マーケット分析20210210

マーケット分析

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こんにちは~。水曜日です。
今夜はアメリカの重要指標と、深夜にBOE要人発言、FRB要人発言があります。
FRBが今後の金融政策について発言すると動きやすいです。というのも、アメリカの年内緩和縮小の可能性を織り込んでドルが買い戻されているだけに、本当に今年中にできるのかには注目です。極端な例を挙げるとFRB議長が「やっぱり今年は緩和縮小は無理そう」などと発言すれば再びドル売り株高が加速する可能性が高いということです。(あくまで極端な例です。)
目先でドル売り株高の動きになっている点を見れば、市場参加者は「年内緩和縮小は無理か、大幅に遅れるだろう」などと考えているのかもしれません。

今日もドルインデックスから解説です。

ドルインデックス

ドルインデックス(WEEK)
シナリオは変わりません。過去記事の通りです。今週に入ってからは大きめの陰線になっていて、このままローソク足が完成するようなら包み足のようなパターンになります。

ドルインデックス(DAY)
月曜日の段階ではあと1回の高値更新も考えられる状況でしたが、ここまで下落してくると既にトップをつけたと考えるのが妥当です。短期の下落が終われば青で示したように高値をリトライして続落する可能性が高いです。

ドルインデックス(4H)
下落が強いです。この下落のターゲットですが、上昇全体に引いたFR61.8%下や青で示した動きの安値付近が有力です。

ドルインデックス(1H)
短期ではそろそろ下落の勢いが低下してきていて、調整入りしてもおかしくなさそうです。ただし価格帯的にPivotS1までは下値余地がありそうです。S1で調整するようなら更に下も狙えそうです。

ドルインデックスを見る限りでは弱いドルが戻ってきつつあります。

USD/JPY

USD/JPY(DAY)
月曜日の段階ではグレーで示したように下落後に再び上をトライする可能性を考えていました。下落はするけど調整の下落の可能性を考えていたということです。しかし、今の下落の勢いを見る限りでは調整ではなく推進です。ドルインデックスと同様に既にトップをつけた可能性を考えるのが良さそうです。シナリオをオレンジ色に修正しておきます。

USD/JPY(4H)
トップから勢いよく下落中です。1時間足で解説しますがエリオット波動の推進波が進行中と考えることもできます。この下落のターゲットはオレンジのFR61.8%下です。

USD/JPY(1H)
青で示したようにエリオット波動をカウントすると、現在は3波の末期か4波の途中だと思われます。直近で安値に張り付いているのでなかなか入りにくいです。PivotS1まで3波が続いて4波の調整に入るようだと最も戦略を考えやすそうです。(5波取り。)あるいは、ここから少し大きめに戻るようなら売りを狙いやすいです。センターラインやFR23.6%が目安です。

ドルストレートを見る限りでも全体的にドル売りの相場になっています。というより、少し前のドル売り時代の相場に戻ったと考えた方が分かりやすそうです。思い出してみると、全体的にドル売りで、その中でユーロが強くなりきれない(長期の調整中)という状況でした。ポンド、オセアニア、カナダは強いです。よって、強い通貨でドルの戻り売りを狙うのはもちろん、強い通貨でユーロを売る戦略も引き続きできそうです。

EUR/GBP

EUR/GBP(WEEK)
長期足のH&Sが成立している通貨ペアです。ターゲットは赤いライン付近です。週足の動きなので、短期的には内部で上下動すると思います。短期足を見すぎると感情で動きがちなので、それを防ぐためにもあまり短期足を見ない方が良いかもしれません。

EUR/GBP(DAY)
まだRSIにダイバージェンスはなく、次に安値を更新しても更新幅が大きければダイバージェンスはつきそうにありません。

EUR/GBP(4H)
そろそろ調整が終わってもおかしくなさそうな動きですが、価格帯的にはFR61.8%をわずかに達成できていません。きっちり達成してから反落する動きをすることもあるので、上では売りを狙えるように準備しておくと良さそうです。

短期足は省略します。

GBP/AUD

GBP/AUD(4H)
久々に載せる通貨ペアです。上側のグレーの価格帯があまりきれいではないですがWトップのネックラインになる可能性があります。下に抜けるようだと大きく下落しそうです。

GBP/AUD(1H)
短期足は乱高下になっています。既に調整が終わったかもしれないし、まだ調整中かも知れません。上では売りを狙いたい状況です。このまま下落して下に抜けるようなら、Pivotなどのサポートからの調整を待つ方が良さそうです。

ビットコイン(BTC/USD)

BTC/USD(WEEK)
高値を更新したことで、やっと週足でRSIにダイバージェンスがつきました。ただ、前回も解説したようにRSIが95を超えるすごく強い状況です。ヒドゥンダイバージェンスとダイバージェンスを何度か繰り返しながら上昇する可能性を考えるのが妥当そうです。

BTC/USD(DAY)
日足ではまだ反落の兆候がないので、まだ上値余地がありそうです。調整の動きがあれば押し目買いを狙いたい状況です。

BTC/USD(4H)
短期では現在調整中です。ペナントにも見えますが、念のためジグザグの可能性も考えておきます。

BTC/USD(1H)
ペナント、フラット、ジグザグの全てを描いています。新規でポジションを持つという状況ならジグザグだとラッキーですが、そこまで下落するかどうかは分かりません。

今日は以上です。
それでは頑張りましょう♪

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