こんにちは。うちゅーじんです。
ビットコインFXのチャート分析です。いつも通りビットフライヤーFXチャートに加え、今日はBitfinexのBTC/USDチャートも使いながら解説します。
まずは週足チャートの引用から始めます。
現時点ではこの上昇が本格的な上昇の初動なのか、あるいは続落前の調整なのかは分かりません。とりあえず週足レベルのレジスタンスを意識しておき、あとは短期足を見て目先の動きを取りに行くのが良さそうです。週足レベルのレジスタンスラインとして目立つのは約9カ月にわたって形成されたディセンディングトライアングル下限付近です。明確なラインではなく価格帯として見ておくのが良いです。図では下落全体にフィボナッチリトレースメントを引いていますが、こちらが意識されるのはまだまだ先になると思われます。
昨日に引き続き、日足より短い時間足はBitfinexBTC/USDチャートを使います。bitFlyerFXのチャートはヒゲが多く使いにくいためです。
BitfinexBTC/USD日足チャートです。解説は変わらないため引用します。
中期シナリオは先週末の記事で解説したものから変わっていません。（先週末の記事では分かりやすく着色して解説しています。）現在はボトムからエリオット波動の推進波が進行中で、現在は3-4クラスの調整に入っている可能性を考えています。よって、3-3波にフィボナッチリトレースメント引き、まずは38.2%(4828.36)付近から反発し3-5波に移る可能性を考えておきます。
4時間足を見てみます。
4時間足（BitfinexBTC/USD）です。昨日の解説では直近の下落に引いたフィボナッチリトレースメント61.8%達成後に下落する可能性を優先的に考えていましたが、50%で上値を抑えられ下落しました。現在はほとんんど横方向に推移しています。この状況が続くようなら続落の可能性が高いです。ただし、現在の状態がイレギュラーなフラット型に見えなくもありません。下をトライして跳ね返されるようなら急遽シナリオを調整する必要があります。日足チャートを見て分かる通り、3-4波クラスの調整で底をつけてもおかしくない価格帯を達成しています。1時間足を見てみます。
1時間足（BitfinexBTC/USD）です。下落後にボトムをつけて緩やかに上昇中です。このジリ上げが続けばいずれ下をトライする可能性が高いですが、下をトライした後の動きには注意しておいた方が良さそうです。図に示したように急反発してヒゲになる場合や2barのような反転パターンが形成されると、調整ブレイクが騙しとなる可能性が高いです。その場合は既に3-4波が終了した可能性も出てきます。しっかりとローソク足の終値を待って判断するのが安全です。もし弱い状態で完成すれば続落し38.2%付近が下値ターゲットになりそうです。15分足を見てみます。
15分足（BitfinexBTC/USD）です。今のところはジリジリとした上昇で、続落前の調整のような動きです。現時点でエントリーの根拠はないので、とりあえず様子見するのが良さそうです。図に示したように引き続きジリジリと上昇した場合、38.2%や61.8%達成時のトップの形に注目です。弱気なパターンが形成されれば短期で売り検討できそうです。ただし、1時間足で解説した調整ブレイクの騙しパターンには念のため注意した方が良さそうです。
この記事は将来の値動きを保証するものではありません。投資は自己責任で行いましょう。