マーケット分析20200916

マーケット分析

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こんにちは~。木曜日です。今夜はFOMCです。
今週の始めにFOMCを意識して相場解説をしましたが、そのシナリオとは違った動きになっています。テクニカルだけを見ると、これからいったんドル買い&株売りになりそうな状況に見えます。詳しく解説します。

NYダウ

NYダウ(DAY)
最後にダウを解説したときに示したシナリオがこちらです。既にピンク色の上昇トレンドは終わっているので、次は一つ大きい階層に注目。少し大きめに調整する可能性を考えていました。ターゲットはオレンジ色のFR61.8%下です。直近でジリジリと上昇してFOMCを迎えることになりました。ここから急上昇して高値を更新する可能性もないとは言えませんが、いったん下をトライする可能性の方が高そうです。どちらにしてもイベント前でトレードは控えた方が良いので、とりあえず今はFOMC待ちです。トレードのしやすさを考えても下をトライした方がやりやすいです。

NYダウ(4H)
トップからの下落に対して現在FR50%まで戻しています。そして2BARになっているので既にトップをつけていてもおかしくはありません。ただ、イベント前ということを考えると少し離れたレジスタン&スサポートを意識しておいた方が良いです。とりあえずFOMC待ちです。

ドルインデックス

ドルインデックス(DAY)
ピンクで示した小さいトレンドが終わっているので、一つ大きいオレンジ色のトレンドを見ます。下落トレンドなので調整が終われば再び下をトライに行く可能性が高いのですが、直近ではやや底堅い動きになっています。いったん反発する可能性を考えておいても良さそうです。

ドルインデックス(4H)
4時間足では、既に終わったピンクのトレンドがよく見えます。いったんトレンドが終わっていて、ボトムからの上昇(初動)がやや強めです。ここから下落したとしても、その下落は初動の後の調整になるかもしれません。そうなったとすると次に考えるのは日足で示したようなジグザグです。どうなるかはFOMC次第ですが、複数シナリオの一つとして考えておくと良さそうです。

USD/JPY

USD/JPY(DAY)
FOMC前に高い位置にあれば売りを狙いやすそうな状況でしたが、現在は下の方にあります。上で売りという戦略は変わらずとして、そこまで戻らない可能性も考えておいた方が良さそうです。

USD/JPY(4H)
今週に入ってから下落しています。今までの動きを見るとピンクで示したように左から1,2,3-1,3-2・・・と続いてきているようにも見えます。となると現在の下落は3-3なので、このまま下へ抜けていく可能性も考えておいた方が良いです。オレンジ色で示したように上で売りの戦略は変わりません。

あとはいくつか分かりやすいパターンを作っているものを載せておきます。

GBP/USD

GBP/USD(DAY)
強い下落でトレンドラインを下に抜けた後はじりじりと上昇中です。少なくともFR61.8%下のグレーの価格帯までは下値余地がありそうなので、調整終了から売りを狙えそうです。

GBP/USD(4H)
戻りの目安ですが、小さいトレンドに着目して青のFR61.8%上、そして下落全体に着目してピンクのFR23.6%上です。グレーの価格帯に入ってきて上値が重そうなら売りを検討し始めても良さそうです。

EUR/GBP

EUR/GBP(DAY)
ここ最近のポンド安の影響で、対ユーロでもポンドは強く売られています。まだRSIにダイバージェンスはなく、直近ではセンターラインがサポートになりやすい状況です。少なくともあと1回の高値更新はある可能性が高いです。

EUR/GBP(4H)
強く上昇した後にじりじりとした下落になっています。いずれ上をトライしそうな動きです。

EUR/GBP(1H)
1時間足を見ると次の安値更新でRSIニダイバージェンスがつきそうです。ちょうどPivotS1もあります。ちなみにこの通貨ペアはFOMCの影響を受けにくいです。

今日は以上です。それではFOMC前、落ち着いてすごしましょう。ゆったりとした夜をお過ごしください。

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