こんにちは。うちゅーじんです。
ビットコインFXのチャート分析です。いつも通りビットフライヤーFXチャートを使って解説します。
週足レベルの解説は20190107の記事をご覧ください。
まずは日足チャートから見てみます。
昨日は小さな陽線でした。ここ数日間は大きく動かずほとんど横方向に推移しています。
日足レベルで進行してきた非常に強い下落の勢いは徐々に低下しています。ここからの下値余地はそれほど大きくない可能性が高く、今後の値動きによってはトレンド終了の兆候が表れてくる可能性もあります。以前に週足で解説した通り、安値を更新すれば週足レベルでRSIにダイバージェンスがつきます。
過去に週足の解説で使った画像を引用します。
もし今後週足レベルで安値を更新した場合、RSIにはダイバージェンスがつきます。ダイバージェンスは勢いの低下を示すものなので、単体だとエントリーの根拠としては弱いです。よって、ローソク足パターンなど他のテクニカルと組み合わせて使うのが良いです。図に示したようにダイバージェンスに加えローソク足の強気パターンが形成されるようならやや大きめの反発を期待できそうです。この動きになった場合はセリングクライマックスとなる可能性があります。基本的には下落トレンドが続くシナリオを考えておけばよいと思われますが、もし上図のように安値の更新幅が小さくローソク足が強気で終わる場合は急反発の可能性が出てきます。ここからは週足の完成形にも注目しておきましょう。
4時間足を見てみます。
昨日の記事から一部の解説を引用します。
4時間足ではトップからの下落トレンドを線で示しています。そして直近の下落の内部にはエリオット波動の推進波をカウントしています。現時点で○で示した高値を上に抜けているため、エリオット波動をカウントしている階層の下落トレンドはいったん終了しています。よって、ここからは大きく示した下落トレンドが続く可能性を優先的に考えます。
まずは、ボトムからの調整がフラット型になるシナリオを想定しておきます。図に示した二つのシナリオの下側です。ここから緩やかな上昇になった場合は特に注目で、1時間足で直近の下落に引いたフィボナッチリトレースメントで戻りの深さを測ることになります。
次に、ボトムからの調整がジグザグ型になるシナリオを想定しておきます。図に示した二つのシナリオの上側です。調整ABCのうち現在はB波が終わってC波に突入しようという状況だと思われます。ジグザグ型の調整の場合、A波とC波は推進波(勢いが強く、内部にエリオット5波動をカウントできる場合がある)です。もし上昇が強ければA=Cとなるライン付近で待機しておいた方が良さそうです。図に示したフィボナッチリトレースメント50%付近が目安となります。
もちろん、その他のシナリオも想定しておく必要があります。最終的に図に示したフィボナッチリトレースメント61.8%より上までの上昇は考えておいても良さそうです。今後の値動きによっては記事で解説します。
フラット型の調整となる場合は既に反落してもおかしくない価格帯に突入しています。しかし短期足を見れば依然として底堅く推移している状況です。1時間足を見てみます。
1時間足では○で示した部分で直近の下落に引いたフィボナッチリトレースメント61.8%を達成しています。トップに長いひげがついているものの、上昇の勢いがやや強い点と上昇後の下落の勢いが弱い点から判断すると、さらに上昇してもおかしくない状況です。ここからはフラット型の調整が終了して反落するシナリオも考えつつ、短期足でチャンスがあれば買い検討もできそうです。上昇した場合の上値ターゲットは4時間足で示した通りの二つです。ターゲットを達成する度にトップのパターンやRSIを確認するのが良いです。15分足を見てみます。
15分足です。ボトムから緩やかに上昇し、いったん下にブレイクするも支えられて急上昇しています。高値圏では長い上ヒゲをつけていますが反落することは無く現在も堅調に推移しています。もし今後、どこかのタイミングで□で示したような緩やかな下落が現れた場合はそれを続伸前の調整と考えることはできそうです。難しい動きなので様子見するか、事前に考えたシナリオ通りの場合のみトレードする方が良さそうです。
現在はフラット型で調整が終了するのか他のシナリオになるのか、という分岐点です。複数のシナリオを把握しておき柔軟に対応できるようにしておきましょう。
この記事は将来の値動きを保証するものではありません。投資は自己責任で行いましょう。