こんにちは~。金曜日です。
昨日はユーロ中心によく動きました。
短期足を見るとどうしようもないような乱高下でも、中長期の時間足を見るとレジスタンスとサポートがよく利いていることが分かると思います。
優先順位は低めですが、ドル円をトレードされている方が多いようなのでドル円解説します。ちなみに、僕はできるだけ分かりやすい通貨ペアをみつけてトレードすることをお勧めします。
USD/JPY
相変わらず強い状態を保っていますが、RSIにダイバージェンスがつきました。かといって反落を考えるには根拠に乏しいです。短期的に調整を挟んで続伸する可能性を優先的に考えています。価格帯に着目すると現在FE100%の抜けたところです。とりあえず図ではFE138.2%をターゲットにしています。
1時間足でも小さくダイバージェンスがついています。まだPivotS1すら達成していないため短期的にはもう少し上値余地があるかもしれませんが、できるだけ調整を待ってから入りたい状況です。
15分足も見てみます。短期を追いかける場合でもしっかりと調整を待ちたい状況です。それほど強い状況ではないので、上昇してもPivotR1までと考えておく方が安全です。つまりR1達成で最低限のリスクリワードを確保できる位置にストップを入れられない場合はトレードしない方が良いということです。
EUR/USD
次はよく動きた後のユーロです。
週足です。過去にも解説している通り、ユーロドルは週足で見るとトレンドは下ですが、その勢いはどちらかと言えば弱いです。一本一本の動きに勢いがないだけでなく、安値の更新幅は小さく戻りも大きいです。
日足です。昨日は安値をトライしましたが大きく戻して陽線で終わっています。この動きを見る限りだとここから急落はしにくく、まもなく週足が完成することを考えるとしばらく上を目指す可能性が高そうです。ちょうど小さくWボトムが形成されつつあります。まだ未成立ですが、もし成立した場合はこのWボトムのターゲットが赤いラインとなります。FR61.8%のやや上にあるので、価格帯的にもちょうど良いです。
着色した高値がWボトムのネックラインです。H&SやWトップWボトムなどのネックライン付近でよくあるのは、抜ける前後で調整をする動きです。ジリジリ下落したり高値圏に張り付いたりするようだと続伸を狙って買えそうです。
1時間足では直近で調整中です。まだダイバージェンスはないので上値余地は十分にありそうです。
AUD/USD
次は上値が重くなりつつある豪ドルです。
トレンドは下です。ここ最近はセンターラインで上値を抑えられがちです。ちょうど現在センターライン付近です。
数日前まで強かった豪ドルですが、ここ数日はほぼ横ばいの状態です。上ヒゲも目立ってきており上値が重そうです。
4時間足ではトレンド終了の兆候と弱気なパターンが表れています。そろそろ下をトライしても良さそうな頃です。
トップに弱気パターンを形成し、現在は高値をリトライ中の可能性が高いです。既に38.2%を達成していますが、できれば61.8%まで戻るのを待ちたい状況です。
AUD/JPY
先ほどのAUD/USDと似ている状況です。トレンドは上ですがそろそろ調整入りする可能性を考え始めた方が良さそうです。価格帯的にはFE161.8%をわずかに達成していないため、短期的にはここを達成に行く可能性はあります。
今日は上をトライしてローソク足が弱気で完成するようなら短期で売りを検討できそうです。
EUR/AUD
下をトライして急反発しています。直近安値をターゲットと考えると価格帯的には達成しています。ユーロが強く豪ドルがやや弱めなので、しばらくこの通貨ペアは上を目指す可能性が高いです。
急反発後も強い状態を保っています。まだまだ上値余地はありそうです。
トレンドはまだ下ですが、この状況だと下落トレンドは終了しそうです。着色した高値を上に抜けるとPivotR1までは上昇する可能性が高いです。
今日は以上です。
次々とイベントを消化し、相場全体が徐々に分かりやすくなりつつあります。来週はFOMCで、それが終わるとよりトレードしやすくなるかもしれません。
それでは今日も頑張りましょう。そして良い週末を♪