マーケット分析20200529

マーケット分析

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おはようございます。金曜日です。今日は週末の月末です。長期足の終わり方を気にしてみましょう。
相場の方は株式市場は相変わらずで、外国為替市場ではドル売りが強まりました。久々にドルインデックスも見てみます。まずはダウから解説します。

NYダウ

NYダウ(DAY)
昨日は小さな陰線でした。既にFR61.8%上の価格帯に突入しておりそろそろ反落を考えたくなりますが、現時点で売りの根拠は少な目です。調整後に高値を更新するとRSIにダイバージェンスがつくので、そうすると売りの根拠が一つ増えます。トップに反転パターンが形成されると更に一つ増えます。

NYダウ(4H)
トップから下落中で、現在センターラインで支えられています。ピンクのFR61.8%下~青のFR38.2%手前の価格帯はサポートになりやすいです。上昇トレンド継続の場合の反発ラインとして有力です。優先シナリオは調整後の続伸ですが、念のため既にトップをつけたシナリオも考えておきます。下側のものです。着色した安値を下に抜けた後に上昇しその勢いが弱いようだと続落の可能性が出てきます。

NYダウ(1H)
内部を見ると、上昇はしているものの下落時の勢いが強いです。この状況だと上では売られやすそうです。もしここから緩やかに上昇するようだとジグザグC波を狙っての売りを検討できそうで、そこでエントリーできれば下方向に推進波が進行した場合に乗ることができます。ただし週末の月末なのが厄介です。今日中に閉じられるポジション以外は様子見にした方が良いかも知れません。

ドルインデックス

ドルインデックス(DAY)
やっと下にブレイクし、ドルが大きく動き出しました。ドルストレートで全体的にドル売りになっています。この流れはまだ続きそうです。今夜は重要指標が多い上に24時にはパウエルFRB議長の発言があります。今日のうちに更に動く可能性もありそうです。

ドルインデックス(4H)
RSIに二度のダイバージェンスがついていますが、ローソク足は弱い状態を保っています。調整後に続落するシナリオを優先します。

ドルインデックス(1H)
現在PivotS2で支えられています。緩やかに上昇してくると続落の可能性が高くなります。

USD/CHF

USD/CHF(Month)
スイスは一足先に月足を見ます。長期ではほとんど横に動いていますが、少し前にトレンドラインを下に抜けており、その後は上昇しても上値を抑えられ続けています。いずれ大きく下をトライしてもおかしくなさそうな状況です。

USD/CHF(Week)
週足では激しく乱高下しています。この揉み合いを抜けない限りこの階層では特にシナリオを考えることは難しそうです。あえて言うなら揉み合い継続の可能性を考えておくと良さそうです。ただ、ドル売りの流れが進めば下にブレイクしてくるかもしれません。

USD/CHF(DAY)
日足を見ると徐々にボラティリティが小さくなり三角形を形成しています。そして現在下にブレイクしているようにも見えます。勢いがつくようだとFR61.8%下をトライに行く可能性が出てきそうです。

USD/CHF(4H)
直近で大きく下落した後に小さな上昇になっています。続落前の調整を形成する可能性が高そうです。そうすると戻り売りを狙えそうです。

USD/CHF(1H)
強い下落の後なので戻りは浅くなると考え、FR23.6%上が戻り目安になりそうです。ちょうどセンターラインもあります。下落したとして、まずはPivotS1を下値ターゲットと考えておくと良さそうです。

USD/CHF(15M)
より短期ではこのような動きを想定しておきます。RSIダイバージェンスや反転パターンがあれば売りやすそうです。

EUR/USD

EUR/USD(DAY)
ドル売りの影響もありますが、ユーロ圏でプラスの材料が出たことでユーロが強くなっています。目先でオレンジ色のFR61.8%上は達成してきそうです。ちなみに、以前に解説した通りユーロは長期でボトムをつけた可能性も考えられる形になっています。

EUR/USD(Month)
月足でこの状況です。ボトムから強く上昇した後に緩やかに下落し、2番底でRSIダイバージェンス&強気パターンを形成し現在は反発中です。長期でボトムをつけた可能性があることは頭の片隅に置いておきましょう。

EUR/USD(4H)
短期に戻ります。4時間足ではダイバージェンスが解消されました。短期でまだ上値余地がありそうです。単純に押し目買いを狙えそうです。

EUR/USD(1H)
単純に短期足のトレンドフォローなので、直近の上昇にフィボナッチリトレースメントを引いて調整の終わりからのエントリーを狙います。今日中に決済することを考え、とりあえず上値ターゲットはPivotR1と考えると良さそうです。

USD/JPY

USD/JPY(DAY)
日足のシナリオは変わりません。株式市場を含め相場全体でリスクオフの巻き戻し(≒リスクオン)の動きが続いてきましたが、ドル円に関してはドル売りと円売りが拮抗しているような状況です。もし悪い材料が出れば円買いが強まりドル円は下落する可能性が高いです。

USD/JPY(4H)
短期では変わらずじれったい動きをしていて、トレードの優先順位は低めにせざるを得ません。(解説の最後に持ってきた理由です。)こういう動きの場合、トップから売ろうと考えるよりも下落し始めてから戻りを狙う方が成績が良くなります。とりあえず上で売り待機しつつ、下に勢いをつけるのを待つのが良さそうです。

短期足は省略します。

今日は以上です。
最近になって通貨の強さ関係が変わってきています。
強い通貨:ユーロ、オセアニア、カナダ
弱い通貨:ポンド、ドル、円
こんな感じです。ユーロが強いグループに入りました。ここにある強い通貨と弱い通貨の組み合わせでは流れができやすいです。
それでは良い週末を~♪

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