マーケット分析20190710

マーケット分析

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おはようございます。
今夜もFRBの要人発言があります。そしてカナダは政策金利発表です。
引き続きドルが強い相場が続いていますが、ドルインデックスは目先の上値ターゲットを達成しています。ここからドルの上値が重くなる可能性を考え始めても良さそうです。トレードする上ではそれぞれの通貨ペアのチャートを見てチャンスを探しましょう。

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NYダウ

NYダウ(DAY)

青色で示した部分で上昇トレンドですが、徐々に上値が重くなってきています。次に高値を更新してもRSIには二度目のダイバージェンスがつきます。上値は限定的と考えるのが妥当です。

NYダウ(4H)

直近の上昇に対し61.8%をわずかに達成できず反発中です。青色で示した上昇トレンドは終盤と考え、複数のシナリオを準備しておきます。高値を更新できず下落するシナリオ、高値を更新後に反落するシナリオです。ちなみに、現時点で着色した安値を下に抜けるとトレンド終了となり、今後高値を更新した場合は一つ上の安値にトレンド終了ラインが移動します。

日経225

日経225(DAY)

大きく下落した後にオレンジ色で示したように上昇トレンドを形成しています。勢いが弱いため高値を更新できずに反落する可能性を優先的に考えています。既に61.8%を達成しており上値は重くなりやすい状況で、次の高値更新でダイバージェンスがつきます。

日経225(4H)

トップをつけてからの動きは続伸前の調整に見えています。調整のボトムの判断をしにくいですが、ダウがボトムをつけて上昇すれば日経もそれに連動する場合が多いです。トレンドは上なので買いで入るのも良いですが、高値更新後のパターン次第では絶好の売り場になる可能性があります。

ドルインデックス

ドルインデックス(DAY)

直近で強く上昇中ですが、昨日の動きで61.8%を達成しています。ここから上は重いと考えておくのが妥当そうです。反落するかもしれないし、続伸するにしても調整を挟む可能性が高いです。

ドルインデックス(4H)

既にダイバージェンスをつけていますが、まだ反落の兆候はありません。もう少し上値余地がありそうです。

USD/JPY

USD/JPY(DAY)

着色した高値を上に抜けたことで、ピンク色で示した下落トレンドは終了し、同時に上昇トレンドに転換しています。今後は下落全体に引いたFR61.8%の上までの上昇は考えられそうです。

USD/JPY(4H)

直近で二度のダイバージェンスがついているため、買う場合は調整を待ちたい状況です。

USD/JPY(1H)

まずは浅い調整の可能性から考えます。PivotS1とFR38.2% が近いため、まずはこの付近に注目です。

GBP/USD

GBP/USD(DAY)

ドルストレートを見る限りだと、主要通貨で最も弱いのはポンドです。直近で強く下落中です。

GBP/USD(4H)

エリオット波動をカウントすると3波の途中で、まだ反発の兆候は無いため3波が続きそうです。3波終了の目安として次の候補はFE261.8%付近です。そこまでは短期で戻り売りできそうです。

GBP/USD(1H)

直近のボトムで上昇の初動が大きかったため、ジグザグの可能性を描いています。

GBP/JPY

GBP/JPY(DAY)

日足レベルのシナリオは変わりません。

GBP/JPY(4H)

4時間足では調整をブレイクし、リトライも終了したような状況になっています。ここから下落再開となれば、最大でFE261.8%の134.00付近がターゲットになりそうです。

AUD/JPY

AUD/JPY(DAY)

弱いポンド円に対して、オセアニアやカナダのクロス円は現時点でやや強めです。豪ドル円をピックアップします。
直近でやや弱く推移していますが、ポンド円と比べると強弱の差が明確です。

AUD/JPY(4H)

当初はフラットから続伸するシナリオを描いていましたが、直近でやや強めに下落中です。ジグザグの可能性も並行して考えておいた方が良さそうです。FR61.8%とFE100%がほぼ同じ位置にあるので注目です。

AUD/JPY(1H)

短期的には戻り売りできそうですが、売る場合はポンド円の方が分かりやすいです。ポンド円を売りつつ豪ドル円は下で待ってみる戦略も良いかも知れません。

GOLD

GOLD(Week)

2週続けて長い上ヒゲになっています。ただ、現時点では反落よりは続伸前の調整の可能性を考えたい状況です。

GOLD(DAY)

日足で見ると高値圏で上下動しており、現時点ではペナントやアセンディングトライアングルに近いパターンを形成する可能性もあります。もし直近安値を下に抜けても底堅いようなら反発の可能性を考えたい状況です。

ビットコイン

BTC/USD(Week)

中期のシナリオは以前から変わらずです。エリオット波動をカウントし直し、現在4波進行中のシナリオを採用しています。高値圏で乱高下している様子を見るとペナントの可能性が高そうです。次の上昇は5波だと思われますが、まずは5波内部の1波(5-1波)と考えると良さそうです。

BTC/USD(4H)

そろそろ直近高値です。ここから一気に高値を更新に行く可能性も考えられなくはありませんが、そうすると早い段階でRSIにダイバージェンスがつくため上値余地が限定的になりやすいです。もうすこし時間をかけて調整した方が上昇しやすそうです。

BTC/USD(4H)

既にRSIにダイバージェンスがついています。価格帯的にもそろそろ上値が重くなってもおかしくないので、ここからはトップに形成されるパターンに注目です。反転パターンが形成されるようだと調整内部を売りで取ることができそうです。

今日は以上です。
以前と比べると少し難しい相場になっています。
それでは頑張りましょう♪

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