こんにちは~。
ドル売りの流れが続いています。
今週末は大阪でG20が開催されます。まだ先のことですが、ポジションの持越しには注意した方が良いかもしれません。
今日はダウ、日経、ドルインデックス、そしていくつか通貨ペアをピックアップして解説します。
NYダウ
まもなく史上最高値です。更新する可能性は十分に考えられますが、その後の上値余地は分かりません。
反落の兆候は下落しても小規模なら調整だと考えるのが良さそうです。
4時間足ではダイバージェンスがついています。調整入りする可能性を優先します。まずは38.2%手前に注目です。
1時間足では直近でジリジリと上昇中です。この勢いだと高値更新するよりどこかで下落する可能性の方が高そうです。
日経225
ダウと比べて控えめな強さです。現在の上昇が調整ブレイク後のリトライの可能性があります。リトライが終了したら下を目指す可能性は考えておいた方が良さそうです。
既に61.8%の手前まで戻しています。まだ上昇する可能性はありますが、61.8%より上は重くなる可能性高いです。図のように高値の更新幅が小さく押し目が深くなるようであれば売り検討しやすいです。
上昇トレンドです。既に61.8%をほぼ達成しているため反発してもおかしくはありません。
ドルインデックス
ウェッジを下にブレイクした状況です。サポートとして意識される価格帯までの下落を想定しています。その後の動きによってはさらに下も考えられます。
まだ反発の兆候はありません。
こちらも反発の兆候はありません。調整後に続落となる可能性が高いです。このように、ドルインデックスを見る限りではドル売りが続きそうです。引き続きドル中心の相場なので、ドルストレートに注目です。
USD/JPY
既に61.8%を達成していますが、週足でダイバージェンスなしの状態です。いずれ調整入りしたとしてもその後はまだ下値余地があるかもしれません。
日足レベルでは続落しそうな状況です。次の安値更新でダイバージェンスがつけば週足レベルで調整入りする可能性を考え始めても良さそうです。
既に下落に対する38.2%を達成しています。フラットから続落するシナリオを優先しています。安値更新できないようだと61.8%を目指す可能性を考えます。
図のようにフラットを優先します。
できるだけ高値に引き付けた状況ですが、既にトップをつけてもおかしくない形にはなっています。もう少し上昇する場合はRSIにダイバージェンスがつくまで待ってみても良さそうです。
EUR/USD
少し前の下落は結局、ウェッジ上限へのリトライだったようです。上値ターゲットは下落全体に引いたFR38.2%手前にしておきます。
目先では過去に意識していたWボトムのターゲットがあります。一度否定されたものなのでどれだけ意識されるかは分かりませんが、念のため覚えておくと良いです。この辺りで調整するかもしれません。
すごく強い状態です。短期足を見て途中から入るか、大きめの調整を待つかどちらかです。
1時間足は省略して15分足です。トレンド相場なので余計なことは考えずトレンドフォローすると良さそうです。最後に損切りで終わるのは仕方ありません。
USD/CAD
週足レベルの下値ターゲットは以前に解説した通りです。
下値ターゲットまでまだ距離があるので、戻れば売りを検討したい状況です。
既にジグザグABCが終了した可能性もあります。ABC-X-ABCという動きになる可能性も考えつつ戻り売りを検討します。
今回はターゲットを定めています。エントリー位置、ストップ位置によってリスクリワードが変わります。「下がりそうだから売り」と単純に考えないようにしましょう。
スイスが強いのでドルスイスとユーロスイスを見てみます。
USD/CHF
まだ反発の兆候がありません。戻り売りを検討できそうです。
ダイバージェンスがついていますが、もう少し上昇するとヒドゥンダイバージェンスがつきます。
単純に戻り売りできそうです。価格帯だけでなくその他の根拠も探してみましょう。
EUR/CHF
下落トレンドです。下方向にトレンドフォローできそうです。また、エリオット波動をカウントすると現在は5波の途中の可能性が高いです。
まずは38.2%に注目です。下落の勢いが弱いようだと安値を更新できず上昇し61.8%を達成に行く可能性が高くなります。
今日は以上です。為替だけを見るとドル中心の分かりやすい相場です。難しいことは考えずトレンドを追いかけるのが良いです。
それでは今週も頑張りましょう♪