で弱いのでオレンジ色のFR61.8%まで下落する可能性を優先します。リトライが来るとしたらFR61.8%達成後ということです。

GBP/USD(4H)
既にダイバージェンスをつけていますが、弱いのでまだ下値余地があると考えます。戦略は単純な戻り売りです。

GBP/USD(1H)
きれいな下落トレンドです。戻りの目安として、まずはFR38.2%手前を見ておくと良いです。この階層ではトレンドラインをリトライしているように見えるかもしれません。下落したとして、次の安値更新でRSIにダイバージェンスがつく可能性があります。とりあえずPivotS1やオレンジのFR61.8%を下値ターゲットにしておくと良さそうです。

GBP/USD(15M)
だいたいこのようなシナリオを考えておくと良いです。図では一つに絞っていますが、常に複数のシナリオを考えましょう。想定より早く下落した場合や、急上昇した場合などです。

GBP/AUD

GBP/AUD(DAY)
昨日は大きめの陰線になりました。フラットになるとC波の終わりを狙って入りやすかったですが、既に安値を更新しています。この動きにより週足ではRSIにダイバージェンスがついています。しかし今のポンドは弱いので解消される可能性もあります。とりあえず短期を追いかけて、今日のローソク足が確定したら週足を見ると良いです。

GBP/AUD(4H)
あれから調整が終わって急降下しています。そして現在は一時停止しています。前回と似たような規模の調整をした後に続落する可能性が高そうです。

GBP/AUD(1H)
市場心理が似ていると動きも似てきます。前回と同じ規模の調整を想定しておきます。FR38.2%手前で売りを検討できそうです。安値の更新幅はとりあえず控えめにPivotS1にしておきます。

今日は以上です。
現在マイナス材料としてEU離脱の材料が再び注目されています。これはイギリス発の不安材料ですが、これから他にもマイナス材料が出てくる可能性があります。ユーロ圏、アジア、オセアニアなど。そうなるとリスクオフが更に加速するかもしれません。どうなるかはそのときになってみないと分かりませんが。
それでは頑張りましょう♪
そして良い週末を!

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