おはようございます。うちゅーじんです。
ビットコインFXのチャート分析です。いつも通りビットフライヤーFXチャートを使って解説します。
まずは日足チャートから始めます。
昨日のローソク足はやや大きめの陽線でした。この上昇で下落全体に引いたフィボナッチリトレースメント23.6%を達成しています。日足レベルで進行してきた非常に強い下落の勢いは徐々に低下しています。
過去の記事でも解説した通り、値ごろ感で買うのは良くありません。非常に強く下落中なので、日足レベルで反発の兆候を確認できるまでは基本的に下方向を見ておいた方が良さそうです。現在はRSIにダイバージェンスがついた後にヒドゥンダイバージェンスがついている状態です。強いトレンド相場ではダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを繰り返しつけながらトレンド方向に動いて行く場合は多いです。希望的観測でトレードしないよう気をつけましょう。
4時間足を見てみます。
4時間足では解説の一部を過去記事から引用します。
4時間足では下落後にボトムをつけて反発中です。この階層のトレンド終了ラインは□で示した高値であり、ここを上に抜けるまでは下落トレンド継続です。日足に引いたフィボナッチリトレースメント(大きいフィボ)38.2%と□で示した高値がほぼ重なっているため、ここは非常に強く意識されるはずです。よって、中期的な戦略は□の高値に引き付けての売りになりそうです。次の下落に至るまでの調整の形はジグザグ型かフラット型を想定していますが、反発の初動が強めなのでジグザグ型(上の方)を想定しておいても良さそうです。
直近高値を上に抜けたことでフラット型の調整となる可能性はなくなりました。残るシナリオはジグザグ型の調整からの反落ですが、既にA=Cとなるラインをほぼ達成していて、価格帯的にはいつ下落が始まってもおかしくありません。トップには同じ大きさの陽線と陰線が並んでおり2barに近いパターンを形成しています。よって、既にトップをつけた可能性は考えられます。ただし、図に示したように一度だけわずかに高値を更新して反落する可能性は想定しておいても良さそうです。1時間足を見てみます。
1時間足では高値圏で上下動しています。RSIとCCIには2回目のダイバージェンスがついています。○で示した安値が短期的な上昇トレンドの終了ラインです。ここを下に抜けるまでは油断は禁物です。図には、この階層の上昇トレンドがもう少し続いて反落するシナリオ、そして既にトップをつけて反落途中のシナリオの両方を描いています。高値更新となっても上値余地は大きくなさそうです。ただしローソク足の完成形には要注目です。15分足を見てみます。
15分足では、直近で続落前の調整を下にブレイクしたような状況です。○の安値を下に抜けるまでは上昇トレンドですが、トップに弱気パターンがある点、そしてトップから下落後の上昇が緩やかな点から判断して下落シナリオの方が濃厚なように見えます。
既にトップをつけた可能性を優先しつつも、4時間足で示したようにどこかでもう一度高値トライがある可能性を考えておくと安全そうです。
それでは、よい1日を。
この記事は将来の値動きを保証するものではありません。投資は自己責任で行いましょう。