ビットコインFXチャート分析20180822

ビットコインFXチャート分析

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こんにちは、うちゅーじんです。

ビットコインFXのチャート分析です。いつも通りビットフライヤーFXチャートを使って解説します。

まずは日足チャートから始めます。

昨日のローソク足は陽線でした。今日に入ってからも続伸して陽線となっています。動きがあったことでチャートが少しわかりやすくなりました。今日の記事では二つの中期シナリオと、それらを見極める方法について触れてみます。普段は日足の後に4時間足の分析をしますが、今日はエリオット波動をカウントするために12時間足を見てみます。ちなみに日足ではなく12時間足を使う理由は、単に波動を確認しやすかったためです。

こちらが12時間足で下方向にエリオット波動の推進波をカウントしたものです。エリオット波動の考え方では推進波が終われば調整波が訪れ、再び推進波に突入するというのが一般的です。よって、一つの中期シナリオとしてボトムから現在までの動き全体が調整になっている可能性を考えておきましょう。

図に示すとこのような感じです。上値ターゲットとして有力なのは下落全体に引いたフィボナッチリトレースメント38.2%付近です。そしてジグザグ型の調整でA=Cとなるラインがフィボ38.2%の手前にあります。現時点で既に上値が意識されるラインをほぼ達成しているように見えるため、ここからの上値余地は限られているということになります。

ちなみに、一つ前のボトム(2018年7月)では逆ヘッドアンドショルダー形成からの上昇という優先シナリオを描いていました。こちらの記事です。

ビットコインFXチャート分析20180717
こんにちは、うちゅーじんです。 ビットコインFXのチャート分析です。いつも通りビットフライヤーFXチャートを使って解説し...

しかし、今回は調整後に続落するというシナリオを優先シナリオとして挙げています。7月のボトムと今回のボトムでは何が違うのかというと、直前の下落の強さです。下の図は日足で過去の下落と直近の下落を比較したものです。

過去の下落、特に二つ目の下落は緩やかで、見方によっては調整波の特徴があります。よって、ボトムでトレンド終了の兆候があれば大きめに反発するというシナリオを描くことができました。しかし、過去の下落に比べて直近の下落は急激です。よって、直近の下落は推進波の可能性が高く、その後は調整後に続落するというシナリオを優先シナリオとして挙げています。

とはいえ、シナリオを一つに絞ることは危険です。上昇するシナリオも想定しておきましょう。

あまり形はきれいではないのですが、今回も逆ヘッドアンドショルダー成立と考えると、ターゲットは図に示した通りになります。ちょうど下落全体に引いたフィボナッチリトレースメント50%付近です。

ここから時間の経過とともにどちらのシナリオが有力なのか徐々に明らかになってゆくわけですが、その見極め方を解説します。4時間足を見てみます。

この図に示したように緩やかな下落が始まれば、それを続伸前の調整とみなすことができます。もちろん調整の形はこればかりではありません。ペナント、フラッグ、その他いくつかあります。要は高値圏で調整のパターンが形成される場合は上昇する可能性が高まるということです。

逆に、高値圏で弱気パターンが形成される場合は優先シナリオに描いた動きとなる可能性が高まります。

今後のチャートの動きに注視しておきましょう。何度も言いますが、チャートパターンはローソク足が完成してから判断しましょう。

1時間足を見てみます。

1時間足では大きな陽線が形成されています。上ヒゲもほとんどなくきれいに完成しているため、普段なら調整後に続伸を考えたい状況です。ただし、その後のチャートがあまりきれいではありません。続伸する可能性はありますが、エントリーしにくいです。直近の上昇に引いたフィボナッチリトレースメント38.2%で下落が止められているため、何度か38.2%をトライして下値が固いようならパターンを探してエントリーできそうです。そうでない限りは様子見するのが良さそうです。15分足を見てみます。

15分足では大きく上昇後に大きく下落し、その後は横方向に推移しています。これを上昇後の調整と判断するか、下落後の調整と判断するかは非常に難しいところです。図に示したように38.2%をリトライして強気パターンが形成されれば高値を超えない前提でエントリ―できそうです。

8月中旬から難しい相場が続いています。短期トレード前提でエントリーしながら、中期シナリオが明らかになるのを待っても良さそうです。

それでは、良い1日を。

この記事は将来の値動きを保証するものではありません。投資は自己責任で行いましょう。

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