こんにちは~。金曜日です。
昨日のECB政策金利発表&要人発言では、市場が期待していたほど真新しい材料はなく、ユーロは乱高下して終わっています。ちなみに来週は重要イベントが多めの1週間です。今日は少し解説して終わろうと思います。
まず、強さに大きく変化があったのはユーロと豪ドルです。短期で最も弱かったユーロの下落は止まり、強めだった豪ドルはサポートを下に抜けています。
AUD/USD
数日前にトップをつけて下落中で、昨日はトレンドラインを下に抜けました。豪ドルの弱さが戻ってきたかも知れません。
注目していたサポート(グレーの価格帯)で底堅い動きになりましたが結局は下に抜けています。下落の勢いが強いので、直近安値までの下落は想定しておいても良さそうです。
EUR/JPY
今日の終値で週足が決まります。現時点でダイバージェンスはついており、ローソク足も強気で終わるようなら一時的な底になる可能性も出てきています。
日足を見ると昨日は陽線にはなっていますが、ブレイクした調整をリトライしたようにも見えます。週足の完成を待った方が良さそうです。
EUR/GBP
下値ターゲットに到達せず反発中です。トップからの下落が4波目と考えると、5波に入った可能性はまだ考えにくいです。今後も調整が続く可能性を優先的に考えます。
昨日は一時的に大きく下落しましたが、その後の要人発言が期待外れだったため一転して急上昇しました。現在も上昇中ですが、あくまで大きな4波内部の動きだと考えておくのが良さそうです。調整の内部は乱高下しやすいです。
EUR/AUD
注目していましたが、H&Sのネックラインの上に戻ってきました。トップからのトレンドは下ですが、注目通貨からは外します。ユーロが下げ止まり、豪ドル安が戻ってきて、しかもパターンも不成立となっています。
GBP/AUD
こちらもいったん様子見にしていますが、やや上昇の勢いが強いかも知れません。週足の終値を待ってから判断したい状況です。
上値が重い状況ではありますが、下値も硬いです。この辺りは小さいFR61.8%と大きい38.2%があり強いレジスタンスになる価格帯なので注目しておきたいですが、週末前なのでトレードはしにくいと思います。
原油
直近でFR61.8%未達成で緩やかに上昇しており、もう少し下落しそうな状況です。
調整ブレイク後のリトライでフラットを形成しているように見えます。
調整終了からの下落を狙えるかもしれません。
今日は以上です。
ユーロの乱高下で意気消沈という方もいらっしゃるかもしれませんが、長く相場と向き合っているとこのような経験をたくさんします。そして資金管理の重要性を改めて実感します。まだロット計算をしていない方は必ずしましょう。
僕の個人的な経験からすると、短期~中期ではギャンブルのようなトレードをした方が圧倒的に勝てます。ただしそれを続けてもいずれ大きく負けます。
日々の利益は小さくなりますが徹底した資金管理のもとでトレードしましょう。
それでは良い週末を♪