こんにちは～。今週は今年最初のFOMCがあります。
今回のFOMCでアメリカの金融政策に大きな変更はなさそうですが、今年最初ということもあり、将来的な出口戦略について触れられる可能性はあります。ドルインデックスを見る限りではまだドルには下値余地がありそうなので、基本は下を見ておくと良さそうですが、短期的に乱高下することはあるので注意です。
ドルインデックスから解説します。
ドルインデックス
ドルインデックス(WEEK)
以前にも載せましたが、もう一度載せておきます。中長期での下値ターゲットが2018年2月の安値です。赤いラインで示しています。このラインは長期Wトップのネックラインにもなっているのですごく強く意識されそうです。下に抜ける可能性も考えられなくはないですが、まずは支えられる可能性から考え始めるのが妥当です。支えられる場合、ターゲットに向かって徐々に勢いを落としながら下落する動きになることが多いです。青で示したような動きです。やや乱高下気味を想定しておいた方が良さそうと言うことです。
ドルインデックス(DAY)
オレンジ色のトレンドに着目すると、調整で既にFR38.2%手前の価格帯を達成しています。よって、ここから安値更新をトライする可能性は高そうです。ただ、安値更新後に下ね余地が大きくあるかと言うとそれは謎です。安値更新が浅くすぐに反発して乱高下し始める可能性を考えておく方が良さそうです。ドルストレートのポジションに関してはあまり長く持たない方が良いのかも知れません。
ドルインデックス(4H)
下落中です。FR61.8%下までは下値余地がありそうです。その後はFOMC前の様子見になりやすいので、現時点では短期のシナリオは考えないでおきます。
USD/JPY
USD/JPY(DAY)
日足のシナリオは以前から変わっていません。ピンク色のトレンドに注目していて、今回の調整ではまだFR61.8%を達成できていません。そして、ボトムからの上昇と比べて直近の下落が緩やかです。いったん上をトライしてFR61.8%上を達成に行く可能性は考えておいた方が良さそうです。
USD/JPY(4H)
難しい動きが続いています。下のFR61.8%を達成していれば次は上のFR61.8%をトライに行く可能性を考えやすいのですが、下のFR61.8%も未達成です。分岐点として使えそうなのがトレンドラインのみです。上に抜ければピンクのFR61.8%まで、このまま下がるようならオレンジのFR61.8%までと考えておくと対応しやすそうです。
USD/JPY(1H)
短期ではWトップになっています。PivotS1までは短期で下値余地がありそうですが、その先は分かりません。
EUR/GBP
EUR/GBP(DAY)
長期足H&S形成中で注目中の通貨ペアです。現在はネックライン手前で調整中です。まだRSIにダイバージェンスはなく、しかも安値圏に張り付いている状況なので下にブレイクする可能性を優先的に考えています。とりあえずペナントのようなパターンを形成するシナリオを描いていますが、パターンは変わるかもしれません。調整後に続落という点では同じです。
EUR/GBP(4H)
下をトライしましたがダイバージェンス&2BARを形成して反発しました。下落はお預けで、しばらく調整する可能性が高そうです。
USD/CAD
USD/CAD(4H)
直近ではオレンジ色の下落トレンドに注目です。調整が深く安値の更新が浅いので、次も浅くなる可能性は考えた方が良さそうです。ただし、長期足で見ると反発の兆候はありません。どこかで大きく下に抜ける可能性も考えられます。
USD/CAD(1H)
今日のうちだとPivotS1、下に抜けるとS2は遠いので、FR61.8%下までと考えるのが妥当そうです。
ビットコイン（BTC/USD）
BTC/USD(DAY)
FE100%をわずかに未達成ですが、ジグザグが終わった可能性を考えます。次のレジスタンスはオレンジのFR61.8%やトレンドラインです。そこを上に抜けると最高値をトライに行く可能性が高そうです。
BTC/USD(4H)
細かい部分に着目すると、先ほども言ったようにジグザグC波のターゲットFE100%をわずかに達成せずに反発し、その後の安値リトライでもFR61.8%をわずかに達成せず反発しています。下値ターゲット未達成で反発を続けるということは、それだけ買いが強いということなのかもしれません。今後の優先シナリオは青で示した通りです。
BTC/USD(1H)
今日のうちだとPivotR3までと考えるのが妥当そうです。
イーサリアム（ETH/BTC）
ETH/BTC(MONTH)
引き続きイーサは強くて、以前に解説した通り月足レベルのFRが上値ターゲットになりそうです。
週足以降は省略します。
今日は以上です。
それでは頑張りましょう♪
