マーケット分析20200519

マーケット分析

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こんにちは~!火曜日です。
昨日は株式市場が強めに上昇し、外国為替市場ではドル売りが進行しました。ダウは上のFR61.8%をトライに行く可能性が強くなっています。きっちり上値ターゲットを達成した方がトレードしやすいので、良い動きではあります。ここからは、ダウが上値ターゲットを達成するまではリスクオフの巻き戻し(≒リスクオン)だと考えると良さそうです。ちなみに今夜はパウエルFRB議長の発言があります。
それでは上昇したダウから解説します。

NYダウ

NYダウ(DAY)
昨日は上昇し、トレンドラインを上に抜けています。この動きにより青色で示した部分が調整である可能性が高くなってきました。このまま上昇してFR61.8%を達成に行くシナリオが濃厚です。

NYダウ(4H)
トレンドラインを上に抜け、現時点で反落の兆候はありません。調整後に続伸する可能性が高いです。次の高値更新でRSIにダイバージェンスがつくので、念のため高値更新後の動きには注意です。

NYダウ(1H)
短期的には上昇後の調整局面です。この調整の規模は図に示したように二通り考えておくと良さそうです。どちらにしても上値ターゲットFR61.8%を達成するまでは押し目買いを検討できそうです。

短期的に株式市場が強いので、外国為替市場もリスクオンの動きです。ただ、ドル円は微妙です。

USD/JPY

USD/JPY(DAY)
シナリオは変わりませんが、徐々に上側のグレーの価格帯を達成に行く可能性が強くなっています。株式市場が強く推移している状況だとさすがにドル円は大きく下落しにくいためです。

USD/JPY(4H)
難しい動きなのも昨日から変わらずです。もし下をトライした場合はFR61.8%下から買いを検討できそうです(オレンジ色のシナリオ)。そのまま上昇した場合はFR61.8%上から売りを検討できそうです。ドル円が上のFR61.8%達成時にダウもFR61.8%を達成しいるとよりトレードしやすいです。

短期足は難しいので省略します。ドル円は短期トレードの優先順位は低めです。

EUR/JPY

EUR/JPY(DAY)
ごちゃごちゃしています。赤いラインが分岐点になりそうです。短期足で解説します。

EUR/JPY(4H)
ボトムからジグザグが進行したと仮定するとFE100%が赤いラインになります。ちょうど下落トレンドが終わるライン(着色した高値)と重なっており、ここが分岐点になりそうです。抜けるかどうかによってシナリオが変わってきます。短期ではまだ上値余地がありそうなので、短期で買いを狙えそうです。

EUR/JPY(1H)
ボトムからの上昇でエリオット波動をカウントしてみると、現在は3-3波が終わりかけている状況だと思われます。3-4波を待ってからの3-5波取り、そして4波を待ってからの5波取りを狙えそうです。どの階層の動きを取ろうとするのかしっり整理しないとストップに触れやすいです。上値ターゲットは、まずはPivotR1と考えると分かりやすいです。

EUR/AUD

EUR/AUD(DAY)
大きく下落した後は安値圏に止まっています。そして直近で緩やかな上昇の後に2barに近い形ができています。ちなみに、RSIにダイバージェンスはありません。

EUR/AUD(4H)
前回の解説時は黄色で示した部分で調整をブレイクした可能性を考えていましたが、あれからいったん高値を更新しました。現時点ではトレンドラインを下に抜け、しかも短期の上昇トレンドも終わっているので、今度こそ調整が終わった可能性が高そうです。ここからは調整を待っての売りを検討できそうです。調整終了の目安として、まずはFR61.8%を想定しておくと良さそうです。場合によっては未達成になるかもしれませんが、例外にはその都度対応するしかありません。

EUR/AUD(1H)
着色した安値を下に抜けたことで上昇トレンドは終わっています。トレンドラインも下に抜けていて、ここからは高値やトレンドラインをリトライする動きになりそうです。戦略的にはリトライを待っての戻り売りで、戻りの目安はFR61.8%上にあるPivotR1が分かりやすいです。高値圏での反転パターンに要注目です。

GBP/AUD

GBP/AUD(DAY)
下値が硬くなる価格帯に突入していますが、相変わらず弱いです。昨日は下ヒゲなしの陰線が完成しています。

GBP/AUD(4H)
まだ反発の兆候はありません。黄色で示した部分と同じ規模の調整があれば戻り売りできそうです。次の安値更新でダイバージェンスがつくので、安値更新後の値動きには注意です。

GBP/AUD(1H)
1時間足ではボトムにRSIダイバージェンス&強気パターンの状態になっています。調整終了を待っての売りを狙えそうです。調整終了の目安はFR38.2%付近で、ちょうどPivotR1もあり意識されやすそうです。

今日は以上です。
リスクオフの巻き戻しが進行中です。クロス円は上昇していますが、ドル円は乱高下しているだけです。つまり現在のクロス円の上昇は円売り主導ではなくドル売り主導だということです。現時点で円は売られにくい通貨になっています。個人的にドルストレートもクロス円もやや分かりにくいものが多い印象です。今日解説したユーロオージーやポンドオージーはチャートがきれいなので、あえて難しい通貨ペアではなく分かりやすい通貨ペアを選ぶ方が良いです。
それでは今日も頑張りましょう♪

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