マーケット分析20200602

マーケット分析

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こんにちは~。火曜日です。
以前から変わらずドル売りが継続中です。弱かったポンドも強さを取り戻し、ドルストレート全体でドルが売られる状況になっています。ドル円は大きな動きになっていませんが、他のドルストレートが上昇している影響でクロス円は全体的に上方向です。
直近において主要通貨の強さは次のような感じです。
非常に強い:カナダ、オセアニア
強い:ポンド
やや強い:ユーロ
やや弱い:円
非常に弱い:ドル

今日はドルインデックスの長期足から解説します。

ドルインデックス

ドルインデックス(Month)
2016~2017年の高値をトライしましたが長い上ヒゲをつけて上値を抑えられています。しばらく下を目指す可能性が高そうな状況です。

ドルインデックス(Week)
2カ所にフィボナッチリトレースメントを引いています。現在小さいFR61.8%を達成しています。長期では引き続き下を目指すにしても、一時的な反発の可能性は考えておいた方が良い価格帯です。

ドルインデックス(DAY)
揉み合いを下に抜け、FR61.8%に到達しています。日足レベルではまだ下値余地がありそうです。日足で調整があれば続落を考えられそうです。

ドルインデックス(4H)
4時間足ではボトムに2度のダイバージェンスがついています。図に示したように、そろそろ日足レベルの調整を考え始めても良さそうです。

ドルインデックス(1H)
直近で下落がウェッジに近い形になっています。FR61.8%下の価格帯でいったんの反発は考えやすいので、下値を追いかけるよりは調整入りを待つ方が良さそうです。

現在はドル売り相場なので、ほとんどのドルストレートはこのドルインデックスの動きに連動します。中長期でドルの下値余地はまだあるが日足レベルで調整入りの可能性があるということです。

ユーロドルは昨日の解説からほぼ変わらずですが、ポンドが強くなったので解説をアップデートしておきます。

GBP/USD

GBP/USD(4H)
チャネル内での推移を想定していましたが上に抜けてきました。ドルストレートの中では唯一弱めなポンドでしたが、強くなっています。これ以降は他のドルストレートと同様にドルの戻り売り戦略で行けそうです。

USD/CAD

USD/CAD(Month)
2016~2017年の高値をトライして上値を抑えられている点はドルインデックスと同じです。長期では高値圏でレンジを形成する可能性を考えていますが、中期短期では下への勢いが強いです。

USD/CAD(Week)
トップから下落してFR61.8%下の価格帯に入ってきました。ここから下は勢いが低下しやすいです。

USD/CAD(DAY)
三角形を下に抜けて以降は下への勢いが強いです。FR61.8%を達成していますが、日足レベルではまだ下値余地がありそうです。

USD/CAD(4H)
短期でもまだ下値余地はありそうですが、ドルインデックスがそろそろ調整入り注意な状況なのでこちらも同じよう注意です。調整入りすれば戻り売りを狙えそうです。

USD/CAD(1H)
ボトムでダイバージェンスがついていますがその後ヒドゥンダイバージェンスもついています。短期的にはまだ下落する可能性が高そうで、価格帯的にPivotS1までは下値余地がありそうです。

あとはドルストレートとクロス円以外の通貨ペアもトレンドができているものがあります。ユーロポンド、ユーロオージー、ポンドオージー全て要注目なのですが、今日は日足で反転パターンのできているユーロポンドをピックアップします。

EUR/GBP

EUR/GBP(Month)
月足では高値圏での乱高下です。ほぼレンジに収まっているので、まずはこのレンジ内で推移する可能性を考えておきます。

EUR/GBP(Week)
乱高下の内部なので、週足レベルではやや難しい動きになっています。あえてシナリオは考えずレジスタンスとサポート(フィボナッチリトレースメントなど)とその付近でのパターンに着目するのが良いです。

EUR/GBP(DAY)
日足まで拡大すると少し分かりやすいです。トップから下落後にゆっくりと上昇中でしたが、直近でRSIダイバージェンス&弱気パターンとなり昨日は大きめの陰線ができています。既に調整のトップをつけた可能性があります。

EUR/GBP(4H)
小さい調整で安値を更新してもRSIにダイバージェンスがつき下値余地が限定的になりやすいので、図に示したようにいったん高値をリトライするシナリオを考えておくとエントリーしやすそうです。初動の後の調整なので、まずはFR61.8%上まで戻す可能性を考えておきます。

EUR/GBP(1H)
既に2度のダイバージェンスをつけています。いったん上をトライに行く可能性が高そうです。もし浅い調整で下をトライしても安値を更新すれば4時間足でダイバージェンスがつくことを考えると下値余地は限定的なので、PivotS1付近から反発して高値をリトライに行く可能性が高いです。

今日は以上です。それでは頑張りましょう♪

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