こんにちは~。
相場は一転してドル買いになっています。
ただ、全ての通貨に対してドルが買われているような状況ではなく、ドルストレート全体を見ると、例えばドル円ではドル買い優勢、ドルカナダではドル売り優勢というように通貨によって強さが違っています。
普段にも増して、どの通貨ペアをトレード対象にするかの選択がトレードの難易度を下げるために大切になってきます。
USD/JPY
まずはドル買いの強いドル円です。
昨日の解説では青色で示した下落トレンドが続いてもう少し下のサポートまで下落するシナリオを描いていましたが、現時点で着色した高値を上に抜けており青色の下落トレンドは終了しています。
そして、短期足を見ると直近でジリジリとした下落になっています。この動きのままサポートに到達すると反発する可能性が高そうです。ボトムまでの間にサポートは大きく2カ所あって、FR38.2%手前とFR61.8%下です。
15分足を見るとまだ反発の兆候はありません。ローソク足の強気パターンやRSIのダイバージェンスなど、価格帯以外に何か根拠があるとエントリーしやすいです。
USD/CAD
多くの通貨でドル買いが強いですが、この通貨ペアではドルが売られています。ポジションがドル買いに傾きすぎる場合、対カナダでドルを売ってみる戦略は良さそうです。
短期足を見ると乱高下していてあまり手を出したくない印象を受けますが、レジスタンスとサポートを意識すると見やすくなると思います。現在下落中ですが、このまま一直線に下落するような状況ではなさそうです。あくまでドル買い相場の中で、ドルを売るチャンスがあれば手を出す通貨ペアだと考えておくのが良いです。着色した部分のように、トップをつけたかと思ったら再び高値をトライして下落に転じるというシナリオも考えられます。既存ポジションがある場合を除いて戻り売り待機が良さそうです。
次はクロス円です。昨日は豪ドル円を解説したので、今日はユーロ円を解説します。
EUR/JPY
ドル円でドル買い優勢ですが、ユーロドルでもドル買い優勢です。クロス円は迷走しやすい環境ですが、ユーロ円はもう少し下値余地がありそうです。
現在FR50%付近にあり、ペナントかディセンディングトライアングルのようなパターンを形成中で下値に張り付いています。いったん下をトライする可能性が高そうです。
三角形の内部で5波動が終了しつつあるので、そろそろブレイクしてもおかしくありません。ブレイクした場合はFR61.8%がターゲットになりそうですが、そこに至るまでのPivotで一時停止する可能性があります。また、ブレイク後のリトライがあるかもしれません。
どちらも考慮してシナリオを再び描くと、図のようになります。ブレイク後にPivotS1で支えられ三角形の下限をリトライ後に続落する動きです。
今日は以上です。
それでは頑張りましょう♪
10月は再びコンサルティングの月にするかもしれません。
決まり次第、連絡いたします。