【コロナショック】リスクオフについてやさしく解説してみる

やさしいマーケット分析

新型コロナウィルスが材料(きっかけ)となり、マーケットは急で大規模なリスクオフに突入しています。経済に興味が無い方でも連日の株価暴落のニュースを耳にしていることでしょう。

リスクオフとは

本題に入る前に、基本事項を簡単に解説しておきます。なお、この記事はやさしく解説するというコンセプトなので簡略化してあります。

リスクオフとは、投資家が大きなリターンを求めなくなる状況のこと

リスクオフはリスク回避とも呼ばれます。言葉の通り、リスクを嫌う状況のことです。そして、リスクというのはリターンの振れ幅のことです。よって、リスクオフを言い換えると「リターンの振れ幅を嫌う」ということになります。つまり、リスクオフとは、投資家が大きなリターンを求めなくなる状況と考えると分かりやすいです。

投資家A
投資家A

この先どうなるか不安だなあ。大きなリターンは求めないから、とにかく資産を守りたいなあ。

リスクオフだと、円は買われやすい

世界には様々な通貨があり、それぞれ特徴を持っています。

例えば、持っているだけで多くの金利を得られるものがあります。100万円を持っておくと1年後には10万円も増えて110万円になっていると考えると想像しやすいと思います。このような通貨を高金利通貨と呼びます。

逆に、持っていてもほとんど増えない、あるいは減ってゆく通貨があります。現在の日本円はこちらです。銀行にお金を預けておいてもほとんど増えませんよね。このような通貨を低金利通貨と呼びます。

リスクオフの対義語をリスクオンと呼ぶのですが、リスクオンのとき、投資家は資産を高金利通貨にしたがります。逆に、リスクオフのときには資産を低金利通貨にしたがります。よって、リスクオフ時には高金利通貨が売られ低金利通貨が買われるという動きになります。

実際にはもっと難しい話があるのですが、やさしく解説するコンセプトの記事なので省略します。とにかく日本円は安全だという認識が投資家の中にあり、この先に不安を感じると円を買いたがるのだと考えてると良いです。正直、この辺りの内容を他者に完璧に教えられるほどの知識は僕にはありません。

うちゅーじん
うちゅーじん

投資家のみなさん不安だと思いますが、これからどうしますか?

投資家B
投資家B

豪ドル建ての投資信託なんかは解約しちゃおうかしら。とにかく今は資産を日本円にして持っておきたいわ。

投資家C
投資家C

私の人生でもパンデミックの可能性を考えるのは初めてのことだよ。とりあえず株式を売却して、その後についてはこれから考えようと思うよ。

このように、投資家は大きなリターンを求めない代わりにより安全な形で資産を持っておこうとします。ここでは日本円ばかり登場させていますが、スイスフランも安全通貨の定番です。通貨以外に目を向けると例えば貴金属も安全資産です。

うちゅーじん
うちゅーじん

ちなみに、新型コロナウィルスはあくまで『リスクオフに入るきっかけ』に過ぎないと僕は考えています。僕なりの言葉でより適切に表現すると、新型コロナウィルスが『相場を調整入りさせる最初材料になったです。新型コロナウィルスの件が落ち着いたら、次はそれに続くリスクオフ材料が出てくるかも・・・? 長く相場と向き合っているとこういうことは多々あって『わるいおとな』の存在を感じます。
あっ!誰か来たみたい。

ドル円のターゲットについてもやさしく解説してみました。(2020/12/04, 記事を分割しました)

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