こんばんは。うちゅーじんです。これが2018年最後の記事です。
ビットコインFXのチャート分析です。いつも通りビットフライヤーFXチャートを使って解説します。
今日は週足チャートから見てみます。
去年の12月に最高値をつけて非常に強く下落した後はボラティリティが小さくなりながら横方向に推移してきました。そして11月に入ってからは再び下落し始め、12月中旬(先週)にボトムをつけ小さく反発しています。明確な反発の兆候はないため、ここから急上昇するような展開は考えにくいです。週足レベルで今後の推移を確認し、緩やかな上昇が続くようなら続落、そしてボトムに強気パターンが形成されるようならやや強めの反発を期待することはできそうです。詳しく解説します。
これは週足レベルで続落前の調整が形成された場合のシナリオです。上昇が緩やかな場合は続落の可能性が高まるので週足で形成されるパターンには注目しておきましょう。もし既に週足レベルでボトムをつけていたとしても、初動の後は深めの調整をすることが多いです。よって、続落の場合も週足レベルで上昇する場合も、どちらの場合もいったん下落する局面がある可能性が高いです。
もし今後週足レベルで安値を更新した場合、RSIにはダイバージェンスがつきます。ダイバージェンスは勢いの低下を示すものなので、単体だとエントリーの根拠としては弱いです。よって、ローソク足パターンなど他のテクニカルと組み合わせて使うのが良いです。図に示したようにダイバージェンスに加えローソク足の強気パターンが形成されるようならやや大きめの反発を期待できそうです。この動きになった場合はセリングクライマックスとなる可能性があります。
ここからはいつも通り日足を見てみます。
昨日は陰線で、今日に入ってからは少しだけ高値を更新するも現時点では陰線となっています。
日足レベルで進行してきた非常に強い下落の勢いは徐々に低下しています。ここからの下値余地はそれほど大きくない可能性が高く、今後の値動きによってはトレンド終了の兆候が表れてくる可能性もあります。
4時間足を見てみます。
4時間足ではボトムから上昇トレンドになっています。RSIにはダイバージェンスがついていますが、下値をSMAに支えられながら強く上昇中なのでまだ上値余地はありそうです。直近の高値圏では上下に長いヒゲを何本もつける状況になっており、短期足の乱高下を察することができます。基本的にはこの上昇トレンドが続くと考えておくのが良さそうですが、調整がやや深い点が気になります。
もし次に上昇したとして、高値の更新幅が小さい場合はそこがトップになる可能性があります。RSIには二度目のダイバージェンスがつきます。週足で解説した通り、大きな上昇は考えにくい状況です。トレードする上では目先のトレンドをフォローすることが大切ですが、上値を欲張りすぎるのは危険な状況です。1時間足を見てみます。
1時間足では高値圏で乱高下しています。上昇トレンド終了ラインの判断が難しく、○か□かで判断に困る状況です。高値圏での乱高下なので、とりあえず続伸前の調整だと考えておきます。エントリーできるかどうかは別です。続伸となった場合は4時間足で解説した高値の更新幅が小さいシナリオを思い出してみると良さそうです。そして下落した場合ですが、まずは○で示した安値に注目です。ここが短期ダブルトップのネックラインとなる可能性があります。もし○を下に抜けた後に短期足を見て、調整のようなパターンでネックラインをリトライするような動きがあれば続落を狙えそうです。ダブルトップのターゲットが□の安値付近にあるため、とりあえず□の安値を目先の下値ターゲットに設定しておくのが良さそうです。
今日の記事では15分足は省略します。
1年間お疲れさまでした。それでは皆様、良いお年を。
この記事は将来の値動きを保証するものではありません。投資は自己責任で行いましょう。