マーケット分析20200513

マーケット分析

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こんにちは~。水曜日です。
先ほどのRBNZ政策金利発表では金利は据え置きでしたが、量的緩和の拡大と追加緩和に関する声明がありNZDは短期的に強く売られています。
ただ、現在は各国が金融緩和を行う流れなので、ここからNZDが一方的に弱くなる可能性は低いです。各国の要人が金融緩和について触れるとその国の通貨が一時的に売られるという動きになりやすいです。「一時的に」と言っても例外があります。一番最初に経済を回復させたがるのはアメリカなので、金融緩和もアメリカが先頭を走る状況になりやすいです。それをイギリスが追いかけ、次にその他の国が追いかけるという状況になりやすいです。(リーマンショック後もそうでした。)つまり、ドル安の流れになった場合、それは一時的ではない可能性が高いです。今夜はFRB要人の発言があるので、ドル安の材料が出てくる可能性が十分にあります。要注目です。

NYダウ

NYダウ(DAY)
ボトムからの上昇トレンドは徐々に上値が重くなっています。ただし価格帯的にはもう少し上値余地があります。FR61.8%を達成できれば反落を考えやすいです。ちなみに金融緩和は株式市場にとってはプラスの材料となる場合が多いです。アメリカが緩和について触れるとダウは上昇する可能性が高いです。長続きはしないでしょうが。

NYダウ(4H)
もし今夜のFRB要人発言で緩和方向にサプライズの内容があれば、ダウは反発しやすいです。その場合は図に示したような動きになる可能性が高いです。発言内容次第なのでトレードできるかと言うと疑問です。

短期足は省略します。

ドルインデックス

ドルインデックス(DAY)
冒頭で解説した理由から今後ドル安に動く可能性を考えてはいますが、なかなかその材料が出てこない状況です。今夜のFRB要人発言が材料になる可能性はあります。テクニカル的には下落後に安値圏で上下動しておりセンターラインで上値を抑えられている状況で、続落の可能性が高そうな動きです。

ドルインデックス(4H)
青で示した直近の上昇に着目すると高値更新が浅く調整が深いです。次に高値を更新した場合も浅くなる可能性が高いです。そして高値を更新できない可能性も考えておいた方が良さそうです。

短期足は省略します。

USD/JPY

USD/JPY(DAY)
難しい動きのドル円です。下落途中に少し大きめの調整に入った可能性を考えています。調整終了のターゲットをグレーで示しています。

USD/JPY(4H)
昨日は短期的に続伸する可能性を考えていましたが、続伸できずずるずると下落してきました。下落の勢いが強まりつつあるので、短期的にはこのまま下落する可能性の方が高そうです。ただし上値ターゲット未達成なので、下落したとしても安値を更新せず上をトライに行くシナリオを考えておいた方が良さそうです。もし安値を更新したらシナリオ変更です。

USD/JPY(1H)
直近でボトムにRSIダイバージェンス+強気パターンを形成しています。短期的には買いで入れたとは思いますが、その後の動きを見ると上昇が弱いです。4時間足で大きめの陰線になっている点とあわせて考えると調整後に下落する可能性が高そうです。最近は難しい動きのドル円なのでトレードの優先順位は低めです。

GBP/USD

GBP/USD(DAY)
中長期の上値ターゲット手前でダブルトップが成立しかけています。これが成立した場合のターゲットは赤で示したライン付近で、ちょうどFR61.8%下にあります。

GBP/USD(4H)
ネックラインは強く意識されます。ダブルトップが成立するにしてもネックライン付近では調整する場合が多いです。短期的にはまだ下値余地がありそうですが、ダブルトップ成立を考えるのは時期尚早です。青で示したような調整の動きがあると入りやすそうです。ちなみに明日はBOE要人の発言があります。

GBP/USD(1H)
今日のうちだとPivotS1付近までは下値余地がありそうです。FRB要人の発言内容の影響が大きそうです。

EUR/JPY

EUR/JPY(DAY)
戻りが強く深いという特徴を持った下落トレンドです。直近の上昇も調整と考えていましたが、FR61.8%達成後に上ヒゲ陰線になっています。

EUR/JPY(4H)
4時間足ではRSIにダイバージェンスがついています。そろそろ反転を考え始めても良さそうです。下落した場合の下値ターゲットですが、まずは直近の上昇に対する61.8%戻しとかんがえると良いです。続落するにしても調整を挟む場合が多いです。

EUR/JPY(1H)
既にトップをつけたとして下落するシナリオを青で示しています。その内部はピンク色で示したように、高値やトレンドラインへのリトライがある場合が多いです。チャートを見続けていると慌てる原因になりがちなので注意しましょう。

今日は以上です。
FRB要人発言を控えています。ドルストレートはその内容次第ですが、中長期でリスクオフである点を考えるとクロス円は下落しやすい状況です。今日はユーロ円を載せましたが、ポンド、オセアニア、カナダのクロス円も中長期で売りを狙いやすそうです。
とりあえず今日の22:00~パウエルFRB議長の発言内容には注目です。
それでは頑張りましょう♪

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