マーケット分析20200520

マーケット分析

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こんにちは~!水曜日です。
今日から週末までは指標が多いです。
NYダウが上値ターゲットを達成するまではリスクオフの巻き戻し(リスクオンの動き)が続く可能性を考えていますが、経済指標や要人発言の内容によっては通貨ごとに動きが出る場合があります。事前に指標一覧を把握しておきましょう。今日もダウから解説します。

NYダウ

NYダウ(DAY)
大きな陽線でトレンドラインを上に抜けた後は小さな陰線になっています。この情報だけから判断すると調整後に続伸してFR61.8%を達成に行く可能性が高そうです。ただ短期足を見るとそこそこ大きな下落になっています。

NYダウ(4H)
昨日は強かった状況から一転して急落しました。新型コロナウィルスのワクチンへの期待が裏切られたなどと理由は流されていますが、その理由は特に気にする必要は無さそうです。下落が強い点が気にはなりますが、変わらずFR61.8%を達成に行くシナリオを優先します。もし下落して青で示した安値を更新するような場合はシナリオ変更ですが、タイミング的に解説する時間はありそうなのでそのときに解説します。

NYダウ(1H)
トップから下落してFR38.2%を達成しています。下落の勢いが強い点は気がかりですが、ちょうどジグザグを形成しているようにも見えます。オレンジ色のトレンドが続く可能性を優先してFR38.2%付近かたの押し目買いを狙えそうです。既に反発しているので、今からだと調整を待ってからエントリーになりそうです。青で示したような動きになると入りやすそうです。

NYダウ(15M)
急落後の緩やかな上昇なので超短期では戻り売りも狙えそうです。ただし下落したとして安値を更新しない前提の方が良さそうです。目安としてFR61.8%が短期の下値ターゲットで、そこから下では買いを狙えそうです。

USD/JPY

USD/JPY(DAY)
日足のシナリオは変わりません。そろそろ上値が意識される価格帯に入っています。ただ、NYダウの上値余地がまだありそうなので、ドル円も大きな下落にはなりにくいです。

USD/JPY(4H)
まだ反転パターンもなくRSIにダイバージェンスもないので、上値余地がありそうです。上値ターゲットをより詳しく解説すると、ボトムからジグザグをカウントしたときのFE100%が108.50付近が有力そうです。

USD/JPY(1H)
下落したFR38.2%を達成しています。再び下落中ですが勢いが弱いです。トップからフラット型の調整を形成して続伸する可能性が高そうです。

GBP/USD

GBP/USD(DAY)
上値ターゲット未達成でWトップが成立しています。上昇していますが今のところ調整の範囲内です。最終的にWトップのターゲットを達成に行くシナリオは変わらずです。

GBP/USD(4H)
現在ネックラインを上に抜けていますが、上昇の勢いは徐々に弱まってきています。オレンジ色の下落トレンドに着目してFR61.8%上では売りを狙えそうです。

GBP/USD(1H)
上昇するほど調整が深く、安値の更新幅が小さくなってきています。しかも下落時の勢いが強くなってきています。トレンド終了の兆候です。FR61.8%まで上昇すると売りを狙いやすいですが、直近で下落前のような動きになっているので既にトップをつけた可能性も考えられます。着色した安値を下に抜けるとピンク色の上昇トレンドは終了となります。

GBP/AUD

GBP/AUD(DAY)
引き続きボトムにダイバージェンスはついていますが、反発の兆候はありません。日足レベルではまだ下値余地がありそうです。

GBP/AUD(4H)
ボトムにダイバージェンス&反転パターンを形成し反発しました。調整に入った可能性が高いのですが、その調子の規模は二通り考えられます。黄色で着色したものと同じ規模の可能性(昨日の解説ではこちらでした)、そして青色で示した階層の調整です。2カ所にフィボナッチリトレースメントを引いてどちらも意識されそうなのがグレーで示した価格帯です。ここまで上昇すれば売りを狙いやすいです。まずは浅い調整となる可能性を優先して短期足を見ておくのがいつものことです。

GBP/USD(1H)
黒で示した短期の下落トレンドは終わっています。よって、ここから下をトライしても安値を更新できる可能性は低いです。まずは図に示したようにジグザグが進行する可能性を考えておきます。こうなった場合ピンクのFR38.2%やPivotR1付近では売りを狙えそうです。ただ、そこから下に勢いがつかない場合はさらに上昇してFR61.8%をトライに行く可能性が高まります。売り検討ラインを二カ所に分けて考えておくと良さそうです。

詳しい解説は以上ですが、オセアニアの2通貨が日足レベルで気になる形になりつつあるので紹介しておきます。

AUD/USD

AUD/USD(DAY)
ボトムから上昇してきましたが、徐々に調整が深く、安値の更新幅が小さくなってきています。既にFR61.8%上の価格帯に入っているので、いつ急落してもおかしくなさそうな状況です。

NZD/USD

NZD/USD(DAY)
キウイはより上値が重いです。FR50%までしか戻せていない上に直近の調整で前回安値手前まで下落しています。こちらもいつ急落してもおかしくなさそうな状況です。

大きく下落するには材料が必要なので、材料が出そうなタイミング(指標や要人発言など)があれば予め狙っておくと良さそうです。ただし目線はフラットにしておきましょう。

今日は以上です。それでは頑張りましょう♪

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