マーケット分析20190523

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こんにちは~。木曜日です。
相場は全体的に変わらずリスクオフです。ドルインデックスを見ると上昇中(=ドルが買われている状況)であり、円やスイスフランなどの安全通貨のドルストレートを見ると横方向の動きです。ドル円やドルスイス、そしてクロス円は中期的にはまだ下値余地がありそうな状況です。
明日の投稿はお休みするので、今日は全体的に解説しておきます。

NYダウ

NYダウ(DAY)

今まで解説してきた通りです。トップから勢いよく下落して反発中ですが、下落の勢いが強かったためこの上昇で高値を更新できる可能性は低いと考えておくのが良さそうです。もし今後オレンジ色のラインを下に割り込むとH&S成立の可能性を考え始める必要があります。

NYダウ(4H)

既にトップをつけた可能性も考えられますが、上昇の初動が強かった点を考えると、フィボナッチリトレースメント61.8%の上まで上昇する可能性は考えておいた方が良さそうです。

NYダウ(1H)

ただし、短期的には下落が強いです。最終的に4時間足で示した上値ターゲットを達成するにしても、その前に上昇全体に引いたフィボナッチリトレースメント50%や61.8%付近を達成に行く可能性の方が高そうです。

日経225

日経225(DAY)

こちらも今までの解説から変わりありません。ダウより弱い形なので、61.8%まで戻さない可能性があります。かと言って、既にトップをつけたと考えるにも根拠にやや乏しいです。

日経225(4H)

ボトムから緩やかに上昇し、フィボナッチリトレースメント38.2%を達成後に下落中です。トレンドラインは既にブレイクしているので、既に調整が終了した可能性も考えられますが、やや判断が難しい状況です。

日経225(1H)

トレンドラインをブレイクしてからは下落の勢いが強まっています。現在はボトムに包み足をつけて反発しています。複数のシナリオを考えておきます。短期的に調整を挟んで下落した場合はRSIにダイバージェンスがつくため下値余地は大きくない可能性が高いです。4時間足で示したようにトレンドラインをリトライするような動きになる場合は続落を狙えるかもしれません。

ダウと日経が連動することを考えると、これら二つの解説を比較すると矛盾があるように感じます。ただ、トレードする上ではそのチャートに従う方がやりやすいです。

ドルインデックス

ドルインデックス(Week)

こちらも以前から解説している通りです。ウェッジのような上値が重い形になりつつ61.8%を達成しています。これより上は重いと考えておくのが妥当そうです。

ドルインデックス(DAY)

直近で強く上昇中で、まもなく直近高値を更新します。まだ上値余地はありそうですが、どこかで調整を挟んで再上昇するとRSIにダイバージェンスがつきます。どれだけ上値余地があるかは疑問です。

USD/JPY

USD/JPY(DAY)

直近でボトムから上昇中ですが、ドル買い円買いの状況なのでじりじりとした動きです。この調子だといずれ下落しそうではあります。

USD/JPY(4H)

全体的にはじりじりとした上昇ですが、ボトムからきれいな上昇トレンドを描いています。直近でフラッグのようなパターンで61.8%を達成し反発中です。

USD/JPY(1H)

緩やかに下落しボトムにダイバージェンスをつけて反発中です。決してリスクオンの環境ではないため、ここから上昇したとしてもどこまで上値余地があるかは分かりません。PivotR1,R2や直近高値などのレジスタンス付近の動き次第では売りで入ることもできるかもしれません。

USD/CHF

USD/CHF(DAY)

大きな流れは上ですが、直近で弱いです。まだ下値余地はありそうなので、とりあえず61.8%を下値ターゲットと見ておいても良さそうです。

USD/CHF(4H)

あまり綺麗ではありませんが、エリオット波動をあてはめることができます。現在4波進行中と考えると、4波終了からの5波取りを狙えそうです。

USD/CHF(1H)

短期では難しい動きになっています。中途半端なところで入らないよう注意です。何らかのパターンが無い限りは様子見した方が良さそうです。

EUR/USD

EUR/USD(DAY)

ドルインデックスが上下逆になったような状況です。大きなウェッジ内で下落トレンドになっています。

EUR/USD(4H)

徐々に横に流れるような動きになってきています。ここ最近は乱高下しやすいユーロなので、図のようにまた上をトライする可能性を考えておいた方が良さそうです。

EUR/USD(1H)

ちょうどPivotR1があるので、この付近まで上昇すると売り検討しやすいです。

GBP/USD

GBP/USD(DAY)

ポンドは弱いです。まだ反発の兆候はありません。

GBP/USD(4H)

強く下落中で、まもなく78.6%を達成します。エリオット波動をカウントすると5波に入った可能性がある点と、既に2度目のダイバージェンスをつけている点を考えると、そろそろトレンド終期である可能性を考え始めても良さそうです。とは言ってもトレンドは下なので基本的には戻り売りです。

GBP/USD(1H)

ボトムに2barをつけ反発し、その後はじりじりと下落しています。短期的には上昇しそうな状況なので、図に示したようにジグザグ型の調整となる可能性を考えておきます。

AUD/USD

AUD/USD(DAY)

ポンドほどではありませんがすごく弱いです。78.6%をほぼ達成していますが、まだ反発の兆候はありません。

AUD/USD(4H)

方向は下ですが、戻りが浅いです。

AUD/USD(1H)

PivotS1から反発中です。ここから調整となれば売り検討できそうです。

USD/CAD

USD/CAD(DAY)

以前に解説したように、トップから強く下落した後に緩やかに上昇中です。週足レベルで大きく見ると上昇トレンドで、その内部のこの部分も上昇トレンドではありますが、現在の上昇はあまりにも勢いが弱いです。どこまで上値余地があるかは分かりません。
乱高下しながら調整し、昨日からボトムをつけ反発中です。とりあえず直近高値までの上昇を考えておきます。

USD/JPY(4H)

ドル買いの相場ということもあり押し目買いを狙えそうです。

USD/CAD(1H)

短期ではまだ上値余地がありそうです。短期足で上下動が大きくなりトレンド終了の兆候があれば調整入りする可能性を考え始めると良いです。図ではPivotR1から調整入りするシナリオを描いています。

クロス円も、ダウ日経やドル円の調整が終わり次第、再び下落し始める可能性が高いです。以前にも解説したものですが、日足の下値ターゲットだけ載せておきます。

EUR/JPY

EUR/JPY(DAY)

ボトムからきれいに調整しています。いずれ下落するとして、次の下落でRSIにダイバージェンスがつきます。下値ターゲットの61.8%もすぐ下にあるので、達成後は場合によっては買いも検討できそうです。

GBP/JPY

GBP/JPY(DAY)

ポンドも最低限の下値ターゲットは61.8%ですが、勢いが強いのでもっと下落する可能性はあります。とりえあず目先は61.8%と考えるのが良さそうです。

AUD/JPY

AUD/JPY(DAY)

こちらも、とりあえず目先は61.8%を目指すと考えておきます。

今日は以上です。
明日の解説はお休みします。この機会にぜひご自身で分析してみましょう。
それでは今日も頑張りましょう♪

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