こんにちは~。
ドルインデックス上昇中でややドルが強めの相場になっています。
ドル買いの影響でドル円はやや上昇、その他のドルストレートでもドルが買われています。
今まで下方向にトレンドができていたクロス円ですが、やや分かりにくい動きになっています。もう少し調整が続く可能性を考えておくと良いかも知れません。
今日は全体的に解説しようと思います。日米の株価、ドルストレート、クロス円、その他(あれば)の順に解説します。
NYダウ
トップから勢いよく下落中です。まだ反発の兆候はありませんが、直近安値があり200SMAがあり、サポートされやすい価格帯でやや強めに反発しています。続落するにしてもやや大きめの調整を挟む可能性が高いです。
ボトムから緩やかに上昇、と思いきや途中からやや勢いを強めています。少なくとも61.8%は達成に行きそうです。グレーで示した価格帯は小さい61.8%と大きい38.2%の間です。まずはこの付近でいったん下落する可能性が高いです。ただし、そこから安値を更新できるかは分かりません。再び上昇して上側のグレーの価格帯まで上昇する可能性もあります。現時点では考える必要はないです。今後を見ながら考えると良いです。
ちょうどPivotR1があるのでまずはこの付近を上値ターゲットと考えておくのが良いです。達成するころにはRSIにダイバージェンスがつくはずです。いったん下落する可能性が高いです。
日経225
直近の動きはダウと似ています。やや大きめの調整を挟む可能性を考えておいた方が良いかも知れません。
こちらも、まずは下側のグレーの価格帯に注目です。トレンドは下なのでいったん下落する可能性は高いです。ただし安値を更新できず反発して大きめの調整に入る可能性も考えておいた方が良いです。
直近で分かりにくい動きになっています。とりあえず様子見して、PivotR1付近でのパターン次第での売りのみに戦略を絞った方が良いかも知れません。
USD/JPY
日足レベルの下値ターゲットは変わらずです。
ボトムからやや強い初動で反発後に横方向に推移しています。この動きだけに着目すると続伸前の調整に見えていて、もうすこし上値余地があるように思います。よって、まずは図に示したように上をトライする可能性を考えておくのが良さそうです。この動きになればオレンジ色で示したトレンドは終了することになりますが、このような動きもよくあります。
このように、61.8%達成後に横方向に推移しています。こうなるといったん上昇する可能性を考えた方が良いです。エントリーできるかは別です。上昇したとして、その後はすぐに反落するかもしれないし、もう少し伸びるかもしれません。着色した高値に引き付けての戻り売りを検討しつつも、大きい調整に入る可能性も考えておくのが良いです。
EUR/USD
前に解説したようにウェッジで61.8%を達成してきたため大きめに反発する可能性は引き続き考えておきます。ただしトレンドは下です。
とりあえず上昇に引いた61.8%まで下値余地があると考えておくと良さそうです。
現在はダイバージェンスの後にヒドゥンダイバージェンスがついています。上からエリオット波動の推進波をカウントできて、現在が3波ならまずは浅い調整になる可能性を考えておくと良いです。
GBP/USD
日足レベルでは乱高下に近いような動きですが、直近の下落は強いです。とりあえず以前解説したように下値ターゲットも示しています。
下落が強いです。まだ反発の兆候はないし、ドルが買われている環境なので、基本的に戻り売りの戦略です。
まずは浅い調整を想定しておきます。
AUD/USD
既に下値ターゲットを達成しています。現時点でダイバージェンスがついていますが、もう少し下落するとダイバージェンスは解消されます。材料を見る限りだと米中問題のプラス材料が出てこない限り豪ドルは強くなりにくいです。今後の利下げを織り込みに行っている可能性もあります。
こちらでもダイバージェンスがついています。トレンドは下だし材料的にも売られやすい豪ドルですが、既に日足レベルで下値が硬くなる価格帯に入っていることもあり、分かりやすい調整が無いと売りにくい状況です。
まずは青色で示した短期の下落トレンドが続く可能性を優先します。戻りが深くなるようならシナリオ調整するだけです。
USD/CAD
ピンク色の高値から勢いよく下落し、その後にボトムをつけてからは緩やかに上昇しています。この図では見えませんが、ピンク色で示した上昇トレンドの途中なので高値更新する可能性もありますが、勢いが弱いのでまずは短期を優先したい状況です。
乱高下に近い状況です。下落しても下値は支えられやすい状況です。ただ、直近の動きを見るとそこまで下落せず上昇する可能性も考えたいです。
どちらも考えておいた方が良さそうです。現時点でトレードの優先順位は低めかもしれません。
次はクロス円です。クロス円は全体的に昨日も解説したので、今日は日足を省略して4時間足っから解説します。
EUR/JPY
調整中です。既にトップをつけた可能性も考えられるし、調整が続き61.8%まで上昇する可能性も考えられます。ここからの上昇に注目です。
ジリジリとした上昇となれば戻り売り検討、という戦略に絞った方がやりやすいかもしれません。そうでなければ様子見ということです。
GBP/JPY
こちらも調整の大きさがどうなるか、今後次第です。
浅い調整を考えつつも、急な動きで61.8%を達成に行く可能性も考えておくのが良いです。
AUD/JPY
38.2%から下落中ですが、勢いが弱くもう少し上昇しても良いような状態です。
ボトムからやや強めに上昇し、その後の下落は勢いが弱いです。トレンドは下なので戻り売りに変わりないのですが、もっと戻りを待ちたい状況です。このまま下落する可能性も十分にありますが、その場合はご縁が無かったとみなすのが良いです。上からスイングポジションを持っている場合は気にせず伸ばせそうではあります。
CAD/JPY
もう少し上まで調整が進むのを待ちたい状況です。昨日から変わりありません。
とりあえずフィボ61.8%とPivotR1付近に注目です。
あとは一部で人気のゴールドと、久々に原油を解説して終わります。
GOLD
月足ではしばらく大きな動きにはなっていません。直近4本のローソク足に着目すると、続伸前の調整から上昇し始めたようにも見えます。
ちょうど38.2%から反発しています。ただし油断は禁物で、月足も週足もまだ終値を迎えていません。
日足ではトップから下落トレンドです。現在は直近の下落に対する61.8%まで上昇して陰線になっています。今後は調整すれば再び上昇する可能性は高いです。
上昇に引いたフィボ38.2%手前やブレイクしたトレンドライン付近が意識されそうです。
原油
トップから下落中ですが、期待していたより勢いが強まりません。既にトップをつけた可能性を考えつつも、もう一度高値を更新する可能性も考えておいた方が良いです。
ただし、日足を見ると一昨日に上をトライするも上値を抑えられています。今後下に勢いをつけ始めるかもしれません。
今日は以上です。
それでは頑張りましょう♪