こんにちは~。月曜日です。
先週は終値にかけてリスクオン方向に動いたことにより、弱かった通貨のクロス円でも週足には下ヒゲがついています。基本的にはリスクオン方向への動きを期待したい状況です。
株式市場を見るとここ最近はずっと非常に強い状態が続いています。もし株式市場が反落するか調整入りすれば、外国為替市場も大きな影響を受けそうです。ダウから解説します。
NYダウ
NYダウ(Week)
先週はきれいな陽線でした。RSIを見ても70を上回っていて強いです。続伸を考えるのが妥当そうです。もし下落したとしても再び高値を更新してダイバージェンスをつける展開になりそうです。
NYダウ(DAY)
日足も強く、まだ反落の兆候はありません。RSIのダイバージェンスもないので、まだ上値余地がありそうです。
NYダウ(4H)
こちらも非常に強い状態で、反落の兆候はありません。よって、目先では短期足を見ながらの押し目買いが主な戦略になりそうです。
NYダウ(1H)
現在PivotR1で一時停止中です。調整すればR2までの上昇は期待できそうです。もし急落した場合でもトレンドは上なので、まずは調整である可能性を考えると良いです。ダウは長期足から短期足まで全て上昇トレンドです。
為替の方は、先週の金曜日にかけてドルが弱まりました。その影響で弱かったユーロやオセアニアも上昇しています。ただ、週足レベルで見ると小幅な上昇です。短期的にはまだ上値余地があるかもしれませんが、長続きしない可能性を考えておいた方が良さそうです。
EUR/USD
EUR/USD(Week)
下落トレンド継続中で、直近の調整ではFR61.8%を達成できず反落しました。今後は61.8%をトライに行く可能性も考えつつ、短期で下方向のトレンドを追いかける展開になりそうです。
EUR/USD(DAY)
Wトップが成立していて、ターゲットは赤いラインです。現在はターゲットをわずかに達成できず上昇中です。そろそろネックラインやセンターラインがあり上値が意識されやすい価格帯です。
EUR/USD(4H)
ボトムからやや強めに上昇してきました。勢いが強いので、Wトップのターゲットは未達成ですが「ほぼ達成」と考えても良さそうです。ただ、既にFR38.2%を達成しています。続伸する場合でも調整を挟む可能性が高いです。RSIに着目すると、あと1回の高値更新はありそうです。小さく調整して続伸後に調整入りするシナリオを考えておきます。
EUR/USD(1H)
短期ではトップに弱気なパターンが形成されつつあります。このパターンになると少なからず下落する可能性が高いです。直近の上昇に対するFR38.2%手前までの下落を想定しておきます。現在が調整の初動で、調整終了後は再び上を目指すシナリオです。ただし、次回の高値更新は浅い可能性を考えておいた方が良さそうです。
最後に、相変わらず強いポンドと、控えめなユーロの組み合わせユーロポンドです。
EUR/GBP
EUR/GBP(Week)
下落の勢いが強いです。先週も解説しましたが、目先のターゲットは着色した安値(Wトップのネックライン)や旧チャネル下限です。
EUR/GBP(DAY)
ここ最近は小さな動きですが、全体を見ると急落後に下値に張り付くタイプの調整をして現在ブレイクして下をトライ中という状況に見えます。ゆっくりとした動きですが、いつ下に勢いをつけてもおかしくない状況です。
EUR/GBP(4H)
下落中です。RSIは一時50を上回ったため、ダイバージェンスはリセットされたと考えて良さそうです。戻り売りを狙えそうな通貨ペアです。
EUR/GBP(1H)
強い勢いでPivotS2を達成してきました。この調子だとPivotS3まで下落してもおかしくなさそうです。S3で調整するようだとS3も下に抜けるかもしれません。とりあえず戦略はターゲットに向けての戻り売りが妥当そうです。
今日は以上です。
ドルストレート全体でドルが売られたことで、もともと強かったポンドはさらに強さを増しています。弱い通貨でポンドを買う戦略は目先では変わらずです。ユーロポンドだけでなくポンド円、ポンドオージー、ポンドドル全て注目です。
それでは今週も頑張りましょう♪