こんにちは~。水曜日です。
相場の方は大きな動きがありません。株式市場は変わらず堅調ですが、外国為替市場がリスクオンの動きかと言うと微妙な状況です。
昨日も解説した通り、ドル円クロス円は優先順位低めで、もっと分かりやすい通貨ペアを探してみると良いかもしれません。
ちなみに、明日はアメリカが感謝祭でお休みです。分析もお休みします。
まずはダウから解説です。
NYダウ
NYダウ(DAY)
昨日からほとんど変わっていません。青色で示した大きめの調整に注意が必要ではありますが、もう少し短期的には上値余地がありそうです。
NYダウ(4H)
ピンク色のトレンドに着目すると前回の調整が深かったため、今回の高値更新は小さくなる可能性が高そうです。直近で高値に張り付いているので、短期的にはもう少し上値余地がありそうです。
NYダウ(1H)
短期的な上値余地がどこまであるかというと、まずは直近のレジスタンスであるPivotR1と考えておくと良いです。トップでの動きによっては売りで入り大きめの調整を取ることはできるかもしれません。ただし長期から短期まで全てのトレンドが上方向であるということを忘れないようにしましょう。
USD/JPY
USD/JPY(DAY)
ドル円も昨日からほぼ変わっていません。トレンドは上ですが、勢いは弱くウェッジのようなパターンを形成しています。直近の上昇がウェッジをブレイクした後のリトライにも見えています。戦略は変わらずで、下では買いつつ上では売りを検討するのが良さそうです。
USD/JPY(4H)
昨日からジリジリと上昇しています。まだ高値を更新していませんが、更新すればRSIにダイバージェンスがつきます。よほど勢いよく上に抜けない限りは上値を抑えられやすい状況です。ダイバージェンスがついたとして、同時にローソク足の反転パターンもあれば売りやすそうです。
USD/JPY(1H)
ジリジリ上昇中で、もう少しで高値を更新します。ちょうどPivotR1があるので注目です。一時的に直近高値やPivotR1を上に抜けた後に急落して上ヒゲ陰線になるようだと反転しやすいです。
個人的に注目したいのは、やはり継続的に弱いユーロ関連の通貨ペアです。昨日に引き続きいくつか見てみます。
EUR/USD
EUR/USD(4H)
エリオット波動をカウント中でしたが、昨日から4波5波と進行しています。RSIにダイバージェンスもついていることもあり、いったん調整に入ってもおかしくありません。
EUR/USD(4H)
もし調整入りするとなると図に示したような動きが想定されます。となると、今後は調整を待ってからの戻り売りを狙えそうです。このシナリオを把握したうえで、短期のトレンドを追いかけると良いです。
EUR/USD(1H)
1時間足を見る限りでは、ボトムをつけたと考えるにはやや根拠不足です。よって短期的にはまだ下値余地がある可能性が高いです。今後のサポートはPivotS2とS3です。この付近をターゲットに超短期で戻り売りを狙えそうです。安値圏でRSIにダイバージェンスがついたりローソク足の反転パターンが出たりしたらボトムが近いと考えましょう。
EUR/GBP
EUR/GBP(DAY)
非常に弱いですがなかなか下に勢いがつかずじれったい通貨ペアです。目先の下値ターゲットはグレーで示した価格帯(FR100%~ブレイク後に再突入したチャネル下限)です。
EUR/GBP(4H)
昨日の時点ではジグザグが終了してリトライに入る前でした。あれからリトライが終了し、そろそろ下落に戻る可能性が高そうです。想定していたよりリトライがやや強く、FR61.8%の上まで戻しました。
EUR/GBP(1H)
きれいな反転パターンになっています。ここからは、再び高値をリトライする動きに注意です。直近の下落に対するFR61.8%の上まで戻す可能性はあります。
EUR/AUD
EUR/AUD(DAY)
昨日の解説の通り、ジグザグになるかフラットになるか、どちらのシナリオも想定しておきます。
EUR/AUD(4H)
フラットになる場合、リトライでFR61.8%をタッチして下落するシナリオを考えていましたが、現在の動きを見る限りだとそこまで戻さない可能性もありそうです。センターラインが強いレジスタンスになっています。グレーの価格帯を明確に下に抜けるとH&Sになるので、ターゲット(赤い線)に向けて下落することになりそうです。とりあえずの下値ターゲットを赤い線だと考えておくと良さそうです。
EUR/AUD(1H)
1時間足は乱高下しています。売る場合はできるだけ上に引き付けて売りたい状況です。理想は61.8%の上ですが、先ほども解説した通りそこまで戻さない可能性も高いです。
今日は以上です。それでは頑張りましょう♪