こんにちは。うちゅーじんです。
ビットコインFXのチャート分析です。いつも通りビットフライヤーFXチャートを使って解説します。
まずは日足チャートから見てみます。
昨日のローソク足は陰線でした。今日に入ってからも続落し、直近の安値を更新しています。当初はもう少し調整が続く可能性(ABC-X-ABC)を優先的に考えていましたが、既にトップをつけていた(ABCで終わっていた)ということです。この安値更新によりRSIには二度目のダイバージェンスがつきました。日足レベルで進行してきた非常に強い下落の勢いは徐々に低下しています。4時間足で解説しますが、直近の調整が深かったためここからの下値余地はそれほど大きくない可能性が高く、今後の値動きによってはトレンド終了の兆候が表れてくる可能性もあります。ここから急上昇して日足で2barのようなパターンを形成するようなら急反発は考えられますが、そうでない限りは下落トレンドが続く可能性を優先的に考えておいた方が良さそうです。4時間足を見てみます。
4時間足では○で示したトップから緩やかな調整のような形で下落していましたが、徐々に下に勢いをつけ、最終的には日足の安値を更新しています。この安値更新により、下落トレンド終了ラインが□の高値から○の高値に変更されました。一つ前の調整(○で示したトップに至るまでの上昇)を見てみると、直近の下落に対して78.6%程度まで戻していることが分かります。深い調整になったということです。RSIに着目すると既に70を下回っています。ここから図に示したような動きで調整後に安値更新となるとRSIにはダイバージェンスがつきます。そうなると4時間足レベルで下値余地はそれほど大きくならない可能性が高いです。調整なく続落する可能性もありますが、それは短期足のトレンドが続きそうかどうかによって変わってきます。1時間足を見てみます。
1時間足では昨日の夕方ごろから下に勢いをつけて下落してきました。直近では小さく上昇していますが、まだ本格的な反発の兆候は見られません。よってもう少し短期足の下落トレンドが続く可能性が高いです。しかしここから安値を更新したとしても下値余地は大きくない可能性が高いです。15分足を見てみます。
15分足ではボトムをつけてからは緩やかに上昇し、続落前の調整のようなパターンを形成しています。既に38.2%を達成しているためトップをつけた可能性があります。ここから安値を更新しても1時間足でダイバージェンスがつくため、下値余地は大きくない可能性が高いです。その後も何度か下値をトライする動きがあるかもしれませんが、安値を更新しても浅く終わる可能性が高いです。もしここから下落して安値を更新できない場合は61.8%まで調整が進行する可能性があります。値幅を欲張らない方が良さそうな状況です。
それでは、よい週末を。
この記事は将来の値動きを保証するものではありません。投資は自己責任で行いましょう。