こんにちは、うちゅーじんです。
ビットコインFXのチャート分析です。いつも通りビットフライヤーFXチャートを使って解説します。
まずは日足チャートから始めますが、ここ最近は大きく動いていないため過去の解説を引用します。画像は最新のものを使います。
日足の下落トレンド終了ラインである○で示した高値が意識されており、その手前で上値を抑えられている状況です。単品購読される方のために昨日の記事をそのまま引用して3つのシナリオを解説します。既に短期的トップをつけたと仮定して3つのシナリオを解説したものです。
1つ目は下落するも直近安値を更新できず反発するシナリオです。このシナリオになると結果的に逆ヘッドアンドショルダーを形成することになります。逆ヘッドアンドショルダーのターゲットとフィボナッチリトレースメント38.2%が近い位置にあるため、目先の上値ターゲットはだいたいこの辺りだと考えておきましょう。
二つ目は下落するも直近安値を更新できず反発するが、逆ヘッドアンドショルダーのネックラインで反落するシナリオです。このシナリオの場合は日足レベルでレンジを形成するか、安値を更新するか、現時点では分かりません。
三つ目はここから大きく下落して直近安値を更新するシナリオです。このシナリオの場合、安値の更新幅はそれほど大きくならない可能性が高いです。
現時点ではどのシナリオになるかは分かりませんが、予め複数のシナリオを想定しておくと感情的に売買することが無くなります。ただし、上に示したシナリオが全てではないことに注意しましょう。4時間足で内部の動き見てみます。
4時間足は上昇トレンドです。ずっと述べている通り、ここ最近の押し目が深く高値の更新幅が小さいという特徴はトレンド終了の兆候です。昨日の記事では直近の動きが続伸前の調整に見えていると解説しましたが、その後の高値トライでトップに弱気パターンが形成されました。トレンド終了の兆候が確認されている状況でトップに弱気パターンが出現したため、ここからは今までよりショートが伸びる可能性が高まったのではないかと思います。□で示した安値を下に抜けるとダブルトップ成立なのでやや大きめに下落すると思われます。よって、まずは□で示した安値を下抜けできるかに注目しておきましょう。1時間足で内部の動きを見てみます。
1時間足ではトップに弱気パターンを形成後に大きく下落しています。現在は上昇全体に引いたフィボナッチリトレースメント61.8%を達成して長めの下ヒゲをつけている状況です。このフィボ61.8%が続落前の調整ラインになるようなら積極的にショートで入れそうです。調整かどうかは戻りの強さで判断しましょう。緩やかな上昇となる場合は特に注目です。そして戻りの深さについては15分足で解説します。
15分足ではトップから下落後に横方向に調整し更に大きく下落して下値を止められています。ここからは下落全体に引いたフィボナッチリトレースメントを引いて戻りの深さを測ります。図に示したように緩やかな上昇でフィボ38.2%付近へ到達する場合は、弱気パターン確認後にショートで入れそうです。上昇が強かったり、トップに弱気パターンが形成されない場合は61.8%付近まで待った方が良さそうです。下落した場合の下値ターゲットは、まずは4時間足で解説したダブルトップのネックライン(□で示した安値)です。そして次に上昇全体に引いたフィボナッチリトレースメント61.8%となりそうです。
分かりにくい動きが続いていましたが、長めの時間足で弱気パターンが形成されたことにより、少しわかりやすくなったような印象です。とはいえ、まだまだ分岐点です。無理せず分かりやすいパターンが出た場合のみエントリーするよう心がけましょう。
それでは、良い1日を。
この記事は将来の値動きを保証するものではありません。投資は自己責任で行いましょう。