マーケット分析20190906

マーケット分析

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おはようございます。金曜日です。今夜は重要指標が多いです。
18:00にユーロ圏のGDP
21:30に雇用統計(アメリカ&カナダ)
25:30にFRB要人の発言
時間は把握しておきましょう。
相場の方は通貨ペアによっては流れができていますが、週末前でしかもイベント豊富である点、を考えると短期のトレードが良さそうです。いくつかピックアップしますが、ユーロとポンドで強弱に差ができつつあります。これらを中心に解説します。

EUR/USD

EUR/USD(DAY)

昨日は上昇しましたが長い上ヒゲで終わっています。トレンドは下なので調整が終われば戻り売りを検討したい通貨ペアでしたが、ここで調整が終わった可能性を考えておいても良いかも知れません。

EUR/USD(4H)

既に直近の下落に対するFR61.8%を達成しています。下落の初動がそこそこ強く、しかも日足で長い上ヒゲになっているので調整のトップをつけた可能性を考えておきます。仮に上昇したとしても高値更新が弱ければダイバージェンスがつきます。

EUR/USD(1H)

このまま勢いをつけてもPivotS1付近では止められる可能性が高いです。そこから続落前の調整の動きになれば再び売りを検討できそうです。

GBP/JPY

ポンドはクロス円を見てみます。ポンドドル上昇、ドル円上昇でポンド円はより上に勢いをつけやすい状況だからです。

GBP/JPY(DAY)

日足で直近高値を上に抜けたことで、いったん下落トレンドが終わっています。ただし、本格的な上昇を考えるには時期尚早です。あまりきれいではありませんがWボトムになっているので、とりあえずそのターゲットの135円手前までの上昇を想定しておくと良さそうです。

GBP/JPY(4H)

ボトムからはほぼ調整無く強い勢いで上昇しています。

GBP/JPY(1H)

直近では高値に張り付くような状態になっています。このまま三角形を上にブレイクする可能性もありますが、そうなるとRSIにはダイバージェンスがつきます。もう少し深めに調整してくれた方がトレードしやすいです。

EUR/GBP

EUR/GBP(DAY)

下落中です。まずは着色した安値付近がターゲットになりそうです。昨日の時点では週足で上昇するか下落するかの分岐点でしたが、徐々に下落の可能性が高まりつつあります。

EUR/GBP(4H)

まだ反発の兆候はありません。小さく調整を挟んで続落する可能性が高いです。

EUR/GBP(1H)

1時間足ではそろそろ下値限界感があります。いったん調整を待った方が良さそうです。戻りの目安として有力なのは現時点だと図に示したFR38.2%手前です。ジリジリと上値重く上昇するようだと売りやすそうです。

今日は以上です。
一昨日の解説で「FOMCは来週」という発言がありましたが、正しくは「FOMCは再来週」です。
それでは今日も頑張りましょう♪

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