マーケット分析20200228

マーケット分析

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

こんにちは~。週末の月末です。
相変わらずのリスクオフで、昨日もダウは大幅下落となりました。今日で月足が完成するのですが、よほど大きく反発して終わらない限りは弱気な形になりそうです。
ダウ、日経ともに目先の下値ターゲットを達成してきました。どちらも見てみます。

NYダウ

NYダウ(Week)
目先の下値ターゲットだったオレンジ色のFR61.8%下のグレーの価格帯を達成しています。想定していたより下落が速いです。

NYダウ(DAY)
FR61.8%に向かって徐々にローソク足が小さくなっていて勢いが低下してきたかのように思えましたが、昨日は再び下に勢いをつけてきました。目先ではFR100%が次のターゲットです。

NYダウ(4H)
長い下ヒゲ陽線の後に大陰線が出現するという難しい動きでした。センターラインに上値を抑えられながら勢いよく下落中です。とりあえずFR100%までの下落を考えておきます。このFR100%というのは、週足で2018年末から続いている上昇トレンドが終了するラインでもあります。

日経225

日経225(Week)
こちらも素早い動きで下値ターゲットを達成しています。次のサポートはダウと同様FR100%です。

日経225(DAY)
他の根拠を示すとするとエリオット波動で、現在は図に示したように3-3波の途中だと思われます。オレンジ色で示した内部波動に着目すると既にFE200%を達成していて、次のターゲットはFE261.8%です。価格で言うと20200付近です。

日経225(4H)
よって、このまま小規模な調整を挟みつつ3-3波でFE261.8%を達成に行くシナリオを描いておきます。FE261.8%達成後は3-4波が訪れる可能性を考えておきます。

株の方は短期足を省略し、次は為替です。
ドル円は分岐点を下に抜けようとしています。

USD/JPY

USD/JPY(Month)
一足先に月足の解説です。現時点で調整ブレイクの騙しパターンになっています。このまま月足が完成してしまうと、上昇全体に対するFR61.8%の下を目指すシナリオの可能性が高くなります。トップからジグザグをカウントしたときのFE100%がFR61.8%下にあるので、とりあえずここを下値ターゲットと考えておきます。
もし急上昇して月足がトレンドラインの上で完成すれば話は別ですが、今の状況だと難しそうです。

USD/JPY(DAY)
週足は省略して日足です。まだトレンドは上ですが、この状況だとトレンドの終わりを考え始めても良さそうです。着色した安値がトレンド終了ラインで、とりあえずはここが下値ターゲットになりそうです。下落する場合でもこの前後で調整を挟む可能性が高いです。

USD/JPY(4H)
一時はトレンドラインで下値を支えられていましたが、現在は下に抜けています。ダイバージェンスも解消されつつあるので、このまま直近安値を目指す可能性が高いです。

USD/JPY(1H)
現在PivotS2付近にあります。ここから調整を挟んでS3をトライに行く動きになればトレードしやすいですが、この勢いなのでこのまま抜けてくるかもしれません。PivotS3のやや下に直近安値があります。この辺りの価格帯を一気に下に抜ける可能性もありますが、その後はヒゲになって戻ってくる可能性も考えられるので要注意です。週末の月末です。

原油安とリスクオフが重なっている影響で資源国通貨のクロス円が下落しやすい点について昨日は解説しましたが、オセアニアのクロス円はずっと解説してきました。今日は久々にカナダ円を解説します。オセアニア通貨に関しては過去記事をご覧ください。

CAD/JPY

CAD/JPY(DAY)
日足では、この急落によって緩やかな上昇トレンドが終わっています。ダブルトップと捉えられなくはないですが、あまりきれいではないので単純にトレンドが終わったと考えます。ここからトレンドが転換する前提でシナリオを考えます。

CAD/JPY(4H)
ダイバージェンスもなく勢いも強いです。現時点で反発の兆候はありませんが、もし今後ジリ入りと上昇する展開になれば売りを検討しやすいです。

CAD/JPY(1H)
現在PivotS2で一時停止しています。まだ反発の兆候はないので、調整を挟んでPivotS3をトライに行く可能性が高そうです。

もう一つ、ユーロが月足で反転パターンになりそうなので先に解説しておきます。

EUR/USD

EUR/USD(Month)
ユーロドルも月足の終わり方に要注目の通貨ペアでしたが、現時点でこのような形になっています。ボトムからの上昇に対してピンク色で示した下落は緩やかでした。ここで底をつけた可能性を考えても良さそうです。週足以降は省略します。このように、ずっと弱かったユーロが反転しそうな状況です。ここからはユーロに代わって豪ドルやカナダが弱くなりそうです。

今日は以上です。
市場はコロナウイルスきっかけのリスクオフばかりに注目しているようですが、原油の方にも注目です。原油はここから半値になってもおかしくなさそうな状況です。その影響で資源国通貨はより売られやすい状況です。よってクロス円の中でも資源国通貨のクロス円を選ぶとトレードしやすいと思います。主要通貨ではオセアニアの2通貨(AUD, NZD)そしてカナダです。

それでは、2月の解説はこれにて終了です。
3月は改善のための準備期間とします。準備でき次第お知らせしますので楽しみにお待ちください。
それでは今日も頑張りましょう♪そして良い週末を~!

タイトルとURLをコピーしました